今年初めて理科の専科になった私。いろいろと初めてのこともたくさんあります。
5年生の「もののとけ方」の学習が終わろうとしていますが、子供たちに「ガラス棒はビーカーに当てないようにかき混ぜます。」とは言いましたが、実験に夢中になってくるとあちこちで、「かちかち。」と音がします。知ってはいましたが、まあいいかと知らんぷりをしていたところ、ビーカーの底がガラスに削られて白っぽくなってしまっておりました。
これはやはり私の責任・・・
ガラス棒の先にはゴム管をはめていましたが、ぐっと押さえるとガラス棒が直接ビーカーの底に当たります。そこで、市販の物のように5mmほどゴムをはみ出させて、しかも先を斜めに切ってみることにしました。斜めに切るのが思いの外むずかしい。
そして、いざ付け替えようと古いゴムを外すと・・・・。
ガラスの先が角張っていたり、かけていたりと無残な状態。誰だこんなのを作った奴は!ということで、自分で新しく作ってみることにしました。
■■■ガラス棒の作り方■■■・・・・・あくまでも自己流・・・・・・
①ガラス切りで切り目を入れて、折る。
②ガスバーナーであぶる。
青い炎が、ガラス棒の先からオレンジの炎にかわる。ガラス管ならこの頃に、曲げることができます。
③オレンジの炎の向こうに、ガラス棒の先端が赤く色づくのが見える。
だんだん柔らかくなってガラスの角が丸くなってくる。そのままにしていると重力方向に垂れてくるので、ガラス棒をできるだけ立てて、回しながらまっすぐに整えて、ゆっくり冷やす。
※急に冷やすと砕け散ります。当然ですけどね。ご注意を(きっとどなたかのお役に立つと祈りながら)
出来映えはなかなかだと、自画自賛。少しかけたガラス棒もかけたところがわからなくなりました。これなら多少当たっても、ビーカーの底が傷つくことも多くはあるまい。自画自賛。
どうでしょう?