人の住める環境では、最早有りません。
PM2.5が1m3あたり1400マイクログラムに達した。
日本の規制値と比較すれば、どれほど酷いか・・
日本の環境基準値(1立方メートル当たり35マイクログラム)です。
1400マイクログラムになっても放っておいて対策らしいこともしない中国って・・
あまりにひどすぎて言葉もない。
ところが冬場になると、中国大陸から漂ってくる大気汚染によって日本でも、この環境基準値35マイクログラムを軽く超えてしまう日が、年間20日前後に達しています。
そこで日本では、大気中の濃度が1日平均で環境基準値の2倍を超えると予測される場合に、外出や屋内の換気を控えるよう呼び掛ける暫定指針をまとめています。
ぜんそくなど呼吸器に病気を持つ人や乳幼児、高齢者ら影響を受けやすいとみられる人には特に注意を促しています。
暫定基準値を70マイクログラム/立方メートルに定めたのは、米国で65.5マイクログラムで健康に影響が出るとしていることなどを考慮したものです。
今の時期に中国瀋陽市内で、PM2.5が1m3あたり1400マイクログラムに達したということは、黄砂が発生する3月、4月には日本へもその何割かがやってくると見なければなりません。
今から先が思いやられます。
>中国のPM2.5異常 航空便キャンセル、道路閉鎖も
2015/11/09 13:40 テレ朝 NEWS
中国の大気汚染が深刻になっています。8日、中国東北部でPM2.5の値が一時、日本では外出を控える目安の20倍に達しました。
地元メディアによりますと、中国東北部の瀋陽市内で午後、PM2.5が1m3あたり1400マイクログラムに達したと報じました。日本の基準では、不要な外出を控える目安の70マイクログラムの20倍に達しています。暖房を供給するための石炭の燃焼が主な原因とみられ、現地では大気が白くかすみ、マスクを付ける人の姿が多くみられます。地元の病院では、呼吸器官の不調を訴える患者が急増しているということです。また、汚染の影響で、一部の航空便がキャンセルになったほか、高速道路を閉鎖するなどの規制が取られています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000062147.html
PM2.5とはどんなものでしょう。
簡単に言えば、微小粉塵のことです。
粉塵は直径が小さいほど細い気管支に入ります。
直径2.5μm未満の微小粒子は肺胞まで入り込みます。