僕の人生の今は何章目ぐらいなんだろう?

昨日に戻りたいと思うよりも、
今日を楽しみ、
明日が待ち遠しいと思える、
そんな人生を送りたい。

1989年11月06日の朝

2012-11-06 21:46:37 | ヒトの気持ち
あの日は、前の晩に渋谷で友人と三人で飲んでいた。
何軒か飲み歩いて、百軒店の
香水の量り売りしてる店の先にあった
アメリカンバーが最後にたどり着いた店だった。

そこで、ハイテーブルで三人で飲んでると
目と鼻の先のハイテーブルに
同じ様に三人のOLが飲んでいた。

大きなテーブルがあいたのでそこに移り
ボクらは六人で飲み始めた。
ショートワンレンの子、ソバージュの子、
もう一人は、今思うとあの有名なタレントさんに
似ている子だった。
トモ…トモコ

そう森三中の村上に顔も
スタイルもソックリな子だった。

トイレに行っているスキに友人の一人が
ワンレンと消えた。
やられたこれだと50%の確率で
森三中になるのか!
今思い出した!あの頃はまだ森三中いなかった
からふぞろいの林檎たちの
柳沢慎吾の女房役の
谷本綾子役の中島唱子さんに似ていた。

テーブルの酒が無くなり、オーダーしようと
店員を探す、中々来ない。
しょうがないからボクが呼びに行くことになった

店員と共に戻ってみると
テーブルの景色が変わっていた
ソバージュと友人が消えたんだ。

結局、森三中とボクの二人が残された。

女「もう帰れないなぁ」
ボク「電車ないの?どこまで帰るの?」
女「鶯谷」
ボク「じゃぁタクシー乗んなよ」
一万円をテーブルに置いて帰ろうとした。
女「え?」次の瞬間泣いたように見えた。
カラオケボックスもマンガ喫茶も無い時代です
朝まで飲む事をボクは選んだ。

目が覚めた。
ベッドの横に座りテレビを観ながら
エヴァローズを吸っている大きな人影が

「優作死んじゃったね…」

あの日から、香りの変なタバコと
11月6日になるとあの朝を思い出す。

優作の好きだったオールドクロウを
飲みながら。回顧&合掌


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