魂の発達

私とは何か。私とは魂であるというところから世界を考えます。

魂の差異

2006-05-18 14:24:53 | Weblog

現実に現れている人間の差異は「魂」の発達段階や経験によるだけではないでしょう。生命にはバイオリズムがあるといわれますが、魂にもバイオリズムが考えられます。魂のバイオリズムは、中国思想でいう「気」というものを考えるとわかりやすいでしょう。気が盛んだとか気が弱っているというのがそれです。「気」には宇宙的な気もあります。この気のバイオリズムの研究の一つが占星術や干支などの研究、易学や陰陽学といってもいいでしょう。
とはいえ、バイオリズムについては科学的証明は不可能です。知性、感情、身体はお互いに影響を与えるだけでなく、気候や生活環境、あるいは無意識の記憶などの影響を受け、測定することができないのです。世界は様々な存在のバイオリズムがお互いに影響し合い、複雑に絡み合って、とうてい読み取れるものではないようです。すべての占いと同じように確率的にしか判断できないでしょう。それが量子論的世界ということではないかと思います。

さて、思春期の人類は青年期に向けて退行と進歩の間を揺れ動くことでしょう。青年期から人類の人口増加も終わり、減少方向に向かうでしょう。世界経済の成長も終わります。必然的に精神世界へ目が向けられるようになることでしょう。青年が最初に目指すのはきれいな整った社会生活というところでしょうか。それ故に厳しい監視社会になるかとも思われます。しかしやがて人口減少とともに経済的余力が生まれ、もっと自由な生活態度が求められるでしょう。青年とは現実に夢を追うものですから、おそらく、人類の青年期の精神の基調も唯物的世界観でしょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿