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どうも。
コロナ明けにて久しぶりの図書館で制限いっぱい本借りました。
1週間経つのにまだ一冊も読み切れてないです。。。
本日は本の紹介。
この本は本の名の通りで、企業の戦略的な思想について小説風に解説してくれています。
いわゆる経営企画室の話です。
まず、自分は今勤めている会社(商社)で、ずっと営業畑なのですが。
新規で取り扱う商権(=商材)の日本の販売開始の起ち上げプロジェクトに何度か携わったことがありまして。
今の会社の新規商権起ち上げもゴリ押しというか、ともかく数多くお客様のところに行って紹介、情報収集して来いという指示のもとで動くことが多いです。
この手法は間違ってはないと思うんですが、何度も同じやり方をゼロからやっていてプロジェクトメンバーが毎回違えば個々の持っている情報如何で起ち上げの仕方が変わったりします。
具体的にはマーケット調査や、初期ターゲットの選定、価格設定、販売計画などなど。
自分のいる商社は個人商店の集まりのような感じでして、例えば1台あたりが1000万円~5000万円くらいの機械が新規商権だとすると、実は担当者の独自の営業スタイルでも初回スタートはどうあれ、軌道にのればなんとか形になってしまったりするため、会社には初動の重要な情報が蓄積されてなかったりします。
自分も後から気づかされました。。。
この本では経営企画室における企業の戦略的な在り方を解説しており、非常にわかりやすいです。
またどういう社員が会社にとってマイナス要因だったりというのも出てきます(あからさまですが)
読みやすいので、ぜひ入門書的に読んでいただいたほうが良いかと思います。
自分の会社も海外企業と取引があるのでよくわかるんですが、
日本企業ほど割と企業の戦略の在り方や、マーケティングなどを軽視していることが多いです。
製品のクオリティ重視で市場のニーズを捉えてきれていなかったりします。
逆に海外企業は製品の魅せ方にこだわり過ぎて実力がともなってなかったりするんですけどね(日本人が一番嫌うタイプ)
あと、同じ業界の海外製品と日本製品のTVコマーシャルを比較してみたりしてください。
海外メーカーのマーケティングは日本市場にかなり気を使ってますから、おもしろい発見があるかもしれません。
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