和室ばかりだった昔の家から様変わりして、現代の家づくりにおいては、和室を作るかどうかということ自体が検討事項となっている。
自分達もどうするか考えた。
古屋を残すので、和室は最低1間は確保できている。それ以外に作るかどうかということになる。
古屋は客間なので、普段の生活の場としての和室(畳の部屋)の必要性がテーマになった。
ありがちなのは、老人の居室を和室にするという発想だが、我が家の場合、それは最初から考えなかった。
今後のことを考えると、むしろ両親達はベッドのほうがいい。寝起きが楽だからだ。
両親も最初からその考えだったため、両親の寝室はすんなりとフローリングに決まった。
そのほか、畳を敷く場所の候補としては、居間と私達夫婦の寝室があった。
居間はダイニングでもあり、キッチンともつながっていることを考えると、全面を畳にするという選択はできない。一部なら可能、といろいろ考えたものの、ピアノを置いたりすることと、広さの限界からあきらめた。
残る夫婦寝室をどうするかで、決め手になったのは、仕事スペースだった。
私の妻は、家に持ち帰る仕事が多い職業に就いている。そのため夫婦の部屋の横に小さな書斎を作ることにした。妻は床の上に資料を広げて仕事をするので床座りを望んだ。
書斎を和室にするのなら、寝室も和室でいいということになったのだ。
消去法的な過程を経て和室をつくることになったものの、今から考えると夫婦の部屋を和室にしてよかったと思う。地窓からの涼しい風を受けるには床に座っていた方がいい。畳なら布団を敷かなくてもごろっとなれるから、いい風が吹いているときはそのまま昼寝ができる。
和室をなくすというのがトレンドになりつつあるなかでは、逆に将来は和室があるほうが価値のあることになるのではないか、などとも考えた。
私が学生のころは、フローリングの部屋ということだけでうらやましがられた。ところが今やフローリングはあたりまえすぎて、そのことによる付加価値はない。
今後、畳の部屋がうらやましがられる時代もくると踏んでいる。
自分達もどうするか考えた。
古屋を残すので、和室は最低1間は確保できている。それ以外に作るかどうかということになる。
古屋は客間なので、普段の生活の場としての和室(畳の部屋)の必要性がテーマになった。
ありがちなのは、老人の居室を和室にするという発想だが、我が家の場合、それは最初から考えなかった。
今後のことを考えると、むしろ両親達はベッドのほうがいい。寝起きが楽だからだ。
両親も最初からその考えだったため、両親の寝室はすんなりとフローリングに決まった。
そのほか、畳を敷く場所の候補としては、居間と私達夫婦の寝室があった。
居間はダイニングでもあり、キッチンともつながっていることを考えると、全面を畳にするという選択はできない。一部なら可能、といろいろ考えたものの、ピアノを置いたりすることと、広さの限界からあきらめた。
残る夫婦寝室をどうするかで、決め手になったのは、仕事スペースだった。
私の妻は、家に持ち帰る仕事が多い職業に就いている。そのため夫婦の部屋の横に小さな書斎を作ることにした。妻は床の上に資料を広げて仕事をするので床座りを望んだ。
書斎を和室にするのなら、寝室も和室でいいということになったのだ。
消去法的な過程を経て和室をつくることになったものの、今から考えると夫婦の部屋を和室にしてよかったと思う。地窓からの涼しい風を受けるには床に座っていた方がいい。畳なら布団を敷かなくてもごろっとなれるから、いい風が吹いているときはそのまま昼寝ができる。
和室をなくすというのがトレンドになりつつあるなかでは、逆に将来は和室があるほうが価値のあることになるのではないか、などとも考えた。
私が学生のころは、フローリングの部屋ということだけでうらやましがられた。ところが今やフローリングはあたりまえすぎて、そのことによる付加価値はない。
今後、畳の部屋がうらやましがられる時代もくると踏んでいる。
先日は貴重なアドバイスありがとうございました!
情報収集をしつつ、自分たちの望む家作りをじっくり考えて行きたいと思います。でも正直なところ、私のほうが過熱気味で、夫がついて来れないでいます(笑)
夫を置いてけぼりにしないためにはどうしたらいいか、考えて、今まで書いていた日記を独立させて、夫にも読んでもらう事にしました。
そこでなんですが、garaikaさんのサイトをリンクさせていただいてよろしいでしょうか。
知り合って間もないので早すぎるとは思うのですが、私たちにとってgaraikaさんが書かれていることは大変勉強になりますし、夫にも読ませたいのです。
手入れしながら住んでいくうちに『いい家』になっていく、という文章、とてもよかったです。
小便器を自慢する事は・・・の日記には思わずぷっと笑っちゃいました^^
畳を愛する私としては今日の日記は大変共感がもてました。
ごろん、となって気持ちいいのに加えて、さらに地窓をつけるのはいいですね。
長文になって申し訳ありませんでした。
リンクの件、全然問題ないです。わたしなぞはほとんど無断リンクです(笑)。
家づくりって、情報収集は大事です。
ただし、いろいろな情報を集めていくうちに、家とは何かがわからなくなってきてしまうこともあります。
大事なのは、自分達が大切にしていることは何で、それを実現したり、維持したり、守ったり、成長させたりするためには何が必要なのか、ということです。
その価値観は住人それぞれで違うものです。家の情報の中には「こうしないとダメ」、「こうやってはダメ」というような教えがとても多いですが、時にそれは、ある一定の考え方に凝り固まった人の意見だったりします。その人の価値観と一致していればいいのですが、そうでないとミスリードされてしまいます。必要以上に恐怖を煽ったりしている本も少なくありません。
教える側の人が、自分の価値観を省略して家づくり指南をしていることはよくあります。そこは気をつけてください。
かくいう私も、私なりの考え方に凝り固まっているわけでして、そういうことを念頭に置きながら読んでください(笑)。
「畳を愛する」というような、そういう素朴な自分の価値観は大事です。そうした案件を丁寧に洗い出していくといいと思います。
旦那さんを引きずり込むには、できるだけ楽しいことからアプローチしていくといいのではないかな?
「ここに窓があるといい風景が見える」とか、「昼寝をするにはこうすると気持ちいい」とか、趣味を持っているのなら「道具はどうして収納しようか」とか・・・。
なお、長文は問題ないです。ゆかりさんの文章はわかりやすいですし。
BLOGの世界でもたくさん長文書きがいますよ。誰とは言いませんが(笑)。
もうそろそろネットもやめておかないと目が・・・肩が・・・
と思いつつ、続けています(笑)
リンクの件ご快諾いただけてうれしいです。
夫巻き込み作戦、一手法として、garaikaさんのご意見取り入れてみます。
わがやには一部屋だけ畳の部屋があります。三畳に床の間があるだけの小さな部屋です。
もともと親世帯は父親が身体が不自由ということもあり和室は作らない、ということだったのですが、子世帯では絶対欲しいなとはじめから思っていました。
お願いをした建築家も小さくても他と雰囲気が変わる部屋があるのが良い、という考えを持っていて、その趣旨で雑誌にコラムを書いたこともありました。
家全体としてはバリアフリーを意識して段差を極力なくした作りになっていますが、和室だけはあえて高さを設けて、雰囲気を持たせています。扉を閉めると閉ざされて別世界になります。
今は布団をしいて(とても狭いですが)寝る部屋になっています。本来の寝室がいまだダンボールで埋まっていて、ベッドも買っていないこともあるのですが・・・・。
garaikaさんへ
あなたはもう既に私の仕事をなくしつつあります。(笑)
おっしゃることが一々ごもっとも!
私がよく施主に対してお話することと同じようなことを完璧に体得してらっしゃる。
でもちょっと悔しいから
ゆかりさん、および一人奮闘する世の奥様達へ
男を家づくりに参加させるヒントを伝授
男性諸君へ
『「家なんて、かえって寝るだけ」
それならば、本当に気持ちよく寝ることができる家について
徹底的に考えてみてはどうですか?』
仕事から疲れて帰り、日常的に繰り返すことがあるはずです。いわばそれは眠るまでの大事な時間。
食事をする、風呂に入る、ビールを飲む、子供と遊ぶ、TVを見る、妻との会話、ネットを楽しむ、本を読む、ただボーっとする、etc・・・。
玄関を開けて服を着替えてバタンきゅー、なんてことはほとんどないはず。
一般的に男性は女性より家にいる時間は少ないとは思いますが、だからこそ、玄関を開けて床につくまでのわずかな時間をより気持ちよく過ごすためには何が(モノではなく、“場”“雰囲気”“時間”)必要なのかを本気で考えてみるというのはどうでしょうか?
って、ご主人に言ってみると意外と乗ってくるかも。
所詮、男は単純ですから。
注:こんな作戦に簡単に乗ってしまうのは私だけかもしれません。
garaikaさん、スペースお借りして申し訳ありませんでした。
段差をつけたというコダワリはいいですね。
日本の家の段差には結構深い意味がありますから。
我が家も当初は段差をと考えたのですが、フローリング部分との折り合いがつかず、結局同レベルにしてしまいました。
3畳のスペースに寝るというのも面白いかも。
ウチの場合は、とうにおわかりのように夫主導の家づくりです。
それをいいことに、自分のああしたいこうしたいばかり考えてました。屋上を作るのも、花火や夕日を見ながらビールをうまく飲みたいというのがまずありましたし・・・。
ゆかりさん、ビールがうまい空間というのは旦那さんを乗り気にさせる可能性大です(笑)。コメントの私の名前のところに屋上について書いたエントリをリンクしておきますので、よろしかったらみてみてください。
なお、1コ前のコメントはgaraikaのものです。失礼いたしました。
花火見台(どうしても、花見びだいになってしまいます)いいですよね~初めてこちらにお邪魔したとき拝読して、羨ましく思いました。
garaikaさんのように、こうしたいからこれが欲しい、という希望を夫がもっと考えてくれたらいいのですが。
朝妻さん(はじめまして!)のおっしゃるように、まずは私からアプローチしてみます。
“ダーリン♪”“ハニー♪”と呼び合うには程遠い夫婦仲の私たちですが、あえてそのダーリン♪のためにこんなのあったら喜ぶだろうな、と私が考えるのは、garaikaさんもおっしゃるビールのおいしい環境と、ねっころがってTVを見れる環境だと思います。
新参者の私のためにいろいろアドバイスありがとうございました!