<前回からの続き> 宿に泊まった翌朝、起きたのは6時少し前。
窓を開けると雨の音がした。暫く布団の中でぐずぐずして6時半やっと沼に出かけた。
歩いているうちに雨は止んできた。
昨日見たハクセキレイだろうか、同じ蓮の枯れた茎の上にいる。
宮城北部のこの時分の日の出は6時半ごろだから、せめて6時には宿を出なければ
いけなかった。塒立ちはとうに始まっていたようだ。
それでもまだ次から次へと飛び立っていく。
一頻り大きな羽ばたきの音が聞こえてきた。
飛び立つときの大きな群れは、鳴きかわしながら小さな群れになって
思い思い餌場の方へと飛んでいく。塒立ちの栗原市公式チャンネルのサイトはここ。
湖面に残されたのは白鳥とカモたち
ハジロカイツブリの番
カワアイサ
そしてカワウたち
厚かった雲の切れ間から日が差してきた。オオハクチョウの家族がゆっくりと泳いでいる。
遠くて写真ではわかりにくいが、ミコアイサの群れだ。
沼のほとりの樹の枝にはトビが一羽。
怪しげな色をした湖面が次から次へと色を変えていく。。
この辺で。