第3回海部川風流マラソンの結果

海部川風流マラソン


天候　　　曇り
最高気温　13度
最低気温　3度
湿度　　　46％
風　　　　北西の風風速３ｍ

グロスタイム　4時間26分37秒
ネットタイム　4時間26分06秒

長袖(親指の穴のある、手首カバーできるヤツ)、ロングタイツ、薄手のグローブ、コリラックマ
ウエストポーチ(エアサロ、ゼリー2個、梅干し、携帯)

●～　５ｋｍ　31分19秒
スタート時のロス31秒。混雑もなく、人数的にもほどよい大会なんだな。
沿道の盛り上がりに、早速胸がいっぱいで泣きそうになる。
目の前に「4時間30分」のペースメーカーが。
6分15秒／kmで、丁度良いので併走する。

●～１０ｋｍ　31分08秒
ペースメーカーの速度が6分05秒／kmくらいに上がったのと、金魚のふんが多くて、ウザくなる。
6分15秒／kmくらいが気持ちいいのだが、フルでこのペースは失速しないか？悩んだのは一瞬、今日は行けるとこまで行ってみようと決めた。
沿道の「コリラックマだ！」の声に、気をよくして、マイペースに単独走。
保育園児から男子高校生、お年寄りまで大人気。
ハイタッチしまくる。

最初のエイドでいきなりトマト堪能（＾＾）

●～１５ｋｍ　31分21秒
最初の折り返しめざし、川沿いを上る。
「海まで10km」の看板がありそうな、見慣れた風景(笑)とアップダウンに楽しくなってくる。
山の中、川沿いと言うことで、冷えてきたが、コリラックマのお陰で丁度良い。
折り返してくるランナー達にも、コリラックマ大人気。
楽ランさんやコミュの人、見知らぬ人にまで声を掛けて貰う。

「ライブ映像放映中」のカメラに向かい、スキップ・・・体力消耗

●～２０ｋｍ　32分30秒
スキップで失った体力を、手持ちのゼリーと、エイドで補う。
ういろう、口の中でくっつき剥がれない。
干し芋、硬くてなかなか咀嚼できず、顎痛い。タイムロス。
仕方なく1つはポーチに(いくつ食べる気？）
「美味しいけど、飲み込めな～い」と叫んでたら、お母さん達が水くれた。命の水。
お腹ふくれて、景色も良くて、写真を撮ったり、歌ったり

●～２５ｋｍ　31分00秒
第２の折り返しに向けて、本流らしき川沿いを上っていく。
アップダウンが楽しくなってきて、調子に乗ってニヤニヤしながら走る。
上りは腕降りに注意してちょこちょこ、下りは体幹を意識して真っ直ぐで、ペースを考えて走る。
後で見たら、下りは良いが、上りはがに股でショックだった

数日前からあった、右足太もも裏の張りが気になりだした。

●～３０ｋｍ　34分26秒
トイレ(小）に行きたくなる。
行きたいような行きたくないような、中途半端。
足も痛みが増したようで、気になって仕方がない。
だんだんペースも落ちてきた。

後で思えば、このころ疲れが出てきて、集中力も切れていたようだ。
思い切ってトイレに行き、ストレッチと、エアサロ。
2分30秒のロスだが、丁度良い気分転換になった。

お腹もすきそうだったので、エイドのバナナ、手持ちのゼリーを食べる。
私設エイドの、キンカンやスープも元気をくれた。

この頃、先行していた戦場カメラマンを追い越し、ハイタッチ。
戦場での絆が生まれた瞬間。
これが彼を見た最後になった・・・。

●～３５ｋｍ　31分22秒
名前を呼んでくれる応援が増えてきた(嬉)
おじいちゃんおばあちゃんの、「クマ可愛い」「笑顔がもっと可愛い」の声に、調子に乗る。
「ありがとう！」と手を振り笑顔を振りまき、下りを楽しむ。
取材中のレポーターに
「あ、今コリラックマが走っていきました！」と発見され、カメラに追っかけられる。
お姉ちゃん、妹たち、やったよ！

35km地点で、ふと計算。
頑張れば、4時間30分を切れるのでは?
頑張れるか?
今日はいつもより速いし、足も痛いし、壁が来るのでは?
でも、気持ちいいし、楽しいし、幸せだよ
行く?
行こう行こう
来るか来ないか分からないものにおびえるより、行っちゃおう!と決めた。

●～４０ｋｍ　30分30秒
足は重いけど、体はまだ真っ直ぐ。
１ｋｍ１ｋｍ確認しながら、最後のアップダウンを堪能。
丁度音楽もノリノリ、1歩1歩リズムに乗って刻む。
まだ行ける自分にドキドキ。

この頃、優しい言葉を掛けてくれた、イケメン消防士さんに恋をする

海が見えてきて、良いところいい人、来て良かった、と改めて思う。
ありがとう！！

●～ゴール　　13分31秒
残り１ｋｍ付近に「お帰りなさい」の看板と一段と大きな声援。
泣けてきて、呼吸困難で足が止まりそうになる（死ぬかと思った！）。
走ることに集中する。

ゴールが見えてきた。
テープを切りたくて、加速したら、追い抜いた男性ランナーが抜き返してきて、デットヒート。
しかし、結局テープを切ったのは、私達の直前にいて、スピードを落としたおっちゃんだった・・・。
戦いは虚しい・・・。
まだ走る余裕があったことが、収穫。

今回良かったこと
○天候と服装がベストマッチ。
○走り込みはできていなかったが、その分筋トレで体幹が鍛えられていた。
○エイドが充実していた。調べておいて、13カ所中10カ所立ち寄った。
○ドリンクやゼリーのタイミングも良かった。お腹が空く前に補給。
○目標が明確で、ペースを守った。
○沿道や仲間の声援が力になった。一人では無理。本当にありがとう。