我が家はクレソンが足りずに困ったことはない。
なぜ、我が家にクレソンがたくさんあるのかというと、山小屋の横の小さな湿地にたくさんできるからである。
伏流水が湧き出ていることから、母が横の川で自生していたクレソンを植えると、あっという間に群生した。
スーパーなどで購入してつくるのならちょっと躊躇する「クレソンのおひたし」などという、まとまった量を使う料理も、気軽にやってしまっている。
季節になると一家族では消化できないので、親戚、近隣、友人、知人に配りまくる。
ちょっとかわった「おすそわけ」のようで、喜んでくれる人はけっこういる。
まあ、クレソンなんぞなくともそんなに困るものではない。「クレソン自給率100%」って自慢になるんだかならないんだかよくわからない。