ベトナム・ホーチミン市で生きる。ふも・ふもまろの足音 buoc chan cua Fumomaro.

ふもまろのひび
Moi ngay cua Fumomaro.
ベトナム・ホーチミンシティの下町から

てんき

2009年08月03日 01時29分57秒 | ベトナム生活
ふもまろです。

もうベトナムにきて早3年と2カ月が経ちました。

大学時代から付き合っていた妻と結婚し、まもなく子供もできる予定です。

10年滞在している人と比べれば、まだ新人みたいなものですが、

3年を記念して、ベトナムについて語ろうと思います。

3年経過して分かったこと、交通マナーが悪い。(←早く気付けよ!)

これは妻の妊娠がきっかけですが、やっぱりバイクは危ないですね。

ですので、近々車を買う予定でいます。

雨の中、単独でこけてダンプにひかれるよりましです。

3年経過して分かったこと、素直な人が少ない。

これはベトナムで働いたことがある人なら分かると思います。

純粋な人は多いですが、素直な人はなかなかいないですね。

いたとしても、できる人か、単なるお人良しか。

ベトナムで仕事をする上で大切なこと、それは我慢ですね。

日本語を話せようが、英語ができようが、必ず言い訳を言いますから。

日本人同士だと言い訳は、口答えみたいで、良くないですよね。

それなら謝って反省してのほうが気持がいい。

でもベトナムだと永遠に言い訳から始まる。

そういう時は決まって、「君のことわかってるから、次から注意してね」と言います。

ただ悪いことを注意しないのも、ダメなんですよね。

そんな時は将来的なこと、メリットを伝えたうえで叱ると、

良く聞きますよ。彼らも成長はしていきたいですからね。

3年経過して分かったこと、これは大卒レベルですが、

日本の3流大卒と比べても、ちょっとという時があります。

私は自慢じゃないですが3流大卒です。ただ義務教育から高等教育、

大学教育を受けてきましたが、応用能力があまり高くないように思います。

例えばシャンプーやリンスの封の開け方、お菓子のビンの開け方、

日本人でさえ初見のものであっても、ベトナム人には開けられず、

私は簡単に開けてしまうというようなところがあります。

これは教育方法の違いにあると感じます。

日本では、理科だと実験をしますよね。

ベトナムでは実験はしないんですよ公立の学校だと。

また掃除もベトナムではお手伝いさんがやることで、

会社で掃除をやらせようとすると、掃除の人がいるのに何でやるの??

と喧嘩腰で構えてきます。日本で普通なことが、ベトナムでは不通になります。

ですので何をするにも、1から教えないと理解してくれないんですよ。

私はある程度分かってきたのでいいのですが、ベトナムに来たばかりの人だと、

日本人同士だと、「ここまでやってくれるだろう」と期待して任せると、

実際には全くやってくれなくて、心の病気に罹ってしまう人結構います。

実際に私もそうでした。そんな時にベトナム人から学んだこと、

それは自分の気持ちをしっかりと伝え、後は忘れるということですね。

やはり彼らが言う分、こっちもはっきり言わないとダメですよ。

今日は少し長くなってしまいましたね。

それではまた今度。