日々是口実~引っ越し版~

Yahoo!ブログから引越してきました。更新の予定は。。。

藤巴と黒餅

2009-12-21 21:09:17 | その他
イメージ 1
今日、12月21日は戦国武将、黒田長政の誕生日だという。

黒田長政は永禄11年12月3日(1568年12月21日)姫路に生まれる。父は言わずと知れた、秀吉の参謀 黒田孝高(如水)。
関ヶ原の戦いで一番の功績を上げ、筑前福岡藩に入封、黒田家は幕末まで在封する。キリシタン大名。

黒田家の家紋、「藤巴」紋は主家であった小寺氏(播磨国御着城主)ゆかりの紋。

また「黒餅」紋も使われている。これは長政の命の恩人、竹中重治(半兵衛)の紋。

「黒餅」の紋は「石持ち(こくもち)」に通ずる為に好まれた紋。重治は戦で矢を射られた時、懐に入っていた餅にあたり命拾いをしたために家紋にしたという。

いずれにしても、恩ある人の家紋を使用しているあたり、なかなかいい話である。

ちなみに福岡県の民謡、黒田節も黒田家に由来する。

久しぶりの日本海

2009-12-20 12:39:57 | 鉄道
イメージ 1
今日はわくわくドリームの日。

前回のわくドリは幕が出てなかったので、リベンジってことで撮影に。

雪が積もると、撮影ポイントはクルマが選ぶので東能代駅へ。

踏切が鳴ったので、クルマから出て構えるとローズピンクの車体が・・・。

「ん?日本海?」なんと4時間遅れの到着。この雪の中、走ってきたんだね~。乗客も心なしか疲れているように見えた。

おもわず、小柳ルミ子のお久しぶりねを口ずさんでしまったのは言うまでもない。

あれ?肝心のわくドリはどこいった???

北の駅から

2009-12-19 21:56:51 | 鉄道

イメージ 1


久しぶりにフリーな土曜の夜。


なにをし・よ・う・か・なと考えてたら、やはり鉄分補給でしょう!ってことで、2022レあけぼのを狙いに、森岳駅へ。


久しぶりの電車&バルブで舞い上がっちゃって、クルマはあらゆるカーブでダンシング状態。長靴運転はアクセルワークがシビアです。


駅には紳士が一人、あけぼのを待っていました。軽く会釈を交わしホームへ。


あの人は、旅行に行くのか、家族の待つ家へ帰るのか、はたまた・・・なーんてまた妄想が始まる。


夜汽車っていいよねぇって感慨にふけっている所へ、踏切音が響く。


うっすら見えるヘッドマーク、いい感じだ。かじかんだ指でシャッターを切る。絶品頂きました。


缶ビールを飲み談笑しているグループや家族が窓越しに見える。この旅がいい旅になりますように。


余韻に浸っていると、背後から殺気が・・・。「ピィッ」と軽く一吹きしてカモレが通過。びっくりしたぁ。


いいの撮れたんでない?なんて思って家で見てみると・・・露出オーバーでした(泣)


こりゃ通わないといかんなぁ。



イメージ 2





I’m an old LEXUS

2009-12-18 14:36:31 | クルマ
イメージ 1
昨日、5回目の車検から戻ってきました。不具合なし、まだまだイケます。

思えば11年前、熟考に熟考を重ねて選んだクルマ。そうそう簡単に手放せません。

ショートオーバーハングにロングホイールベース、このスタイリング、未だに惚れ惚れするなぁ。

コンパクトボディーにしてFRレイアウト。「ハチロクの再来か」なんて言われ、日本カー・オブ・ザ・イヤーまでもらったのにイマイチ流行らなかったのは、1.3tを越える車重に扁平タイヤ、NAの非力さも原因か。

ボディにはキズが増えてきているけど、そのぶん思い出も増えているんだ。

惚れこんだ分、飽きもこない。これは女性もおんなじだ・・・。な~んてねっ!(笑)。

こうなりゃエンジン死ぬまで、一緒に居てもらいましょうか。

カスパール・ハウザー事件

2009-12-17 20:54:53 | 歴史
イメージ 1
と言われてもピンとこない人のほうが多いかな?

今日12月17日は、「謎の野生児」カスパール・ハウザーが亡くなった日。カスパールは19世紀最大の謎といわれ、ドイツ中を騒がせた人物。

1828年、バイエルン王国ニュルンベルクに突然現れたカスパール。
幼児のようにヨチヨチ歩き、言葉は3語しか話せなく、夜は座ったまま眠る。
ロウソクの火を指でつまんでやけどしたり、鏡に映る自分にビックリしたりと、奇妙で無知な少年で「野生児現る」と有名人になった。そんな彼は、高貴な家柄の落とし子だと噂になる。
1833年12月14日、謎の男に左胸を刺され、3日後の17日に亡くなった。いや、消されたのだ。

彼の死後、バーデン大公国の王子だという説が唱えられた。その根拠は以下の通り。

バイエルンの隣国、バーデン大公フリードリヒには、先妃カロリーネとの間に3王子、後妃ルイーゼは4子女をもうけた。
フリードリヒ大公の子カールには、夭折した第一王子がいて出生年、体の母斑の位置がカスパールと同じ。
第一王子の死亡時の解剖記録には母斑の記述がない。
その後、大公家には不審な死が頻繁におこり、ルイーゼの子に公位が巡ってくる。
王子が生まれる3日前、ある家に男の子が生まれ、その子は洗礼名簿に出生登録されているが、死亡年は記されていない。
また、その父親はルイーゼの会社の工員だったが、のちに宮廷勤めに大出世しているので、この赤子と王子ががすり替えられたのではないか。
カスパールの夢に出てくる紋章が、生まれてすぐに移されたバーデン大公国ボイゲン城主の紋章と同じ。
その後に幽閉されていたと思われるピルザッハ城から、カスパールが記憶していた部屋と同じ構造の隠し部屋が見つかった。
そこには、幼い頃に遊んだ2頭の木馬もあった・・・等々。

次々と有力な証拠が出てきたというが、あくまでも仮説。いまだ真相は謎のままだという。



写真はカスパール・ハウザーとカール大公。似ていると思うのだが・・・。