チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

仕切りなおし

2011-04-05 | 日記

本日4/4、東京は快晴。チャー君の散歩を少1時間公園で実行。

緊張のためか、日光浴はそこそこにママの膝の上に座り、周りを見回すチャー君。様子を伺いながら、地面に降りて用心して歩き、止まりまた歩き。立ち止まりあたりを見回すチャー君。身体が少し震えだし、ママに抱っこ。ママの膝の上に座り・・の繰り返し。しかし一声大きな声で鳴きました!

公園で周りを見回すチャー君、身体が縮んで緊張してます。

現在住んでいるアパートの通路、駐輪場は「自分のテリトリー」という意識なのか、軽やかに脚を運びそのスピードは中々のものでした。リラックスしているようで、身体ものびのびとして歩いています。

 

 現在住んでいるアパートの通路、駐輪場から始まったチャー君の公園デビューまでの散歩過程。初めから仕切りなおしです。明日もこのリハビリを続ける予定です。

襲われたことで、チャー君が少し大人になったような、社会性が出てきました。今までは苦労知らずの怖いものなしで、何も考えずに行動していたのが、今回のことをきっかけに、外と内の違いがわかってきたようです。それが歩き方にはっきり出てきています。緊張感も少し出てきて毎日の行動にもキビキビしたものが!以前より数段元気になっています。感謝です!もしかしたらもしかして、25歳の誕生日を迎えられるかもです!!

アパート周りを散々歩きまわったおかげで、すっかり満足し、水晶クッションを抱っこして爆睡しています!

*****震災について*****

震災から2週間後の出来事で、現在は原発の立ち入り禁止区域でのこと。避難した人が残したペットたちが空腹のため、自衛隊を見つけたら付いてまわり、犬に関しては鎖につながれたままになっているとのこと。なんとか、せめて食事、水を与えてあげられないのものでしょうか。被爆量から考えて、近い将来死が待っています。人間のあらゆる問題でペットどころではない!ということでしょうが、ペットの支援をされている方たちで、何とか解決できないのもでしょうか?死んでゆくものに、最後のはなむけはできないものでしょうか?現地の方に問い合わせをしていますが、大変お忙しいようでお返事がありません。 


チャー君襲われる-その後

2011-04-04 | 日記

お騒がせしました。メールとコメントまでいただき感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

疲れて水晶クッションの上に寝入るチャー君 ※こんな寝方ができるようになり、以前より身体が柔らかくなっています!

昨夜は抗生物質の影響、極度なストレス、菌が身体に入った場合を考え、痙攣がいつおきてもいいように痙攣シフトを組んで就寝。本音は、これでチャー君のミラクル人生もエンドを迎えるかもしれないと覚悟を決め。

早朝、チャー君を確認しようとチャーベッドをみるとチャー君がいません。。どこ??慌てて狭い家の中を探すと・・食事をワイルドな食べ方で今まで以上にワッシワッシと食べている後姿が!!

実は、チャー君は猫から噛まれた経験は今回が初めての経験。ご紹介してますように、先輩猫から可愛がられ、召使さんからも目の中にいれても痛くないというくらい可愛がられ、大人になってトラ君との生活になってもトラ君がチャー君をことごとく庇い、ママがチャー君を叱る際もトラ君はママに威嚇していたくらいです。。いままで、チャー君は全てにおいて周りがオールYES!

事情があって獣医さん併設のペットホテルに合計1年くらい預けていたときも、そのペットホテルでは獣医さんがチャー君をとても可愛がって、獣医さんのお家に住むという特別待遇を受けていたようです。※ホテルから引き取ったときには、ママたちは他人という対応ぶりでした。

昨日と同じように家中、敵がいないかチェックをするチャー君。襲われたことがトラウマにならないよう、昼間公園に散歩へ。いつものような日向ぼっこはせずに、敵のチェックをしながら公園を歩き回り、歩くのを止め周りの様子を伺うチャー君。歩くチャー君の側に付き添いながら、「チャー君ママはここにいるよ、大丈夫だよ」と声をかけながら約1時間。当然、雄叫びはなし!恐怖で身体も震えることはなく、一安心です。

襲われたことにより、チャー君の生体がまたまた復活しました!押川氏、山中先生、大変お世話になりました。大変な事態だったことは重々承知しています。しかしママは復活したと超ノー天気な考え方をしていて・・すみません。。

・遠くに猫の姿を見ると「ファーッ」と威嚇を! ほとんど目が見えていなかったのが、少し見えるようになったんです!

・オシッコもニオイが薄れてきていましたが、2日、3日のオシッコの臭さといったら・・・スゴイです!ついでウン〇の中規模祭もあり!

・脚の運びが断然スムーズになってます。

これは、アドレナリンの分泌で一時のものでしょうが、感謝!!です。

免疫の機能向上の観点から、適度の緊張がないとバランスが悪くなり免疫の機能が落ちてきますので、襲われたことは幸い軽い怪我で済み、極度の緊張を強いられましたが「良し」と!

*****シロちゃん*****

こんな大きな身体でいかつい顔をしていますが、それはそれはカワイイ声で鳴きます。応援会員2号さんがおっしゃるように、やきもちでチャー君を軽く噛んだようです。シロちゃんは、ご近所の飼い猫には全員この噛みの一撃を入れています。しかし、それでも皆からこの上なく可愛がられている猫ちゃんです!毎晩お泊りするNさん宅の猫ちゃんは、シロちゃんがくると押入れから出てこないそうです。寝ている枯葉ベットはシロちゃんのためにここだけ枯葉を残しているものです。チャー君が元気ならば、家の子として迎えいれたい猫ちゃんです!


チャー君襲われる2

2011-04-03 | 日記

ウーーッと唸り声をあげつつ「ファーッ」と威嚇するチャー君を抱っこして急いで家へ。ママの急ぎ足に合わせて「ウニャッ」と相変わらずかわいい声で鳴きながら後ろについてくるシロちゃん。これ以上ついて来ちゃダメ!とシロちゃんに言い聞かせ小走りで家の中へ。

まず、傷が無いかチャー君の身体中をチェック。どこにも傷が無いので一安心!しかし、チャー君は恐怖で身体中が震えています。

チャー君は首の後ろと横を噛まれたみたいで、シロちゃんの菌がチャー君に入ったら取り返しのつかいないことに・・・・。まずその部分を熱湯で拭き次に、残っていたシルバーフォースで同じところを拭き上げ、もう一度傷がないか入念にチェック。

ありました。人間でいえば二の腕の一番上のところに。パックリと1cmくらい毛皮の皮膚が血も出ずに切れています。。。菌が今のチャー君の身体に入ったら、確実に死が待っています。焦りと恐怖と悲しみが一挙に襲ってきて。しかし、ママがしっかりしなくては!気を取り直してとりあえずシルバーフォースをその傷にかけて押川氏に電話。

ママ: どうしましょう。。シルバーフォースをつけましたが。。※かなり泣きが入っていました。。

押川氏: 菌が怖いので傷を水で洗い流して、シルバーフォースをつけて。

ママ: シルバーフォースは古いんですが。。

押川氏: 用心で病院に行ったほうが良いよ。シルバーは明日AM着で送るから。

チャー君の傷を水道でジャバジャバ洗い流し、チャー君の上半身は水浸しに。

山中動物病院へ電話し、急いでくるようにとのこと。驚いた召使さんも仕事を切り上げ帰宅。タクシーで山中動物病院へ。

どうしたの?何でのら猫に噛まれるの?とチャー君を診察しながら事情を話したら、呆れ顔で「気をつけなきゃ」の一言。。その言葉にはしっかりママへの叱責が。。

抗生物質をうち、手術の準備。チャー君には麻酔はできない(老齢のため)ので傷口を一瞬で縫うからねとのこと。

手術の準備をしていた山中院長が、ハタと手を止め「この子は身体を舐める?」との質問を。

もちろん、ママは自信をもって「生まれてこのかたほとんど自分でグルーミングはしたことがありません!」

じゃ、接着剤で傷口をくっつけるね!とのことで簡単に手術が終わり帰宅の途へ。

チャー君は怯えてまだ身体中が震え、時折ウーーッと唸り声を上げています。家に帰ったとたん、恐怖からか、家中の隅から隅までくまなく敵がいないかチェックしながら歩き回るチャー君。チャーベッドに乗せても直ぐに降りて家中を歩き回るチャー君。抱っこをすると少し落ち着きますが依然身体中が震えています。抱っこをしても拒否して何度も何度も家の中をチェックして歩き回るチャー君。ママは側で「大丈夫だよ、チャー君。これからも何の心配もないんだよ」と声をかけ。今夜はチャー君のアドレナリンの分泌が収まるまで待つしかありません。

やっと落ち着いたのは2日の午前1時くらい。ペーストをいつものようにワッシワッシ食べ、水をたらふく飲み、自らチャーベッドへ。

すっかり忘れていたママの噛まれた脚は腫れて、気がゆるんだのか痛みが急に襲ってきましたが一応消毒をしているのでそのままに。

チャー君、ママ、召使さんの長い長いエイプリルフールの1日がやっと終わりました。


チャー君襲われる1

2011-04-02 | 日記

大変な事が起きてしまいました。。

チャー君がシロ君から襲われて、左前脚の上部のところが切れてしまい。。

本日、山中動物病院で緊急にその傷口をふさぎました。

4/1ママのお仕事はお休みで昨夜からチャー君には、明日は早くから散歩に行こうと話、11:00から公園に出かけいつもの日光浴。12時過ぎに、地域猫に食事をあげる男性とチャー君のこと、地域猫ちゃんのこと、震災にあっている動物のことを話終わり、チャー君の雄叫びが始まりかけたので地域猫がほとんどこない、お稲荷さん横の公園に移動。

そこはシロちゃんのテリトリーですが、今年になりシロちゃんはすっかりチャー君を受け入れて、チャー君の散歩、雄叫びを了承していました。しかし公園内でチャー君が歩く時には、直接の接触を避けるように常に用心していましたが。。

今日のシロちゃんは不安なのか、しつこいくらい身体を撫でてと要求していました。実はシロちゃんは鼻がぐずぐずしていたので、3/30に山中動物病院から薬を処方してもらい、シロちゃんが夜お泊りするNさんにその薬を食事に入れてくださいとお願いしていました。

お稲荷さん横の公園に来た私たちを見つけ、シロちゃんがママの足元にゴロンと横になりお腹を見せお手手クネクネを。「チャー君を歩かせてね」とお願いすると、公園の入り口に行き、道行く人に身体を撫でてもらっていたシロちゃん。

チャー君の散歩と雄叫びが始まり、常に用心していたママでしたが、道路で大きな音がしたのでそちらに注意がいった瞬間、ママの後ろまで迫っていたシロちゃんがチャー君を襲い!

シロ君はチャー君の首の後ろを噛み、ママが直ぐに引き離しましたがチャー君も攻撃態勢をとり爪をシロ君にかけ。。

その後、興奮したチャー君はオシッコを勢いよく飛ばし、怒りを表す「ファーッ」を連続して発声。お包みでチャー君を包んでも「ファーッ」といい続け身体を触ると更にその声は唸りに変わり。。

チャー君大丈夫だよと声をかけていると、シロちゃんがママの足を思いっきり噛みながらの猫キックを受けてしましました。とにかく急いで家に帰りチャー君の状態をチェックしなければなりません。帰る途中も「ファーッ」とチャー君のアドレナリンは全開に。。


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。