チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

最後のとき2

2011-10-15 | 日記

この画像は今年2月、震災の前にチャー君が起こした24歳のミラクルジャンプです!震災前には、体調が悪いながらもここまで元気だったんです!

狙いを定めて 

   3年ぶりのジャ~~ンプ!!

日付が7月9日に変わって、点滴液を身体中の細胞の隅々から搾り取るような、身体の中にある全てのものを出すような、お腹が背中にくっつくのではないかと思うような大量の水分を吐ききり、次も同様に1回目で出し切れなかった残りのものを1回、合計2回の嘔吐、そしてその後、待ちに待ったきらめくチャー君の臭いつき大量のシッコが3回も!

********チャー君の腎臓、肝臓が機能し始めました。ついで、力むチャー君!!これは体力から考えて危険と判断し、もう少し体力が戻ってからと力むチャー君をなだめて力むのを止めさせたことを、今ではとても後悔しています。

力むことは腎臓、肝臓から解毒の順番で腸の蠕動運動が始まり、チャー君の身体は解毒のために排泄物を外に出すという最終の解毒の機会を奪われたことになります。もしこのときに、ママが力みを止めていなければチャー君の身体はスムーズに解毒が完了し、内蔵の活動が再開し今頃はチャー君ライフを満喫していたかもしれません。。。

または、力んだことで体力が弱っていたチャー君の心臓が、急激に活動を止めるほうへ行ったのかもしれません。。。

チャー君が助かる唯一の方法だったと、何であの時に力みを止めたのかと、、、残念で、ママの判断の鈍さに、考えるととても悔しく断腸の思いが。。 *************************************************************************** 

身体中のものを出しスッキリしたチャー君。その後のチャー君はスッキリしたのと引き換えのように、口のクチャクチャとそれに伴う軽い痙攣発作が頻発してゆきます。痙攣が頻発しているので抱っこができません。しかし、脚先のツボとマッサージだけはずっと続けていました。

チャー君は元気な時のように、熟睡し覚醒したときは伸びをし、風の通り道では目を細めて気持ちよさそうにお手手をクニクニしながら横になっています。とても気持ちよさそうなのが伝わってきます。

何と言っても目の力が一層増したような感があり、目が子猫のような輝きになっていました。しかし、水も食事も受け付けないチャー君にママは話しかけていました。

何で食べれないのかな?猫神様へ戻ることを、今回はママたちに邪魔されないぞという強い意志があるのかな?あの(Xデー)時は邪魔しちゃったね~。そういえば、2,3日前からウトウトしているママの周りに猫ちゃんたちがきているけど、トラ君、ジュニア君ラッキーちゃんたちが迎えに来ているのかな?他、今までの出来事や、楽しかった思い出。

ママの中には、チャー君の身体がシッコをしても食欲が出ないことの絶望と、チャー君のミラクルを信じて疑わなかった相反するものがあり、勝気なママはその弱気な絶望の部分を認めようとしません。

10日になっても食欲がなく、しかし、元気な時とまったく変わらない様子のチャー君。チャー君にはもしもの時を考えて更に話ました。

チャー君が次に生まれ変わる時も、ママの元にくるという約束ができるんだったら猫神様の元に行ってもいいよ!約束ができないんだったら行かせない!と。。

猫神様へは、それが約束できるんだったらチャー君を旅立たせます!と。。


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。