がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

1号機非常用冷却装置損傷無し

2011年10月24日 | 原発
何故今更このような発表がされるのかが、どうも腑に落ちない。

1号機で事故調査の焦点となっている非常用の冷却装置について、東京電力が調査した結果、

装置に損傷は見られず、地震で壊れた形跡がないと発表があった。

しかし、いったん起動した装置を運転員が停止したとされる理由については、依然、調査中だとして、

詳しいことは分かっていないのか?明らかにされていない。

1号機は、一番古いプラントなので、電源が失われても原子炉を冷却できる「非常用復水器」が

電源喪失事故当時に起動したが、午後6時半ごろからおよそ3時間にわたって運転が停止したと

されていて、当時の操作や装置の状態が事故調査の焦点の一つになっているのだ。

東京電力は、今月18日、1号機の原子炉建屋に作業員を入れて装置の状態を初めて調査した結果、

装置本体をはじめ、配管や弁に損傷は見られず、地震の揺れで装置が壊れた形跡は無かったとした。

また、冷却装置の水位計は65%の水がたまっている値を示している。

この装置が停止したことを巡っては、東電の関係者が、政府の事故調査・検証委員会の調査に対して、

「1号機の運転員が復水器の中の水がなくなって『空だき』になっていると疑い、装置が壊れるのを

防ごうと運転を停止した」と証言していて、今回の水位計のデータはこの証言と矛盾している。

これについて、東電は「運転員がなぜ運転を停止したかは事実関係を含め調査中で、水位計についても

故障して値が正しくない可能性もある」としていて、冷却装置が停止した原因は、依然分からず、

今後の事故調査で解明すべき焦点の一つになっている。

なんともお粗末な内容だが、”真実”を一つ一つ明らかにする事が大事なのだ。

非常時の手順書を巡っても、黒塗りして提出したりと”真実”の隠ぺい工作が垣間見れる。

(黒塗り手順書の言い訳として、テロ対策とは、何とお粗末な!作業員の所在さえ把握出来ていない

東電が言えることでは無いはずなのだが・・・・)

モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!

にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村