魂の発達

私とは何か。私とは魂であるというところから世界を考えます。

戦争への道

2014-05-31 10:50:22 | Weblog

 韓国ではW杯予選敗退の選手を侮辱するためにサポーターが出迎えた。改めて韓国人について考えさせられた。
 安倍首相は軍事力を背景にした平和主義を唱えている。軍事強国でなければ世界平和に資することができないというのであろう。もちろん本心は富国強兵で世界に君臨することであろう。中国の覇権主義はそれを正当化できる好機である。中国に命を狙われている(と思っている?)金正恩には安倍晋三は頼れる強者に映るのかもしれない。
 戦争放棄の理想を守る国であり続けるか、戦争のできる国にするのか。もちろん戦争をしない国である方がいいに決まっている。しかし理想を守り続けるには優れた包容力や外交力が必要だ。無軍隊主義で行くとしたら、外国から侵略されたときは、ゲリラ戦法で反撃するしかない。しかし竹島や尖閣のように島をかすめ取られるような事例にはゲリラ戦は無能である。そうならないためには優れた外交力が必要なのである。
 軍事国家としてやって行くには優れた闘争心や身体能力が必要だ。徴兵制度も必要になる。スマホにグルメにスターにと、列をなし惚けている現代日本の若者には無理な相談だろう。
 日本の若者の自己評価は先進国の中で最も低いらしい。自分に自信がないということは強者に依存する性格ということだろう。それが小泉を誕生させたし、その後の政局の混迷を招き、安部登場にとって都合のいい状況であった。しかし、それ故に安部の理想とする国家は実現しないだろう。それでも日本は軍事国家へ向かうだろう。滑稽で悲劇である。

 中国と韓国が握手した。それほど日本人が憎いのだろう。日本への併合はそれほど彼らにとって屈辱だったのだ。その気持ちはわかる。日本人は中国を脅威と感じているが、本当は韓国の方が恐しい相手かもしれない。日中戦争になれば韓国は火事場泥棒を狙うだろう。彼らにとって日本は悪の国である。悪に対してはどんなことをしてもいいと彼らは思っているらしい。だからといって軍事力で彼らを抑えるのは賢明ではない。それでは恨みはいつまでも消えないからだ。永遠の戦闘状態に陥ってしまう。温かい心と忍耐と努力のみが凍った心を溶かすことができる。このまま安部を許せば道は戦争に通じることだろう。それを止めることができるのは政権与党だけだが、口では批判しても誰もその行動をとらない。

 大泣き記者会見によって世界中で有名になった政治家がいる。悪さを見つかったガキそのものだった。これが現代日本における政治家の資質というものだろう。ひいては国民の資質というものであろう。


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