最近、NHKスベシャルで放映された「シリーズ人体」はNHKにしては久しぶりに
見ごたえのある内容だった。今までの人体に関する固定観念が全く覆される思いで
驚きとともにほぼ一時間見入ってしまった。
このシリーズは全8回で半年にわたって放送する予定(詳しくはここ)。尚10月13日の
時点では既に2回分が終わっており、次回の放送は11月5日(日)9時からでタイトルは
「”脂肪と筋肉”の会話がメタボを治す」となっている。
肥満気味の私にはこれはとても見逃せない内容だ。参考までに28年前にもタモリのMCで
「驚異の小宇宙 人体」というタイトルで放映されている。これは6枚セットのDVDにもなっているが、
税込24624円とかなり高い。なおアマゾンでは19503円と少し割り引かれているが、それでも
私にはとても買えそうにない値段だ。
今回はタモリと山中教授のダブルMCということでより一層番組の魅力を増している。
受信料を払っている人は少しは元が取れますよ。
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フレグラントアプリコット 米(1999)は名前がこのバラの特徴を表わしている。芳香性のある(プレグラント)
アプリコット(アンズの果実)色のバラ。
神代植物公園では10月7日~31日まで秋のバラフェスタが催されている。
期間内ではガイドツアーやコンサート、バラの香りを楽しむ早朝開園などたくさんのイベントが組まれている。
1984年にドイツで作られたブルーリバーはとても香りの強いバラ。ブルーとはいうものの
もちろん青色ではない。BLUEROSEは英語では不可能を意味するという。サントリーが開発した
青いバラは遺伝子組み換え技術を利用して作ったもの。
フランスのチャールストン(1965)は咲き始めていくに従って、黄色から赤へと変化していく品種。
バラには見えない蔓性のデンティベスは1925年イギリスで作出された。サーモンピンクの花色をした平咲きの品種。
花弁の縁が波立っているのが特徴。
黄バラは数々あるがアンソニーメイアン(仏 1990年作出)は輝くような鮮明な花色で美しい。
日本で作出された「かがやき」はミスターローズといわれた鈴木省三(京成バラ苑所長)が
1970年に作ったバラ。
同じく1973年に鈴木省三が作った朝雲(あさぐも)
ムーンスプライトは1956年アメリカで発表されたフロリパンダ系のバラ。
バラの香り7種類の中でミルラ香を持つ。もちろん私には残念ながら嗅ぎ分けられない。
バラ苑の中にあるオブジェ
ホワイトマジック 1988年米。清楚で控えめとはこのバラのためにある言葉。香りも控えめだ。
1964年米 アメリカズジュニアミス。名前とバラの若々しい女性らしさがマッチしている。
1983年仏 テキーラ。酒の名前の付いたバラは外にカクテル、サマーワイン、ウイスキー、ブランディー
などがあるそうだ。
ファンファーレ米、1956年。
このシックな色をしたバラはモナリザ、独(1980)。
クイーンエリザベスはアメリカで1954年に作られ、79年に殿堂入りした名花。
1974年ドイツのタンタウ社で作られたジャニナ。花の表面は橙色で裏は黄味を帯びている。
フリージアは。1977年独コルデス社で作出されたフロリパンダ系の芳香の強いバラ。
アビゲイルは1988年独。女性名でもともとは「侍女」を意味し、アビガイルとも表記される。
ネットで見かける画像はもう少し薄いピンク色のものが多く、神大バラ苑の株は赤みが強いようだ。
お終いはあのアンネフランクの名のついたバラ。1960年ベルギーで作られた。
バラフェスタの早い時期に行ったので早咲きのバラが中心だった。
この辺で。