南部和也 『ネコのタクシーアフリカへ行く』

ネコの話で、一番好きなのはやっぱり、
南部和也 『ネコのタクシー』 と続きの 『ネコのタクシーアフリカへ行く』 だ。

ネコのことをよく知っている。
ふつう、物語を読むと、こうすればこうなる、と、こうしたい、という理屈と欲望があるが、
この話は、世の中そういうもんでもないのよ、そんなに捨てたもんじゃないのよ、っていうのが伝わってくる。
理屈と欲望にがんじがらめの本っていうのは、心はすさむし意外性はないしで、ちっとも良くない。
そういう意味で、この本は、すばらしい！！

フィッシュ・アンド・チップスは、胸が焼けそうだけどね。
（揚げ物のつけあわせも揚げ物なんて…。）




この写真は、２００３年１０月２７日、上の写真は同年１０月３０日撮影。
この年は、庭にラベンダーセージが繁茂していた。