毎年同じ事思うんだけど、今年も同じく、
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「あっという間に過ぎた1年だったな」
20代の頃はそんなことあまり考えた事なかった気がするんだけど、
30代、それから40代と歳を重ねるごとに1年の過ぎ去るスピードの速さが加速していってる気がする。
で、2020年といえば近年稀に見る激動の年だった。
「新型コロナウィルス」
目に見えない未知のウィルスによって、世界が変わってしまった。
ちょうど1年前の今頃は、1年後こんな世界になるなんてこれっぽっちも思ってなかったな。
2020年新年となり、1月にニュースで「中国では新しい感染症が発生」なんて言ってたけど、
海外の話なので全く脅威は感じず、対岸の火事な感じで、
それから「ダイヤモンドプリンセス号で新型の感染症確認」、
「東京都で新型の感染症拡大」、「北海道で感染拡大中」と、国内でもコロナウィルスのニュースが飛び交うようになり、
そこからはみなさんご承知の通り、一気に全国へ感染拡大、緊急事態宣言、各種様々な行事やイベントが中止、学校も休校、お店の入り口には消毒液、レジにはビニールシートやアクリル板、街行く人は皆マスク…。
感染した人の情報はSNSや噂でたちまち広まり、本人だけでなく家族や職場にも心無い言葉や差別、
県外ナンバーの車には石を投げられ、「ウィルスを持ってくるな、出て行け」と張り紙を貼られ、
感染対策に気を付けながら営業している飲食店には、「営業やめろ、火をつけるぞ」と脅しの電話…。
インターハイ中止や全中の中止で、3年間このために必死で練習してきた成果をぶつける場を失った高校3年生や中学3年生の落ち込みやショックに対して、「学生は勉強さえやっとけばいいだろ、スポーツなんかやるな」と、想像性の欠けるコメント。
音楽業界も、ライブハウスでクラスターが発生した事で、「ライブハウスは悪だ」というイメージが広まり、
密閉空間に密集して音の響き、ミュージシャンの織りなすサウンドや魂を、目、耳、体全体で体感できる、ミュージシャンにとってもオーディエンスにとっても唯一無二の素晴らしい空間は、体感したことのない人達に「危険極まりない場所」とメディアに発信されて、
プロ、アマ問わず、ライブやコンサート、野外フェスや音楽イベントもことごとく中止。
ミュージシャンはもちろん、ライブやコンサートに関わるスタッフ(ライブハウス店長始め従業員や、コンサート会場の照明、音響、設営、警備など)の方々の収入は閉ざされ、
なのに、「音楽なんて趣味の世界、なくても生きていけるし必要ない」と心無い言葉…。
「目に見えないウィルスは脅威だけど、それよりもウィルスの発生によって今まで感じなかった人間の闇の部分の言動行動の方が怖い」
この頃イギリスや南アフリカで変異種のウィルスが発生、国内でも確認って言ってるけど、たまたま国内感染者発見がこの前だっただけで、実はもうすでに数ヶ月前から国内に入ってきてて、それから無症状の人達に感染拡大していって今に至るんじゃないかと…。
来年はどんな年になるんだろうか。
コロナの収束はまだ先になりそうだけど、コロナと共存する世の中がどうなっていくのか、まだまだ不確定で不明瞭な点が多いね。
それでも来年は医療従事者の人達が心休まるようになって、
コロナで打撃を受けた様々な産業や自営業の人達の収入が戻り、
子供達のスポーツの大会や文化部の発表会、遠足や修学旅行や運動会などが実施できて、
そして、プロアマ問わずバンドや音楽家に活動の場が戻り、お客さんの前で演奏できるようになるといいな。
THE GANG LICENSEも、結成以来初めて年間通してライブ0回という、今まで経験したことのない1年を過ごしたけど、
ありがたいことにニューアルバムのレコーディング作業を、時間を見つけながら進めていくことができたのでその点では良かったかな。
ニューアルバムの完成は来年に持ち越しになったけど、各メンバーのレコーディング収録は2/3まで終わったので、早く完成させたいね。
というわけで、今年最後のブログは長文になったけど、今年もGANG KOJIのブログに訪問ありがとう!
2021年もどうぞよろしくお願いいたします!
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