がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

2号機5階250ミリシーベルト

2011年10月22日 | 原発
2号機内部の写真を公開された。


遠隔操作ロボットで調べたところ、原子炉建屋5階の格納容器の蓋の部分で250ミリシーベルトという

高い線量が測定された。

この写真を見て判ることは・・・天井クレーンがビックリするほど錆ついていることだ!

これが、何を意味するか・・・・・建屋内を縦横無尽に走る配管のフランジ部・バルブ等は、とっくに

錆付いているという事!

錆は、金属を腐食させるだけでなく、フランジ部などは、そのフランジを開けてしまう事もあるのだ。

2号機は特に建屋自体が健全であることが、逆に災いし、湿度が非常に高く直ぐに錆付いてしまったのだろう。

また、原子炉冷却の為に、海水を注入していることが、少なからず影響していることは確かだ。

東電・政府が進めている出鱈目な工程表によると、配管・バルブに対する対策は全くされる予定も無い。

これから、数年いや十数年もこの状態を保つのは、現実的に無理なのだ。

そのうち、配管のフランジ部やバルブから高い放射性物質を含んだ水が漏れ出すのは、時間の問題だ。

さてさて、この問題は把握されているはずだが、どんな対策をするのか・・・・・


事故当時に記事をアップしたが、格納容器内の圧力上昇により、格納容器の蓋のフランジ部が耐えられず

そこから、水素と一緒に放射性物質が漏れ出たことによって、その周辺線量が上昇したのだろう。

マスコミ各社の発表では、格納容器の蓋が見えているようにされているが、全く見えていない。

格納容器の蓋は外されておらず、その上には、コンクリート製の蓋があるからだ。

写真右奥に見えるものを格納容器の蓋と考えたのだろうが、事故から半年以上も原子力を担当しても

それが、判らないマスコミのレベルの低さを露呈した格好だ。

少しは、勉強しなさいよ!マスコミさん!情けない!


因みに建屋内に入ったロボットは調査を終えて戻る途中に3階部分で無線交信が途絶えてしまい、

迷子になって戻ることができなくなったということです。

モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!

にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村