閲覧の皆様おつかれさまです!!
浜田です!!
三月最終の月曜日の東京です。
先日「日本橋三越」に商談に伺った際の事。
新館B1入り口に店内装飾が美しくされておりました。
「杉浦非水」氏の作品です。
杉浦非水氏(1876-1965)は日本で最初のグラフィックデザイナー、モダンデザインのパイオニアとして知られる方です。
1908年(明治41年)から三越の専属嘱託社員として斬新なデザインをPR紙の表紙デザインやポスター図案などに取り組み、看板デザイナーとして活躍されたそうです。
見事な装飾だと思いながら心奪われました。
時代のアールヌーボーを感じながら、色あせない鮮やかなデザインを堪能した今日この頃です。
・・・・・さてさて。
鎌倉巡りの続きになります。
円応寺を後にして江ノ電を乗り継ぎ「長谷」にやって参りました。
最初のお目当ては・・・・・
「長谷寺」です。
「長谷寺」の開創は奈良時代の天平八年(736)となります。
鎌倉有数の歴史あるお寺になります。
拝観料400円を払ってこちらの門の先には・・・・・
あたり一面花々が咲き乱れる庭園になっております。
(この時は梅が美しく咲いておりました)
四季を通じて花が絶えることのない「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれる事も納得です。
その美しさにただただ感動いたしました。
その後本堂にある本尊「十一面観世音菩薩像」を拝顔致しました。
(こちらは撮影NGとなります)
日本最大級(高さ9.18m)の尊像で、全身が黄金に輝いております。
とにかく息をのむほどの雄大なお姿に感動しました。
この「十一面観音菩薩像」ですが、二人の仏師が一本の楠(クスノキ)から二体の「十一面観音菩薩像」を彫り上げて、一体を「奈良の長谷寺」に。
もう一体を「有縁の地に現れて人々を救うように」と海に投げ入れられたそうです。
その一体が15年後、三浦半島の長井の浦に流れ着いたことから鎌倉に遷座され、長谷寺が創建されたのだと伝えられているそうです。
観音菩薩では珍しく「錫杖」を持っている事から「長谷型観音」と呼ばれております。
錫杖は、その清らかな錫の音であらゆる衆生の厄災を祓い、悟りへと導くとされているところから、
(TVで紹介されたパワースポットの巡り方通りですが)
円応寺で「閻魔大王像」の前で懺悔した心を、こちらの「十一面観音菩薩像」の前で新たな決意を立てて、次の目的地に向かう事に致しました。
鎌倉巡りは続きます。
閲覧の皆様も機会あればぜひ訪れてはいかがでしょうか・・・・・
・・・・・今日のつぶやき・・・・・
いよいよ春ですね・・・・・