1/23に発生した新幹線が停電の影響で広範囲に運休したトラブルについて、
架線を引っ張る装置の故障が原因であったとJR東日本から発表がありました。
JR東日本が現場付近の設備を調べたところ、架線の張りを調整するおよそ1.3トンの重り
を支える鉄製の部品が破断していたことがわかったということです。
この為に部品が破断して架線が垂れ下がり、走行中の「かがやき」の車体に接触した結果
異常が検知されて停電が発生したとみられるということです。
早速この架線を引っ張る装置を近くの在来線で見てみました。
以下は2024-01-25(木)に撮影しました。
DE10 1531です
詳しいことはわかりませんが、円盤型の錘りが架線を引張っている様です。
重錐式自動張力調整装置
架線側と錘り側をワイヤーロープ、滑車等を介して連結しています
別の重錐式自動張力調整装置
こちらの装置では架線側と錘り側の連結にチェーンが使われています