ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

DAY4 Paris~London ※余談1つ追加 ※補足追加

2015年01月13日 14時55分38秒 | お出かけ
1/7の夜中に仕事をしていたらネットの速報にてパリでの事件のことが流れてきた。
そういうことと隣り合わせの国であることを改めて考え、ホテルのフロントのおじさんの顔が浮かんだ。
「みんな仲良くすればいいんだよ」

そして、自動小銃等を持ち迷彩服(赤のベレー帽着用:)を着た軍の方たち(2~3名のチーム)に何度か遭遇したことを改めて思い出した。

事件が起こった中・・・
能天気なことを書くのもどうかという気持ちではあるんだけど・・・
記憶は記憶として・・・
そして、自分が安全な旅が出来たことをに感謝して。。



DAY4 19/12/2014
朝、煙草を吸いに出る際、昨晩のフロントのおじさんは交代で帰られるところだった。
「昨日はありがとう。パリを楽しんでね」
と握手。
「良い1日を!」

朝はホテルから少し歩いたところのカフェにて。
クロックマダムを頂きました!美味しかった☆
(量が多いので、やはり同僚とシェア(笑)。朝からそんないっぱいポテト食べられないよー(笑))

朝のピガール駅(ホテル)界隈の街
信号機と建物の雰囲気が可愛かったので(笑)


どうも手ブレが多い。。


おしゃれなメトロの入口。
おしゃれ過ぎて・・・見逃すこともしばしば・・・(苦笑)




地下鉄のホームには、8番の路線の地下鉄は「こっちだよ」と足跡マークが貼ってある。
乗り換えたい地下鉄の番号を見つけたら、その足跡マークに従って歩けば良い。
しかし、工事中の駅などもあり、足跡を辿っても辿り着けない駅もあった(笑)



シテ島にやってきた。
ノートルダム寺院。



パリの事は何も調べて行かなかったので、帰ってきてから失敗したなー。と・・・
ノートルダム寺院・・・
裏側が・・・かなり格好良かった。。
裏側にも回ってみれば良かった。

ノートルダム寺院近くの公衆トイレ。一人用。
待っている間に、先に並ばれていたカップルの方がトイレの利用方法を教えてくれた。
「このライトが青になったら使えるのよ」って。
使用が終わると一旦扉が閉まり、クリーニング。(20秒くらい)
扉の向こうで、シャワーっぽい音がしている。
中・・・全部洗ってるのか??っていう感じ。
その豪快さが・・・素敵(笑)

このカップルの方はスペインから旅行でいらっしゃっているとのこと。
カップルの方も英語は片言だったのでカタコト同士で頑張って会話。
お互い簡単な単語しか知らないから(笑)、ある意味・・通じてるような気になる。(笑)

ノートルダム寺院の中へ・・・

ジャンヌ・ダルク像


お天気があまり良くなかったこともあり、ステンドグラスが少し暗かったのが残念。
お天気の良い日だったらもっと綺麗だったんだろうなー。。


天井


ショップの片隅にあった扉。



パリ警視庁!!↑↑
警視庁の門にあった装飾。
説明らしきものが書かれていたんだけど、フランス語は全く分からないので、どういう意味が込められているのか分からなかった。


こちらは装飾のあった柱上部。
本当はもっと写真を撮りたかったんだけど、門のところに警察の方が立っているので小心者・・・堂々と写真が撮れず・・(笑)


次は、「コンシェルジュリー」という場所へ。
昔は牢獄で、マリー・アントワネットさんが処刑される前にここにいた。ということを同僚から説明を受けた。
部屋を観られるようになっていて、そこには「死刑を準備する部屋」みたいな事が書かれていた。
(あとから調べてみたら、「ギロチン控えの間」と呼ばれていたとのこと。。)
同じ建物の中に裁判所と警視庁の一部があり、こちらは通常業務にて使用していることに少し驚いたりしていた。

いつもの事だけど、かなり勉強不足でやってきてしまった事を改めてちょっと後悔・・←そろそろ学習したら??
ちょっとだけでも調べておけば良かった。。

次は「サント・シャペル」へ。
こちらもコンシェルジュリーと同じ敷地内にある。
ちょうどお昼休みに入ってしまったとのことで14:00から再びオープンします。とのこと。
私達も何か食べることにした。

近くのカフェレストランのようなお店へ。
温かいものが食べたいと思っていたらスープ(パン付)があったのでスープを頂くことにした。
とっても身体が温まった☆

14:00になったので、「サント・シャペル」へ
中には素敵なステンドグラスが・・・お天気が良かったらなー。。。

サント・シャペルの床のタイル
動物などが多く描かれていた。


大きく豪華なステンドグラスが多い中で、可愛いステンドグラスがあった。


次は、ここから歩けるはず!ということで、ルーブル美術館へ。
これは、私のわがままで行くことに。。
前を通るだけでいいから行ってみたかったの(笑)

着きました。ルーブル美術館!
デカい!!これは確かに1日じゃ全部見られないね。
そして!
「ダ・ヴィンチ・コード」!!!


雨の中だったけど、ルーブル美術館の外観の豪華さなを堪能したので次の目的地「トロカデロ」に向かう。
トロカデロは知り合いのお勧めの場所。
エッフェル塔や広場が良く見えるよ。とのことだったで向かってみた。
電車の時間のこともあったり、天気もどんどん悪くなってきたので足早に。。

地下鉄の駅名はこうしてタイルに書かれていることが多い。
もっと巨大な字で書かれている駅もあり、装飾なのか駅名なのか分かりづらいこともあった(笑)


「トロカデロ」到着。
しかし、かなり雨脚が強くなり・・しばし雨宿り・・・
雨が弱くなったのを見計らって外へ。

エッフェル塔。
とても綺麗な眺めでしたが、重ね重ね天候だけが残念・・・


あまりに足早に見てしまい・・全体的に残念だった。
でも、パリの有名な場所には行けたので良しとしよう!
案内してくれた同僚に感謝!!!


同僚と残り少ないけど、お互い頑張ろうね!とパリ北駅で分かれる。
同僚が「向こうの駅(ロンドン)に着いたら「帰ってきた~」みたいな気持ちになるんじゃない?」と言っていた。
思うのかな~。なんて呑気なことを思案している場合ではない。
入国審査が待っている!

入国審査はこちら・・・
ということで上の階へ




パリ→ロンドンへは「ランディングカード」があった。
国籍を聞かれたので答えたところ、日本語訳のあるカードを渡してくれた。
入国カードに必要事項を記載し、入国審査。

イギリスへの入国審査の方が厳しい。という事前情報から、とにかくちゃんと答えねば!
疑われてはならぬ!と小心者ビクビク・・・
審査官:「一人ですか?」
私:「ハイ。ヒトリデス」
審査官:「滞在は2日間なの?なんで滞在するの?」
私:「ワタシ ロンドンニタイザイシテイマシタ。いや。イマス。
ソシテ ロンドン カエリマス。
キョウハ ユウジントアイマス。いや。アイマシタ。パリデ。
ワタシ ロンドンカエル。」

・・・。ダメですか?英語ひどいですからね。
全然通じませんか。。
じっと審査官の眼を見つめてみる。

それまで少し怖い顔をしていた審査官(女性)さん。
急に笑顔になり・・・
「ホリディってことね」
「へ?」一瞬声に出ちゃいましたよ。
(心の中で「はっ・・そうか・・単純に「サイトシーイング」とか「ホリディ」って言うだけで良かったのか・・・)
「イ・・イエス!!」
「良い休日を♪」と笑顔でスタンプ・・・

あまりに小心者過ぎて、どうても良い情報をお知らせした次第。。は・・恥ずかしい・・・(汗)
そして、英語の出来ないニホンジン・・・遊ばれたのかもしれない(笑)
でも、良い経験となりました!(笑)
最後に笑顔で送り出してくれたから良かった・・・(笑)

出国のスタンプ。
電車のマークが入っていて可愛い♪♪(ロンドン出国のスタンプも柄は同じ)


そして金属探知機へ。
厳しかったロンドン→パリに比べて厳しくなかった。
たまたま担当の人が面倒臭かっただけかもしれないけど。。

行きに時計が鳴ったので時計を外そうとしていたら、とりあえず通ってみて。という感じで促され・・・
やっぱり鳴ったので外そうとしていたら・・「外さなくていいから、もう行っちゃって~」と促された(笑)
出発時間が迫っていた訳ではないのに急かされてしまった(笑)

しばらくするとアナウンスが流れたのでプラットホームへ向かう。

手ブレ写真が多い。。


ホームのマンホール(マンホールで良いのかな?)


帰りはガラガラだったので座席の雰囲気を撮ってみることにした。



※補足
ユーロスター座席上の荷物入れは良くできている。
二段になっていて、上の段には小さめのキャリーバック、ボストンバックなどが置ける。
下の段は少し狭くなっていて、下に薄いカーペット?みたいなのがひいてある。
こちらにはコートや小さいバックなどを入れられるようになっている。
これはなかなか良いと思った。


軽食にて、サーモンとチーズなんとか(良く分からなかった)どちらにしますか?
と聞かれたので、迷うことなく「サーモンをお願いします!!!」
やったー!サーモン!!!!(嬉)
温かったらなお良いんだけどもそこは贅沢は言わない。
(ビジネスクラスは温かい食べ物が出るんだけど、さすがにビジネスは高かったので・・・)


セント・パンクラス駅に無事到着。


出発ゲートに誰も人がいなかったので改めて写真を撮ってみた。


・・・。
うん。なったなった。
「帰ってきた~」
って気になったよ!!(笑)

サーモンとパンは食べたけど、ちょっとだけお腹が空いていたのと野菜不足を感じていたのでマークス&スペンサーにてお買い物。
ここで感動の再会!!
マークス&スペンサーオリジナル!!モロッカンミントのジュース!!!
嬉しくて思わず2本買ってしまった(笑)1本は念のため・・・(笑)←何のための念のため??(笑)
そして、相変わらず美味しかった☆




余談:その1
パリでの出来事。
パリの地下鉄は、ロンドン同様比較的狭い。
皆さん、体格良いのに狭くないのかなか。。という感じ。

パリ北駅へ向かう地下鉄での出来事・・・
割と電車が混んでいた。
ちょうど掴まれる高さの手すりが近くになく、外人さん向けの高い手すりに無理矢理つかまっていた。(つま先立ちになっていた(笑))
2つ3つ駅を過ぎた頃・・・
目の前に座っていた男性(20代後半くらいのサラリーマンさん風の方)が、見るに見かねて「座りなよ」という感じで席を譲ってくれた。。
「いやいや。大丈夫です!」と身振りでお断りしたものの、「いいから」と促された。。
申し訳ない気持ちで「ザ・日本人!」ペコペコと頭を下げ座らせて頂いた。。

その方は、つま先立ちでつかまっていた手すりにつかまっても、肘が余るくらいの背の高い方だった。。
仕事帰りでお疲れでしょうに、観光客の不憫なアジア人に席を譲って頂き本当にありがとうございました。。
そして、すみませんでした。。


余談:その2
苦手なので使わないようにしていた「セルフ・レジ」
しかし、この日は既に少し時間が遅かったのでセルフ・レジしか空いていなかった。
お金・・ここかな?ここに入れれば良いのか?
と、5£札を入れてから気が付く。
ここじゃない!!!ここは不要なレシートなどを入れるところだ!!!
(お金を入れる入口と並んでいるのでうっかり入れてしまった。。)
「エックスキュ~ズミ~!ごめんなさいー!間違えてしまいましたーー!」
と係りの方に来ていただいた。
とっても親切な方で、恐縮している私に「いいのよ。気にしないで」と笑顔で言ってくださった。
やっぱりセルフ・レジは苦手だ・・・(笑)


余談:その3
ホテルに帰って来て・・
やたら外の音が近いなぁ。と思っていた。
そして何となく寒い。とも・・・
それでもあまり気にしていなかったのだが、シャワー上がりにふと外を見ようとカーテンを開けたら・・・
窓が空いてるー。(ちょっとだけだけど・・)
掃除の方がどうやら開けたままにしていたらしい。
そりゃ外の音が近いよ(笑)
ちなみに窓には鍵がないことを、この日初めて知った(笑)


いよいよ明日は、フルで動ける最終日。

DAY3 その2 St. Pancras station~Eurostar~Paris

2015年01月07日 22時10分00秒 | お出かけ
いよいよユーロスター!!!
緊張するー!
電車で国境を越えるというのは日本国内では味わえないからね。

ウィキペディアに掲載されていた所要時間
ロンドン~パリ北駅。



進行方向はどっちだ!
これで座席は確保できたのか!
などと友人宅で大騒ぎをして取ったユーロスターのEチケットを握りしめ向かう。(出発のおおよそ60~70分前)
QRコードを機械にかざして中に入る。


入るとすぐに入国審査。
少し面倒臭そうな顔をした(笑)男性の審査官に「人差し指(笑)」で、カモンカモンと呼ばれ、何を聞かれるのかドキドキしていたらパスポートの顔とザっと見比べられただけで「はい。行って」と、無言で指先で指示(笑)
「さすがだ・・・」と、何がさすがなんだか分からないけどちょっとニヤけつつ金属探知機へ進む。
さっきの簡単な感じではなく、金属探知機は結構しっかりやっていた。
案の定引っかかったので、順番待ち(笑)

私の前のお姉さんはジッパーのついた服のジッパーなどで鳴っていたらしい。
女性の審査官?が、触ってもいいかしら?と尋ねるので「どうぞどうぞ」と(笑)
チェックされて手持ちの金属探知機で再度確認。
私はジッパーと時計で鳴っていた模様。

金属探知機が終わるとあとは、乗車待ち。
プラットホームが分かると放送と掲示板でお知らせしてくれる。


さぁいよいよです!ユーロスター♪♪♪
ここでも平静は装っているものの、スキップして乗車したいくらい心の中は弾んでいた(笑)






座席はちゃんと進行方向向きで取れていた。
良かった良かった。。。

出発!(定刻)15:31倫敦発 


ここでも密かに散財しており・・・
スタンダードプレミアにて予約をしていたので軽食付。
ホテルで朝食を食べてから何も食べていなかったのでありがたかった(笑)
ついつい予定を詰め込んでしまうので食べるのを逃してしまうのよねー。。


18:47無事に巴里到着!(所要時間おおよそ2時間15分程度。時差が+1時間あるのでこの時間着)


時間通りに出発した旨を知らせていた同僚から「こちらも時間通りにパリ北駅に行けそうだよ!」とメールが来ていたので集合場所へ向かう。
同僚とも無事合流!!
「良く会えたよねー!私達ー!!」(笑)
と、感動の再会(笑)←大袈裟←でも本当にそんな気分(笑)

駅はすっかりクリスマスムード☆




地下鉄の1日券というのが安い。ということで1日券を購入。
ガラケーで撮ったので画像が悪い・・。(写真は2日分)


いざ地下鉄(メトロ)にて移動開始!!

凱旋門!
テレビで見かける景色だわー!すげー!パリだ!パリ!!(笑)




シャンゼリゼ通り。思わずベタな歌を口ずさむ(笑)
♪おぉ~シャンゼリゼー~♪♪




フランスのゴミ箱もこういう形状のものがほとんどだった。(トルコと同じ)
回収しやすいからなのか、テロ対策なのか・・・・
便利そうだけど、ちょっと寂しい。


Police車☆☆(テンションあがって手ブレ(笑))
こちらの博物館(Grand Palais:グラン・パレ)で「北斎展」をやっておりました。
そして、夜遅くにイベントがあるらしく?リハーサルなのか美術館の中で色とりどりの照明が輝いていました。


ちょっと落ち着いたので・・・(笑)


グラン・パレの反対側にPetit Palais:プティ・パレ(こちらも博物館だそうです)


フランスの信号機
微妙に人型が可愛い感じに見えます♪


信号機の中ほどにも小さ目の可愛い信号機がついている。
自転車はここ。のマークも何となく可愛い(笑)
奥に見える金の像は「アレクサンドル三世橋」の袂。


相変わらず夜景モードも役にたっていないカメラ(笑)
エッフェル塔が遠くに見えた。


アレクサンドル三世橋


橋にもゴージャスな装飾。
きっと意味があるんだろうけど、分からず(苦笑)






途中でお腹が空いたので、クリスマスシーズンに出ているお店でドックを注文。
凄く大きかったので同僚と1つをシェア。
温かい物が食べられて幸せ・・・
そして美味しかった!!(笑)

ブラブラしていたけど、なかなか良い時間になってきたし寒くなってきたのでホテルへ戻ることにした。

イスがこじゃれていて可愛い(笑)


ホテルの消火器


ホテルの階段


パリに来て思ったこと。
道が広いなー。ということ。

同僚のホテルへは再び地下鉄にて。
街並みは、さっきまでの「広いなー。でかいなー。時々「金(装飾)」だなー。」という印象とは変わり、路地なども多くなかなか良い感じの街だった。


ここのホテルのフロントのおじさんがとってもイタズラ好き、お話し好きな方で面白かった(笑)
煙草を吸いに出る時に、結構お話しをした。
フロントデスクから日本語が聞こえるので、話しかけられたついでに「何を見ているのですか?」とたずねたところ、日本の「剣術」の動画を見ていらっしゃった。
この方は、イラン(テヘラン)出身で今はフランスに住んでいらっしゃる。とのこと。
英語は「r」が全て巻き舌で「soldierはソルジャル」になり「warはワル」となってしまうので、最初はかなりとまどったけど、それが分かってからは何とか???何となく????言っていることは分かった。(と思う)
ただ・・・自分の英語能力が低い為、それに対してどう話せば良いのかが分からず・・単語の羅列になってしまったので申し訳なかったな。。。

フロントのおじさんは武術をならっているそうで、最初は「剣」や「刀」について熱く語っていた(笑)
日本刀も素晴らしいけどペルシャの刀は代々受け継がれ、とても丈夫で強く、そしてしなやかなんだ!と自慢していらっしゃった。
「刀は武器ではあるけど、アートですよね!!」(みたいなこと)を言ったところ(厳密には:つもり)、「その通り!アートだよ!アート!武術もアートだ!」と盛り上がった(笑)(ので、何とか理解してくれたんだと思う(笑))

しかし・・だんだん・・・奥深い話になり・・・
日本の文化は終わってしまったように見える。とおっしゃっていた。
おじさんは、今の日本は欧米化してしまい、良い日本の文化は終ってしまったように感じているようだった。
そう思います。。思うのだけど・・・欧州に来ている自分ゆえ・・・
ただ、「はい。。そう思います。。」と小さく呟いた。。

その私を見て「民族性を守ることや国の文化を守ることは大事。でも、色々な国を訪れ、色々な国を見ることも大事だよ!」と(笑)
おじさんは、戦争は良くない事だし嫌いだけど、本当に国(イラン)を守らなくてはならなくなった時は国に帰って兵士として戦う。
ともおっしゃっていた。
パリも欧州も好きだけれど、時々、心を閉じている石みたいに感じる時がある。
皆が心をもっと開いて戦争がなくなればいい。と。
(多分)そういうようなことをおっしゃっていた。

「私も戦争は嫌いです。」
と、何度も何度も頷くだけだった。(英語、勉強しないとなー。。)
「みんなで仲良くしよう!」と〆に入ったっぽい(笑)おじさんに、
「あのー。煙草吸いに行ってきてもいい?」
と言ってみたところ
「ごめんごめん!行っておいで!」
ということで、一服・・・。(笑)
煙草を吸いながら、改めて思う。
平和な世の中になったらいいね。。
色々な国にこうして自由に訪れることが出来るような平和な世の中にね。。。

煙草を吸い終え、おじさんに「ありがとう」と伝えて部屋へ。
おじさんと話をしている間、同僚が心配しているのではないか。と思っていたので
「ごめんよー!」と部屋に戻ったら、すっかりシャワーを浴び終っていた(笑)

「絶対、あのおじさんと話してると思ってたから大丈夫~♪」
とのこと。
そうか。なら良かった(笑)

ということで翌日の予定などを簡単に話、お互い終身準備をしてベッドへ。。
明日は夕方までパリ見物!!

DAY3 Westminster Cathedral~St. Pancras station

2015年01月06日 09時31分23秒 | お出かけ
DAY3 18/12/2014

「Westminster Cathedral」
今回の一人旅を決めた際、「ここはもう1度行きたい」と思っていた場所。
3年前、初めて訪れたUK。
その時にここを訪れ言葉では言い表せない雰囲気を感じた。
それが何だったのか。
とにかくもう1度ここに来たかった。

Victoria駅を降りて向かう。
(余談:Victoria駅は大改装中でちょっと迷いそうになった(笑))

見えました。。
そうです。。
ここです。。。。
BGMは止せばいいのに(苦笑)Adagio for Strings/Samuel Barber





中に入る。。
やはり前回と同じ・・・。
圧倒されて胸が詰まる。
他にも同じように古かったり、大きな寺院や聖堂にも行っているのに、ここで感じる雰囲気は何故か違う。。
この雰囲気は何なんだろう。。。
しばし・・立ち尽くして天井を見上げる。

ちょっとだけ落ち着いたので各礼拝堂を拝見する。
前回は気が付かなかったけど、「ウェールズ」「スコットランド」「アイルランド」それぞれの礼拝堂があった。
スコットランドの礼拝堂には「コンスタンティノープル」と書かれた装飾があり、モスクが描かれていた。
床のタイルにはエイや魚の柄が埋め込まれていた。
(現地で買った日本語ガイドによると建築様式がソフィア大聖堂の影響を受けているようなのでモスクだと思った建造物はソフィア大聖堂と思われる。現在はモスクだけど。)

こちらも前回は気が付かなかったけど「Visitor→」という立て看板を発見。
その先には何室かの個室が並んでいた。
これは・・・告解室?やもしれぬのか!?
既に数人の方が並んで順番を待っていた。
思わず並んでしまおうかと・・・本気で思った。
でも・・・英語話せないしな。
日本語もOKですよ。と万が一言われたとしても、何をどう話せばいいのかも分からない。。
前回もそうだったけど、ここに来るとそういう気持ちになってしまう。
色々なことを・・・話してしまいたくなる。


この大聖堂は、モザイクで神々が描かれていたり装飾されている。
それがとても美しい。
モザイクで飾られている部分は今も色褪せず煌びやか。しかし、それ以外の天井部分などには煌びやかな装飾はない。
ただただ純粋に時間の流れが刻まれている。
そのアンバランスさが良いのかな。。

ひと周りした後、少し椅子に座って過ごす。
ここに入ったばかりの時よりも気持ちもだいぶ落ち着いてきた。
しばし大きなキリスト像を眺め・・・

「はっ!次があったんだ!行かねば・・」と思い出し重い腰を上げる。
思ったより・・長居してしまった。←急に焦る。

そして帰り際・・・入口に聖水があることに気が付く。
(お持ち帰り用の聖水の蛇口もあった)


次目的地に向かう為、Hyde Park Corner駅まで歩いてみることにした。
その駅すぐ近くで「門」のようなものを見つけた。


こちらは第一次大戦の際の砲兵隊の記念碑であることは分かった。
彼らが戦った場所(国)と年代と亡くなった方の人数が彫られていた。(約49000人)
記念碑にポピー(ヒナゲシ)の花が捧げられていた。


日本に帰ってきてから早速調べてみる。
◆上:Wellington Arch
ウォータールーの戦いで勝利したウェリントン卿を讃えるものだそうだ。
そして・・・お金を払えば登れたらしい。。。
知っていたらもう少し早くここに来て登ってみたかった。。
◆下:Royal Artillery Memorial(王立砲兵隊記念碑)

この公園の敷地内に
Machine Gun Corps Memorial
New Zealand War Memorial
Australian Memorial
というものもあるらしいことを知った。
あまり時間が無かったので足早に過ぎてしまった事を少し後悔。。


次の目的地は、Sir John Soane's Museum(建築家の方だそうです)
(こちらは知り合いのお勧め)

最寄駅は「Holborn」駅
駅にてエスカレーターに沿って並んでいるミュージカルや劇のポスター(チラシ)をぼんやり眺めていたところ・・
「ん??」
「んーー!!!!!」
「マカヴォイくんっ!!!!!」
しかしエスカレーターが早くて(笑)ちゃんと見ることが出来ない!!(笑)
「なんだろう。なんだろう・・・今何かやってんのかな。なんだなんだ??」心の中で大きな独り言。
帰りにちゃんともう1度ポスターを見なくては!!!

マカヴォイくんにすっかり気を取られていたけど、目的地を探す。
ザっと地図で調べてはあった。
駅からさほど遠くない。
地図(You are here!)で再確認。
うんうん。だいだいこの辺のハズ。と歩き出す。

ところが・・・全く見当たらない。。
確かに小さい美術館(元はソーンズさんの邸宅兼スタジオ)とは言っていたけど・・・・
またまた地図で確認。。
あれ・・・どうやら違う方向に歩いていた模様。。
あ。そうか。あっちか。と歩き出す。
しかし・・どうも何かが違う。。
しっくり来ないまま歩く。。
急に方向感覚がなくなった気分・・・
街中で何かのマジック?トリック??に引っかかったような感覚に・・・
完璧に迷子だよーん。。

しかし、何とか方向感覚を取り戻し(笑)現地発見に至る。
ただでさえ時間がなかったのに20分くらい時間をロスしてしまった。。
ちなみに・・途中で何かを探しているご夫婦を見かけたのだが、どうやら同じ目的だったらしい。
この美術館・・・やっぱり発見しづらいんだな(笑)

こちらの美術館(博物館)は写真NG、携帯の電源オフ、荷物も受付で渡されるビニール袋にしまうか、入らないものはクロークに預けるようになっている。
そして入口で「名前」と「国」をノートに記載する。
「Japan」と書いたら受付のダンディなおじさんが「おお!!ジャパン!ワンダフルだね!!!ここに来てくれてありがとう!」と言ってくださった。
「へへ・・」と、どう答えていいのか分からないニホンジンは笑みで誤魔化した次第・・・情けない(苦笑)

早速中へ・・・
途中まではスムーズに見ることが出来た。
ところ狭しと絵画や骨董品、建造物の破片(壁の装飾)が並んでいて、鏡なども広く見せる為に配置されていたり・・
なかなか面白い空間になっているので「へー」なんて思いながら・・・

しかし・・・部屋を抜け、階段を登ったり降りたり小さな中庭を覗いているうちに自分がどこをどう歩いているのか分からない錯覚?感覚?に陥る。←またかよ
ここは通った。と思うと行ったことのない部屋に出てみたり・・・
ここは行ってないハズ・・と思って進むと、さっき見た光景に再び出会ったり・・・
しまった。どうやら私は迷子になったようですよ。。
だんだん眼が回るようなフワフワした感覚にもなってきてしまった。

少しグルグルしながら時間も無くなってきてしまったので、見つけた階段を下りてみる。
しかし・・出口もさきほど通った部屋もない。。。
奥からスタッフさんらしき方の話し声がしたのでそちらに向かって声をかけてみた。
「すみません・・・迷ってしまいました。。出口はどこですか??」
「そこから上にあがれば分かるわよ」と言われ上がってみた。
さっきは発見できなかった別の階段を見つけ、出口の案内も発見。。
無事脱出することが出来た。。

時間もないけど、何か・・何か・・とミュージアムショップでポストカードを買い、荷物を引き取ってセントパンクラス駅に向かった。
ホルボーンの街と、美術館に惑わされた午後だった。
しかし・・なぜ美術館で急に眼が回ってしまったのか・・・(笑)


面白い通路だなー。と思い写真を撮ろうと思ったら同じことを思ったカップルさんがいて、「あ・・」みたいな感じに・・(笑)
外人さんのカップルだったので、お互い身振りでなんとなくちょっと譲り合い(笑)
先にカップルさんが写真を撮り、「どうもどうも(笑顔)」みたいな感じで交代(笑)




セントパンクラス駅界隈。


駅に隣接している英国図書館。かっけー(笑)


英国図書館と隣接している方の駅の入口。



さ。いよいよユーロスター搭乗に向け出発ロビーに向かいます!

DAY2 その3 CHURCHILL WAR ROOMS

2015年01月05日 15時29分30秒 | お出かけ
次の目的地に到着!

「CHURCHILL WAR ROOMS」
ホワイトホール官庁街・大蔵省の地下にある(なんだかワクワク・・・←なぜ(笑))
入口を調べずに歩いてきてしまい・・どうやら入口の反対側に来てしまったらしい。。
警備の方たちがいらっしゃる方に来てしまった。。
でも・通り抜けるのが一番近そうなので通り抜けてみることに・・
止められたら大回りすれば良いだけさ。行くだけ行ってみよう。。
視線をまっすぐに前に向け・・時々、警備員さんを横目でチラ見しながら(自分的には)さりげなく通ってみる。

特に止められなかったので通り抜けることが出来た。
ふぅ・・・軽く汗をかいた・・・(汗)←小心過ぎ
入口発見!

ここは第二次大戦中、チャーチル氏が指揮を執っていた場所がほぼそのまま保存されている。
空襲に耐えられるように地下にあり、厚いコンクリートに覆われている施設。

こちらは案外人が多かった。

入ってすぐのところにあるWar Cabinet Room


最初に地図をちゃんと入手すれば良かったんだけど、気持ちがここでも逸り過ぎていたらしく地図に気付かずに進んでしまった。
その為・・何となく迷子になったりしたので時々順序がおかしなことになっていたり、途中で地図を発見し入手したものの・・逆走するはめになったりしていた。。←落ち着きなさいよ




会議室


首相のダイニングルーム




Mapルーム アジア(日本含む)の地図もありました。


当時使われていたもの達



Churchill Museum(こちらは併設)
時間が足らず途中から少々駆け足にはなってしまったけど、面白かった。
チャーチル氏の子供時代から紹介されておりました。
しかし・・ここでの重大なミス・・・
「Enigma Code Machine」があったのに、「おおーー!!」と興奮し過ぎて写真を撮るのを忘れたらしい・・・←えー。。。

作家でもあったチャーチル氏(本は読んだことはないですが・・)
「名言」も多く残っているチャーチルさんらしく彼の言葉や、彼と関わってきた方々の言葉が残されておりました。
そして、子供も大人も楽しめるように、「見て」「聞いて」答えられるクイズなどもあって楽しく作られていました。

こちらは奥様の言葉


執務室のアナログさから一転。
デジタルな景色がありました。
カメラをちゃんと使いこなせれば撮れたんだと思いますが・・・
ちゃんと使いこなせていないので撮れませんでした。。


暗くて上手く撮れなかった。。
ダウニング10番街の扉があり、その隣にはチャーチル氏の言葉がありました。
(どうやら当時のものらしい・・??)


デジタルで年表が流れていきます。


チャーチル氏グッズ


The Churchill Effect と名付けられておりました。


この博物館の中で、チャーチル氏の国葬の映像が流されていた。
沿道は人で埋め尽くされていた。
セントポール大聖堂から棺が運び出され船へ。
汽笛が鳴り出棺。
出棺は船だったのですね。初めて知りました。
そして、博物館には葬儀の際に棺にかけられていた国旗も飾られておりました。







チャーチル博物館から再びWar Roomsへ・・(進路順です(笑))
消化設備・・・






人が思ったよりも多かったのでタイミングが合わず写真に収められなかったけれど、他にも「BBC」の放送室や台所、チャーチル氏の寝室や秘書の方の部屋などがありました。
BBCの放送室は、ここから戦況などが伝えられていたのか・・と・・何となくへばりついて見てしまった。。

後半は少し駆け足になってしまったけど一通り見ることが出来た(はず)。
閉館時間となってしまったのでミュージアムショップで急いでポストカードだけ購入・・・


さて・・どうしましょう。(時刻は18:00)
19:00以降からまた鉄道料金が下がるので←微妙なことにセコい。←しょっぱなから散在するからだよ。
ウェストミンスター界隈をブラブラして時間をつぶすことにした。
雨に降られたけど小雨だったしそんなに寒くはなかったので夜景を眺めつつ・・・

ウェストミンスター界隈は平日なので働いている方が多く、帰宅ラッシュ。
ブラブラしようと歩いていても何となく人波に流される。
しかし、足の長さが基本的に違う上に皆様歩くのが早いので流されながらヘトヘトになってしまった。汗もかいちゃった・・(笑)

少し人波から外れ・・・テムズ河沿いへ
ビックベンが綺麗だったので撮ってみた。
しかし・・夜景モードで撮っても他のモードで撮ってみても全然綺麗に撮れない・・・
目の前で某リンゴ系のタブレットで撮影している人がいらっしゃったんだけど、その方の方が全然綺麗に撮れていた。。
ちょっとガッカリ・・(苦笑)








ランべス橋?ランビス橋?まで行きまして(笑)眺めてみた。

そして向きを変え・・MI:5と少し遠いSIS(MI:6)を眺め・・・
世界平和を願い再びウエストミンスター駅へ・・。

19:00のビッグベンの鐘を聴き終え地下鉄に乗る。

ホテル近くのスーパーでサンドウィッチとサラダを買ってホテルへ到着。
持ってきたカップスープと共に頂きます!

翌日のルートの予習をし、パリで1泊するので簡単に荷造り。
いよいよユーロスターですよ!と、ドキドキワクワク。
翌日の支度を済ませベッドに入りながらドラマを見る(笑)
(前日は「バーナビー警部」でこの日は「ルイス警部」(笑))

ドラマを見ながらふと思い出す。
「早く日本に帰りたい」とか思ったらどうしよう。とか思っていたなぁ・・・
どうやらそれはなさそうだ。。良かった良かった(笑)

あとは寝坊しないように頑張ろう!!!

DAY2 その2 RAF Museum

2015年01月05日 11時04分49秒 | お出かけ
自分では平静を装っていたけど、傍から見て平静だったかは定かではない。

Colindale 駅に到着!!


逸る気持ちを押さえつつ・・・・看板を目にしただけでもテンションが上がる。。るるー。。


10~15分くらい?歩くと見えてきた!!!↑


更に足早になっていたに違いない。。




入口に到着すると、まず「荷物検査」。
鞄をあけてください。と言われましたので「どうぞどうぞ☆」と見て頂く(笑)
問題なく通して頂きました。
入った瞬間から、きっと笑っていたと思う。。。

いつも言うことだけど、詳しくはない。
エンジンの事とか彼らの名前。
そして「戦争」は嫌いである。
でも、「佇まい」や「造形の美しさ」。そういうものが好きなのだ。

ああ・・・・・。
美しいモノたち・・・・・
ところ狭しと並んでいる。








マスタング。


この親子には、ちょくちょく出くわした。
お父さんがとっても詳しい方で、エンジンのことなどを息子さんに話していた。
ハリヤー。



こういうのを見ると・・・立ち尽くしてしまう。。
連れてきてもらえて良かったね。。。





こんな落書きも・・・




ところどころにいるマネキンさん達。
時代を感じるマネキンさん。




こんな風に搭載されている












消防車と救急車。


ちょっとクレーンが邪魔だけど・・・
スピットファイアさんが駐車場にいます♪


お腹が空いたのでお昼にします。

ECHO
ALPHA
TANGO
そうね。そうね。なるほどね(笑)
と、お店の名前に一人頷きながらカフェへ。

フィッシュ&チップスは到底一人では食べきれないので、サンドウィッチで我慢することにした。

白身魚のフライのホットサンドとりんごジュース。
温かいサンドがあるのは嬉しい。。。

そして消火器。



食事の後は、「Battle of Britain Hall」へ・・
ここでも入館前に荷物検査がありました。
荷物検査を終えて、いざ中へ!!
音楽はもちろんサー・ウィリアム・ウォルトンさんの「Spitfire Prelude & Fugue」などなど・・・












会場でウォルトンさんの曲が流されていた。。
そしてここでも、しばし眺めてしまった。




やっぱりもう1回スピットファイアさんとメッサーシュミットさんを見ておこう。とブラブラ戻ってきたところ、係りの人に呼び止められた。
ん?何かいけないことをしてしまったのか??とビクビクしていたら(笑)「14:00から映像ショーがあるので良かったら見て下さいね」とのこと。
待ち時間も10分程度だったし、せっかくなので見ることにした。(英語は良く分からないけど・・・(苦笑))

「バトル・オブ・ブリテン」の概要が分かる映像ショーを見終えて、引き続き・・・


当時のコヴェントガーデン駅


映画で良く見る指令室の風景。


チャーチルさん


こちらは飛行機の中に入ることが出来た。



中東の方、ユダヤ教徒の方(正装して先生と子供たちで来ていた)、老夫婦、親子連れなど様々な方々がいらっしゃいました。
年末の平日ということもあってか、結構空いていたのでゆっくり見ることが出来て良かった。

居ようと思えば、まだまだ居られたんだけど(笑)「007」のエキシビジョンをスケジュールに組み込んだ関係で(笑)、この日のうちに周れたら周ろう。というところが出来たので後ろ髪引かれつつ博物館を後にすることにした。

次回はもう1か所の空軍博物館にも是非行ってみたい。(そして今回断念した「戦車博物館」も・・・)