最近、銀行の「ご利用明細のお知らせ」を見て、とんでもないことに気付いた。
今年2月にアマゾンオーディブルの無料体験 を申し込んでいたが、一回も使わないうちに
すっかり忘れてしまっていた。無料体験期間が切れた後、どうやら自動入会扱いに
なったようで、6か月にわたって毎月1500円ずつ自動振り込みをしていたのだ。
明細などいつも見ないので、今月になるまで気づかなかったというお粗末な次第。
腹が立ったので(自分の愚かさに)、即解約しようと思ったのだがこれがまた難しい。
ネットで解約方法を検索してどうにかこうにか解約できたのだが、何とも腑に落ちない。
そのあとネットで返金請求した人の記事を見て、私も負けじと現在メールで
課金されたぶんの返金を請求してはいるのですが、はたしてどうなることやら……。
いずれにしても無料体験→自動入会という図式は他にもいろいろあるようで、
それ自体噴飯もののシステムではあるが、よく読まなかった当方にも
幾許かの責任はあるのだろう。
「只より高いものはない」今後はこれを肝に銘じようと思っている。
>本題へ
いつものように高尾山口にある自動車祈祷殿に駐車してケーブルカーに乗った。
少し歩くと浄心門。ここはくぐらず左下に降りて3号路へ向かう。
(心が不浄なのは久しく門を潜っていないせいかもしれない。)
モミジガサの花。マクロでみると造化の妙に気づかされる。
イヌショウマはキンポウゲ科の花。9月中旬のこの時期はやっと咲き出したばかり。
こちらはオオバショウマのようにも見えるが……。葉を見落としたので不明。
薄暗い山道沿いに咲くマツカゼソウ。花は小さくいかにも頼りなげだ。
この時期奥多摩の低山ではキク科の花が多く咲くように思える。
コウヤボウキ
背丈の大きいシラヤマギクはヨメナと対のムコナの異名も持つ。
群生しているのはユウガギク?それともヤマジノギク?もしくはカントウヨメナ
私には全く同定できないので一括して山菊としてしまおう
ガマズミの真っ赤な実
この時期花は少ないのであっという間に3号路から5号路に入っていく。
アキノタムラソウはシソ科の花
これは嬉しい、バアソブの花だ
ヤマホトトギスもあちこちで見かける
大きな葉の陰に見え隠れしている蔓性の花はヤブマメという。これはまだ若いが
もう少しすると淡紫色に変わる。
5号路から日当たりのよい山道に入った。
ヒョウモンチョウの仲間
この紫黒色の細かい花をつけているのはセリ科のノダケという花。
図鑑によると実にはカレーのような香りがあるのだという。
一株だけ見つけたクサボタンはまだ蕾が多い
富士見展望台付近までやってきた。ススキが穂を咲かせすっかり秋の風情だ。
丈高い草の中にネジバナを見つけた。
ヤマハギの葉っぱの上にいるのはクツワムシだろうか
こちらはナンテンハギ
一丁平まで登ってきた。
小さな白い花を咲かせているのはしそ科のイヌトウバナ
キンミズヒキもたくさん咲いている
やっとお目当ての花のひとつシモバシラに出会えた。
この花は冬にもう一度霜柱のシモバシラとして楽しむことができる。
これは私の2014年のシモバシラの記事。
アキカラマツはキンポウゲ科の花。花全体が雄蕊のような変な花だ。
日当たりのよい処にはツリガネニンジンの花が多い。この株は随分と背が高かった。
午前11時、城山頂上に到着。行楽シーズンのせいか陽とも割と多く
平日はいつもやっていない茶屋が営業をしていた。
都心方面は薄いガスで視界が悪い。心地よい風がまずススキを揺らしてから
私のところまでやってくる。
頂上のすぐ下にあるカエデの木。この木は例年どの木よりも早く紅葉する。
高尾山の紅葉は11月中旬過ぎから始まるので、随分とせっかちな木だ。
下山は東海自然歩道に沿って相模湖方面に下った。
途中木の根元におかれていたコケシ。これは何かの呪いに使われたものだろうか。
因みに釘の跡はなかった。
随分前から見かけている地蔵と首だけの地蔵
山道を降り切った先の水田ではヒガンバナが咲き始めていた。
弁天島にかかる橋。流れる川はもちろん相模川。
私はここからの風景を気に入っている。
津久井湖に流れていく下流の雰囲気もとても良い
この辺で。