FU0M1の修行記録「打つべし!」

好きな事の上達のために…個人的な覚え書きです。
なおリンクフリーではありませんので、一声おかけ下さい。
暫く工事中。

弓道(新人戦前)

2008年11月13日 | 弓 修行
「良く中った次の日は中らない。中らなかった次の日は中る。なぜそうなるのでしょうか?」

○まず、気の持ちよう。中ると「これで良いはず。」とか、「昨日のように引けばよい。」などと、気持ちが守りにはいる。
 そして、異なると、「こんな筈じゃない。」「昨日と同じことができない、おかしい。」となる。
 気持ち良く中った後こそ、基本を思い出し、更に良くなるよう、丁寧に、かつ大きくのびのびと引くこと。

○また、中っているときこそ熟考すること。
 中らないと「なぜ中らないのか?」と考えるのに、
 中ると気持ち良くなり、中ったことで満足してしまいがち。
 なぜ中るのか?どこが良くて中るのか?具体的に検証してみること。


「試合が近づくと、緊張したり不安になったりしてしまいます。どうやって解消したらよいでしょう?」

○ まず、どうしても不安になったり緊張してしまったら、その原因は何か自問自答してみよう。
 漠然とした不安は、自分への甘えである。
 「試合で中らなかったらどうしよう?」
 「自分のせいでチームが負けたらどうしよう?」
 そんな、考えてもどうしようもないことは、考えるだけ無駄である。
 試合の前に言い訳を探しているようなもの。

 それよりも、具体的に考えること。
 たとえば、
 「今日チームで引いたとき、自分が抜いてチームの雰囲気が悪くなってしまった。」
 では、どうすれば良かったのか?
 「あれは弛んで抜いたから、自分のミス。ミスを無くすこと。」
 「もう一回合わせようと言って、試してみれば良かった。」
 具体的に考えたら、次の機会にやってみよう、と考えて、反省終了。
 反省はしても、後悔はしないこと。

○後は、普段から自分が落ち着くルーティンをいくつか持っておくこと。
 寝る前に、のんびりストレッチとイメトレをする、
 試合前は道場の周りをゆっくり回る、トイレでリラックスする、道具を磨く、
 礼記射義を暗唱する。など。

どこでもでき、もし出来なくっても焦らないことを、いつもすることにして、いつも通りの自分を確認すること。
 
澄んだ空に満月が綺麗。
今夜のような静かに澄み渡る気持ちで試合に臨めたら良いね。


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