いよいよメルセデス故障（ボクは故障と思っていないが）の原因がわかりました。

最初に言っておきます。

メルセデスは他社にはないメカニズムを積極的に採用してきた歴史があります。
そしてなにより所有するという歓びがあります。

S211のトラブル発生というと、以下の２つ
・悪名高きSBCというブレーキ関係の先進装備
→SBCは、後期型では通常のブレーキに戻されています。残念な事にボクのは前期です。。。

・SAMと呼ばれる電気系統の採用によるトラブル
→SAMについては、メルセデスでは、故障というより消耗品扱いでこれがいつ出るのか分からないと平然と言ってきます。
フロントとリアの二か所に設置されていてフロントがダメになればフロント周辺の電装系が、
リアがダメになればリアの電装系が使えなくなるという結構シャレにならないものです。
SAMがダメになるとCPUに正しい信号が送られなくなり、チェックランプが一斉に点灯します。
メーターのインジケータに８つエラーが出っぱなしになっていました。
ディーラでは、まだ部品の供給もあり、交換も簡単なので出た時は、
「これぞメルセデス・ワールドなんだな」と軽く流せるくらいの余裕は必要だと言ってきます。

今回のボクのはこのリアSAMが完全に壊れてしまいました。

メルセデスベンツに乗るためにクルマの神様がボクに要求しています。
あなたにそれなりの収入があるのですか？
ましてやEクラスとなれば本国でも大衆ではなく”Executive”に位置するクラスなので
エンジンも大きく、それに伴ってメンテナンスの費用も大きくなり
部品点数も増えますからそれなりの金額が要求されますよ。
知ってましたよね？

1年乗り続け「こんなにメンテナンスが必要なのか？」「やはりメルセデスは…」と
ボクの愚痴を聞いていて思う人も多いと思いますが、
故障が出ても整備工場では、「サボったから出た、以上」というだけの話です。
ただ、メンテナンスをすればするだけ新車当時の性能や燃費を維持しつつ快調に乗ることができます。

これまでのVクラス、ヒータ故障。Gクラス、エンジン不調。SLK、ドライブシャフトジョイント故障と比べたら
まだまだ修理しようかなと思える状態です。
W211に安く乗りたいならば安くメンテナンスしてくれるショップを見つけ
お付き合いした方が賢明です。

さてリアSAMだけで治るか否か、３週間後！