≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

博物館明治村へまた行った。その3(鉄道寮新橋工場(機械館))

2023-04-20 17:36:05 | 展覧会に行った話
博物館明治村へまた行った。その2(SL名古屋駅) よりつづく

見晴らしのよい SL名古屋駅 から出て下りてすぐのところは 鉄道寮新橋工場(機械館)だ。外観は撮り忘れた、すみません。ちゃんと建物にも注目するんだった。  ←明治村HP 鉄道寮新橋工場(機械館)
もともとは鉄道整備工場だったが、今は明治期の機械が展示されている。

鋳物の重厚な雰囲気がたまらない。トヨタ産業技術記念館 で見た G型自動織機 を思い出した。

↑↓活版印刷機。



キャプション。
製造年:明治42(1909)年 製造者:株式会社東京築地活版製造所 寄贈者:日本国有鉄道札幌印刷場
型式:四六半裁 段車式、能力:30枚/分






乗車券印刷機。 乗車券用なだけあって、通し番号をふるために1枚1枚違う数字を印刷できるらしい。
ちなみにさっきから背景にちらちら写っているごついのは蒸気槌(1881年製造)。スチームハンマーともいう。



キャプション。
製造年:昭和3(1928)年以降 製造者:国友鉄工所 寄贈者:日本国有鉄道
鉄道寮にちなんでか、二つの印刷機は国鉄から寄贈されたものだ。






ミーレ式活版印刷機。



別角度。



キャプション。
製造年:明治44(1911)年 製造者:ミーレ社(アメリカ) 寄贈者:株式会社大東社






活版手引印刷機。 これはまた、上の印刷機と比べるとずいぶん可愛らしい。



キャプション。 製造年不明、製造者不明

最近 香月美夜『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』 に はまっているので、印刷機に目が行ったよ。





みちのく渦巻ポンプ。



キャプション。
製造年:明治45(1912)年 製造者:合資会社國友機械製作所 寄贈者:株式会社荏原製作所
長さ1,882mm 高さ1,765mm 幅1,442mm 吸込口内径縦382mm 内径横352mm 吐出口内径380mm



機械遺産 であるとのこと。






津田式羽二重織機。



キャプション。
製造年:明治40(1907)年 製作者:松尾工場 寄贈者:津田米次郎

鉄道寮新橋工場には繊維関係の機械もたくさん展示してあった。特に木綿を紡ぐ国産の紡績機「ガラ紡」が2台置いてあるのがよい。そういえばトヨタ産業技術記念館には稼働できるガラ紡があったっけ。

印刷機や繊維関係の機械のほかに、もっと基礎的な蒸気機関や平削盤などもあった。 「写真紀行 旅おりおり 鉄道寮新橋工場」が置いてある機械について分かりやすい。





そして謎のこれ↓ キャプションが見当たらなかった。 ガラスの型?




   博物館明治村へまた行った。その4(宇治山田郵便局舎) へつづく




 

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