これは原種のバラである。 中国南西部原産。 春しか咲かない。
今年はつぼみが4つしか付いていないので、貴重度が高い。
愛情度も高い。
ということで、つぼみからお付き合いください。
↑5月23日撮影。
飾り萼が面白い。 子房 (あとで実になるところ) が長めで、とげが生えている。
5月30日撮影。 もうすぐ咲きそう。
今朝、8時50分。 開いてきた。
11時。 咲いた!!
遠目にもあでやか。 花は4~5cmくらい。 ベイビー・ラブと変わらない。
微香と書いてある本もあるけれど、うちのはわたしには香りは感じられない。
こんなに素敵なら、香りがなくても許す!
めろめろである。
夫も、「中国の赤いバラ」、と呼んで愛でている。
何しろ、今年は4輪しかないのである。
今年は夏の管理もよくして、来年はもっともっと花付きがよくなってほしい。
蛇足だが、ふつう 「中国の赤いバラ」 といえば、
ロサ・キネンシス (中国のバラという意味) の血を引く、チャイナの系統のことを指す。
(チャイナの赤いバラもほしいのよ~。)
ところで、新芽はこんな風だ。 5月23日撮影。
萎れているわけではない。 触ってもふにゃふにゃしていない。
こんな風にお辞儀をして、葉の裏のとげがずらりと並んでいる。
これは、葉にタンポポの綿毛がついていたところ。
これは、葉に水滴がついていたところ。
ロサ・モエシーの葉はよくはじく。
ほかのバラと一緒に、液肥を噴霧器でかけても、みんなころころと落ちていってしまう。
小さくて丸い小葉がたくさん並んでいて、青みがかっていて、マットな葉は、
茶色の茎とコントラストがついていい。
ちーさん、写真ステキい~!!
ヒネリなくていいです。
愛だよ、愛