過去のない未来は存在できない

過去の失敗やみじめな思い出を
振り返ってみては、相当downになる。
嫌な記憶が思い出される度に心がグサグサ傷つく

もう変えられない過去のことだから、
しょうがないのだが、逃れられない。

まるでどこにいるかわからないスナイパーから狙撃されてるようなもので、
こちらからは攻撃できない。

せいぜい早く忘れるしかないのかなと思ったりする。

でも最近気付いた。
ボクは本当は過去のことなんて全然気にしていないのだと。

ボクの関心はひたすら
「今」と「未来」にあるのであって、
その２つさえ絶対的に安泰であるのなら、
過去のことなんて実はどうもいいのだと。

未来が不安になる時、人はそれを恐怖と捉えるんだ。

例えばあなたが子供の頃イジメられていたとしようか。
そして大人になった今もその記憶に苦しめられていると
でもその場合、あなたが本当に気にしているのは
「過去の自分がイジメられていたこと」それ自体ではなく、
「これからの自分も同じようにイジメられるかもしれない」と
未来の自分を心配しているだけなのだ。

問題は過去ではなくて現在、そして未来なんだ。

過去から狙撃してくる姿なきスナイパーなんて・・・実はどこにもいない。