五橋の西側で、二十三夜堂の見守る北目町には、明治10年創業のお店がある。
二十三夜堂から、北へ向かって通りを行くと、琴や三味線の「熊谷楽器店」が見える。
その隣で、店頭に明かりの灯る看板と、暖簾を掛けているのが、その明治創業のお店。
2009年、店頭にこんな貼り紙があった。「132周年記念 132円の商品を132円で販売」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ea/39fde707efd878a3a7014861c29579fc.jpg)
このお店は、村上屋餅店。
名物は、もちろん美味しい「づんだ餅」だが、伝統の餅菓子だけでなく、新たな味の菓子も工夫して作っている。
春の兆しが見え、宮城イチゴが出始める時季には、村上屋さんでも「いちごミルク」の張り紙が出る。
それは、イチゴを使った餅菓子だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/94/e4097ae4643f3cdf462ade19f6d6f0a6.jpg)
真ん中に、みずみずしいイチゴが入っていて、香り豊かで爽やかな餅菓子。白あんやお餅など和菓子の素材と、いちごとミルクの洋菓子の味わいが調和していた。
この時季、いちごチョコレートの大福も作られている。イチゴの香りが、チョコレートで引き立ち、洋菓子を餅で包んだような、新しい味わいであった。
どちらも、イチゴ大福とは、また一味違う。
お餅の中に、時代に応じた長年の店の意気込みも包まれているように思った。
※追記:今も同じ場所で営業。伝統も新たな一工夫も共に、長年親しまれている店の味は続いています。
二十三夜堂から、北へ向かって通りを行くと、琴や三味線の「熊谷楽器店」が見える。
その隣で、店頭に明かりの灯る看板と、暖簾を掛けているのが、その明治創業のお店。
2009年、店頭にこんな貼り紙があった。「132周年記念 132円の商品を132円で販売」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ea/39fde707efd878a3a7014861c29579fc.jpg)
このお店は、村上屋餅店。
名物は、もちろん美味しい「づんだ餅」だが、伝統の餅菓子だけでなく、新たな味の菓子も工夫して作っている。
春の兆しが見え、宮城イチゴが出始める時季には、村上屋さんでも「いちごミルク」の張り紙が出る。
それは、イチゴを使った餅菓子だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/94/e4097ae4643f3cdf462ade19f6d6f0a6.jpg)
真ん中に、みずみずしいイチゴが入っていて、香り豊かで爽やかな餅菓子。白あんやお餅など和菓子の素材と、いちごとミルクの洋菓子の味わいが調和していた。
この時季、いちごチョコレートの大福も作られている。イチゴの香りが、チョコレートで引き立ち、洋菓子を餅で包んだような、新しい味わいであった。
どちらも、イチゴ大福とは、また一味違う。
お餅の中に、時代に応じた長年の店の意気込みも包まれているように思った。
※追記:今も同じ場所で営業。伝統も新たな一工夫も共に、長年親しまれている店の味は続いています。