GⅡ 毎日王冠 第５８回 ・ GⅡ 京都大賞典 第４２回 79

先週のつづき・・・。
GⅠスプリンターズステークス。
電撃の６ハロン・芝１２００メートル。
ウオッカ・ピンクカメオに続く混合GⅠ制覇!!　⑦アストンマーチャン　強しだった。
仲舘の逃げにまんまと、ピタリと内ラチ沿いを走り、最短コースを逃げきった。
１着　⑦アストンマーチャン　仲舘
２着　⑥サンアディユ　川田
３着　アイルラヴァゲイン　松岡
４着　キングストレイル　田中勝

馬単　⑦⑥　￥2.490　馬連　⑥⑦　￥1.180　枠連　③④　￥　1.130
３連単　⑦⑥①　￥15.960　３連複　①⑥⑦　￥3.800

　　　　　　　　　　　　　　

ワイトショーは、時津風親方・沢尻エリカ・花田勝の離婚・などなど相変わらず、「人の不幸は蜜の味」で騒ぎ立てている一週間だった。

スポーツ界は３０年ぶり開催、Ｆ1富士スピードウエイ・クライマックスシリーズ野球・大リーグプレーオフ・などなとどこちらも色鮮やかだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　

「ナァ・・・日本相撲協会も、安部さんと一緒で・・・判断がおせぇよな!!　時津風だってなんでいまさらって思ってたんじゃねぇか・・・!?」
「だいたいな!! こういう事態のとき、遺族が嘘言うわけねぇだろ・・・火葬にして持ってきてくれなんてょ!!」
「許可なしで・・・フジテレビに出あがって・・・てぇめぇの弁明ばっかりしやがってょ・・・ありゃ受けがわるかったな・・・」
桂工務店の職人の重鎮、源さんがピースをくゆらせながら・・・こう締めた。
「嘘が!!・・うまく通るのは永田町だけだょ・・・麻生・与謝野に騙されたなんて噂流しやがって・・・自民のやから中川秀直の野郎・・・電光石火の早業で・・・福田総理誕生だ。・・・永田町は日本にありながら治外法権だな・・・!!」
こ上がりでは職人達の夜のワイドショーが繰り広げられている。

若い衆が健太郎と光江にエビスビールを注ぎに雪駄を履いて降りてきた。
「スゴイすよねぇ!!光江さん!! 健太郎さん先週もヒットしたし・・・ここに毎週来られるのも・・・先週なんて・・・健太郎さんがあげた４頭、１着かから４着まで全部入っていたし・・・」
光江が若い衆にビールを注ぎ返すのを見ながら・・・。
「ピンポイントで・・・当てたいよな・・・ボックスじゃなく・・・」
「そんな事・・・ナイスょ・・・こんだけ毎週当たれば家のかみさんなんか、俺が帰ると、お帰りの前に・・・健太郎さんの買い目を先に聞きやがる・・・マッ!!それがあるから毎週ここに来られるんですけど・・・ね」
なかなかいい若い衆だ。さすが棟梁が厳しく育てている。

みゆきちゃんの注がれるビールを見ながら健太郎が・・・。
「棟梁の言った通り・・・ちょうど一週間で時津風解雇でしたね」
「協会も・・・バカ野郎だよな、解雇にしたらこれでシャンシャンじゃねぇか、もう聴衆は協会じゃデキネェし・・・」
おでこにグウをやりながら。これは警察をいみする。光江もついこの間解かったらしく驚いていた。頬に一指し指をあて下に下ろせば筋の人だ。
「警察・・・後は逮捕だけだなぁ・・・遺族は納得いかねぇよな、真相が聞けづ北の湖もてぇめぇの事しか考えていねぇし、相撲バカだな。」

「ハイ!!しめ鯖よ・・・」お女将さんが・・。
「スゴイ・・・綺麗な青だ。」光江の前に出された鯖を見ながらみゆきちゃんが。
「青か・・・と!!」言いながら明日のメニューを眺めている健太郎が。
「ダイワメジャーはこのメンバーで負けていたら・・・天皇賞はヤバイな・・・足元をすくうのは⑥エイシンデピュティ　⑧アグネスアーク　穴で⑦チョウサン　鉄板だろうな。」
「結論はどうするんですか・・・!?　ダイワ以外すべてつきますよね。」
「そうだな・・・!!　間違いなくおこづかい作るなら京都より・・・こっちだよ。」
「①⑥⑧・・・それに藤田の⑫コンゴウリキシオーか③ブライトトゥモローなんだが・・・③でいこう」
「この４頭ですか!!」
「①⑥⑧③の４頭馬単ボックス」
「たまに・・３連単も買うか光江・・・①⑥⑧　①⑧⑥　①⑦⑥　①⑦⑧でも」
「じゃ・・・４点に５千円づつ乗ります」聞いていたみゆきちゃんが・・・。
「光江さんは・・・いつもスゴイですね」
「だって・・・解からないし、みゆきちゃんみたく・・・ね。健太郎」
「大穴で・・・馬単①⑦　⑦①　は面白いぞ」
「来たか・・・⑦チョウサン　まってたドン」
「長島かぁ・・・奥さんがなぁ・・・」棟梁の一言がやけに気になる。

「京都は⑥インティライミ鉄板・・・ヒモは②デルタブルース　③ポップロック　馬連③⑥で・・・３倍を割るしな!!みゆきちゃん」