FUNDO.JPサイトから嬉しくなるようなお話をピックアップしました。
“人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究”に贈られるイグ・ノーベル賞
今年もイグ・ノーベル医学賞を日本人が受賞しました。
医学賞を受賞したのは木俣肇さん、大阪府でクリニック院長をされている方です。
日本人のイグ・ノーベル賞受賞はこれで9年連続だそうです。
去年は“バナナの皮がなぜ滑りやすいか”を証明した、北里大学医療衛生学部の馬渕教授が受賞しています。
今年の木俣肇院長の研究は、“キスはアトピーやアレルギーに効果がある!?”
イグ・ノーベル賞を受賞した内容は“情熱的なキスの生物医学的な利益あるいは影響を研究するための実験”というもので、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の患者と健常者それぞれ30人ずつに30分間自由にキスをしてもらったところ改善傾向がみられたそうです。
アレルギーはいいから、俺も青春時代へ戻りてぇ~(わらい
次はノーベル賞のメダルのお話。
1962年DNAの二重らせん構造を発見しノーベル賞を受賞したアメリカの生物学者ジェームズ・ワトソンさん85歳。
経済的な事情のためノーベル賞のメダルをオークションに出品しました。
それを約5億8千万円で落札したのは、ロシア人の大富豪アリシェル・ウスマノフさん
それだけだったらニュースにはなりません。
彼はなんとのその落札したノーベル賞のメダルをワトソンさんへ返却すると発表したのでした。
返却したその理由とは
ウスマノフさんはメダルを落札し返却した理由を次のようにコメントしています。
「ワトソンさんの功績は、父親の死因となった癌の研究に寄与した。メダルは手にする価値のある人物のもとにあるべきだ」
癌で亡くなったウスマノフさんの父、その治療に役立った研究をおこなったワトソンさんのために、ウスマノフさんは今回のメダルを落札し返却したということでした。
落札メダル返却理由は・・・ロシア大富豪の「恩返し」(14/12/14)