WISKY,R&R and 911 Carrera

KOJIの「酒とROCKとポルシェ911カレラ」

グラウンドゼロ

2015年08月17日 09時54分46秒 | 旅行
今回のニューヨーク旅行は10年以上前から、いつか必ず行くぞと心に決めてて、ようやく実現できた。

ニューヨーク旅行のキッカケは、あの9.11同時多発テロ。

2001年9月11日、ハイジャックされた2機の旅客機がニューヨーク、マンハッタンのワールドトレードセンタービルに突っ込んだ。

旅客機の乗客、ビルにいた人、救助にあたった警察官、消防士、合わせ約3000人もの罪のない人達が犠牲になった。

オレの知り合いとか身内があのテロで犠牲になったわけではないけど、あの事件以降あの場所に行って犠牲になった人達の冥福を祈りたい、グラウンドゼロに自分の足で訪れてみたい、テレビや雑誌ではなく、自分の五感で感じたいと漠然とだけど思うようになってた。

あれから14年、ニューヨークへ行くぞと心に決めてから時間はかかったけど、ようやくその夢が実現しました。

そんなに簡単に行ける距離じゃないから行くのには時間もお金もかかるけど、叶えたい、実現したいと日々強く想えばなんとかなるもんだね。

そして今までの様々な想いを胸にグラウンドゼロへ。



タワーが建ってた場所は犠牲になった人達一人一人の名前が刻まれ、水が中央に向かって流れる慰霊碑に。

この場所で実際にあのテロがあったと思うとなんとも言えない気持ちになりました。



そして9.11メモリアルミュージアムへ。

長い行列ができていて、40分待ちで入場。



チケットは24ドルでした。



中に入ると実際にビルが倒壊した時の鉄骨の基礎部分や、





折れ曲がった鉄骨。



焼け残ったエレベーターのモーターや、





倒壊現場に居合わせた消防車。



撮影ができるのはほんの一部で、撮影不可のフロアには犠牲になった人達全員の名前と顔写真、現場で見つかった遺品の数々、当日の映像やハイジャック犯と管制塔との無線の音声、飛行機の中からもう助からないと悟り、家族に残した乗客の携帯電話のメッセージやメール、などもう涙なしでは見れなかったです。

同じ人間同士が憎しみ合い、旅客機をビルに突っ込ませるという想像を絶する鬼畜な行為は犠牲になった遺族はもちろん、世界中の多くの怒りと哀しみを生みました。



あの事件の映像を改めて見たけど、14年前世界の中心のニューヨークのこの場所で本当にあったんだろうかと信じられない気持ちもありました。

ワールドトレードセンタービルの跡地には慰霊碑やミュージアムなどがあり、ワンワールドトレードセンタービルも完成したけど、



一部まだ工事中の所もあり、全体の復興まではもう少しかかるみたいだけど、ずっと心に決めていた9.11メモリアルミュージアムで犠牲になった人達に手を合わせるということが実現できて本当に良かったです。



グラウンドゼロに自分の足で立ち、空気を吸って、自分の目で見て耳で聞いて心で感じたことは今後の自分のかけがえのない財産になりました。

本当に行って良かった。行けて良かった。





そして新たな夢もできました。

いつか今度は一人で航空券とホテルをとってニューヨークへ行き、有名な観光地は今回行ってある程度歩いたり地下鉄乗ったりで土地勘ができたので、次は現地で色々な人と話をしてニューヨークというかアメリカを感じたいなと思いました!

言語が英語で、地下鉄も街の道路もすごく分かりやすくて、前に行ったイタリアやフランスよりもずっと早く馴染めたので一人旅でも不安なく行けそうです。

さぁ、ニューヨーク再訪できるのは何年後かな?

それまでまた色々なこと頑張らなくては!





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キリンandアサヒ | トップ | 野外ライブだ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事