<余談ですが>
1/4NYがオープンから一気に分岐ゾーン92.65=95を下抜けしたことに違和感を感じました。
通常は92.65-70で攻防があってしかるべきですがなかったため大きな売りが出たことは明白。
あと24時のISM製造業の数値が予想よりも大きかったのに、すぐに上昇(通常は上げ)にならず、売り買い交錯し揉み合い。これも違和感のある動き。さらに続く流れは買いではなく急落でした。これも違和感。
1/4NYの動き方は、は私の経験上違和感の連続でおかしな動きでした。
1/5朝の私のレポートでは、それぞれ「大きな売りに急落」と「思惑から売り買い交錯し急落」としました。
気になって、大手2社のコメントを調べました。
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<オープン後の下抜けの説明>
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■お花証券:指標発表を前に投機筋の売りを浴びドル下落
◆滑稽・マネ:(特に、その場面に触れたコメントなし)
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<ISM製造業の指標発表後の下落>
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■お花証券:米ISM製造業景況指数-12月:55.9(予想 54.0)
→事前に「65」か?との噂が流れたため、好結果ながらも
強いドル買いに結びつかず、その分の失望感が拡大。
米長期金利は低下し、結果、ドルは軟調に推移した。
◆滑稽・マネ:ISM製造業景況感指数が市場予想を上回った。
→景気回復期待などによる世界各国の株式相場上昇や
商品相場高を受け、
投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がった。
(その結果)対ドルで資源国通貨やユーロなど高金利通貨に
買いが優勢となり、対ドルで円は買われた。
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明らかに滑稽・マネの見方は、ワンパターンの見方を書いただけ。
お花証券は、実態が正しいかどうかは別にして説得力があり、かつ論理的に正しい。
為替相場のコメントに関しては、滑稽マネのコメントは割とピントはずれが多いのが現実。
おそらく情報ソースが良くなく、担当者も知識が浅いのでよくわかっていません。
今回触れたかったのは、滑稽マネを批判するためでなく、相場の結果を後で知っても投資には役に立たないということです。
今回のように、情報ソースによって全く別コメントになり、信憑性に乏しいものです。
そんなもの、学者でもない限り、なぜそう動いたかを一生懸命知りたがる必要はないのではと感じます。
私の場合は、背景が明らかと思った時以外は、通常は指標の結果で上がったとか下がったとしか書きません。もちろん実際になぜそうなったかを知る術がないこともありますが、現役のディーラー時代もその時なぜ売られたかなど、その時に推測するだけであり、本当の背景などわかりっこありません。大きな玉で動かされたことが分かるだけです。
そのため、顧客への説明やレポートのために、もっともらしい理由をわざわざ探したり、当たり障りのない理由を伝えたりすることが多くなります。
どちらかというと自分が失敗した時の慰めの理由を探しているというのが正解に近い。若い時は、素直に自分の腕が悪いと認めたくないですから。
実際の投資に役立たないファンダメンタルズを勉強したり、後追いで動いた背景を調べる時間があるなら、決断力を磨いたり、モニターを見ながらTicの値動きの変調や動きの定型パターンを探したり、眼の前の相場の対応に注力した方が現実的だと思ってしまいます。ちょっと極端な物言いですが・・・?
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今日はここで止まります!ドル円相場
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