がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

原発事故とTPP

2011年10月26日 | 原発
政界では、TPPへの参加・不参加を巡り論争が繰り広げられている。

TPP参加に賛成している方々に聞きたいことがある。

諸外国から見て日本はどのように写っているのかを考えたことがありますか? 


「日本は、放射能に汚染された国」と思われているのです。

先日行われたF1のトップチームのレッドブルが食料を海外から持ち込んだということでも

その事実が明らかだ。


TPPの対象は、一次産業だけでは無いが、日本の農作物など受け入れる国があるとは思えない。

「胃の中の蛙」で日本という国の評価を今まで通りだと思っているのは、大間違いなのだ。

原発事故は、直接的に日本国内に大きな被害を出したが、今後、間接的にも日本経済を揺るがす

ような被害を出すことは、間違いないのではないだろうか?


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福島第一原発の安全設備確認

2011年10月25日 | 原発
事故の収束に向けた作業が続く福島第一原子力発電所の中期的な安全対策を評価する

専門家チームが、23日、福島第一原発を視察し、原子炉への注水施設や緊急時の

安全設備を確認した。

中期的な安全対策は、事故の収束に向けた工程表のステップ2の達成を判断する条件のひとつに

なっていて、原子炉の冷却を維持する施設や方法を強化する対策を進めることとしている。

視察では、原子炉に注水するために構内を敷設されている配管や汚染水の処理装置を確認したほか、

津波など緊急時の場合に使う高台に配備されている電源車の設置状況などを確かめた。

視察を行った福島大学の渡邊明副学長は「津波でぐちゃぐちゃに壊れた施設がある一方で、

タンクなどは整然と配備されている印象を受けた。バッテリーや電源車など、緊急時に原子炉の

冷却に必要な電源の多重性は確認できたが、原子炉建屋の内部の状況などまだ見えない部分も

多いので、今後も責任を持って見ていきたい」とした。

ここで、期待したいのは、耐震性と耐腐食に対する評価なのだが、そんな目をもっている専門家が

いるのだろうか?

現場経験者が”原子力村”から離れた目で見て、今後収束までの長期間に渡る時間を健全に

過ごすことが出来るかどうかという目が必要なのではないだろうか?

学者先生は、現場を見る目は皆無に近いと思っているから・・・

バッテリーや電源車ではなく、注水系統が多重化されているかは、同様に重要なはずだ!


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1号機非常用冷却装置損傷無し

2011年10月24日 | 原発
何故今更このような発表がされるのかが、どうも腑に落ちない。

1号機で事故調査の焦点となっている非常用の冷却装置について、東京電力が調査した結果、

装置に損傷は見られず、地震で壊れた形跡がないと発表があった。

しかし、いったん起動した装置を運転員が停止したとされる理由については、依然、調査中だとして、

詳しいことは分かっていないのか?明らかにされていない。

1号機は、一番古いプラントなので、電源が失われても原子炉を冷却できる「非常用復水器」が

電源喪失事故当時に起動したが、午後6時半ごろからおよそ3時間にわたって運転が停止したと

されていて、当時の操作や装置の状態が事故調査の焦点の一つになっているのだ。

東京電力は、今月18日、1号機の原子炉建屋に作業員を入れて装置の状態を初めて調査した結果、

装置本体をはじめ、配管や弁に損傷は見られず、地震の揺れで装置が壊れた形跡は無かったとした。

また、冷却装置の水位計は65%の水がたまっている値を示している。

この装置が停止したことを巡っては、東電の関係者が、政府の事故調査・検証委員会の調査に対して、

「1号機の運転員が復水器の中の水がなくなって『空だき』になっていると疑い、装置が壊れるのを

防ごうと運転を停止した」と証言していて、今回の水位計のデータはこの証言と矛盾している。

これについて、東電は「運転員がなぜ運転を停止したかは事実関係を含め調査中で、水位計についても

故障して値が正しくない可能性もある」としていて、冷却装置が停止した原因は、依然分からず、

今後の事故調査で解明すべき焦点の一つになっている。

なんともお粗末な内容だが、”真実”を一つ一つ明らかにする事が大事なのだ。

非常時の手順書を巡っても、黒塗りして提出したりと”真実”の隠ぺい工作が垣間見れる。

(黒塗り手順書の言い訳として、テロ対策とは、何とお粗末な!作業員の所在さえ把握出来ていない

東電が言えることでは無いはずなのだが・・・・)

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内部被ばく検査で男児2人が2.5ミリシーベルト以上

2011年10月23日 | 原発
やっと真実が発表されたと思いきや、福島県の放射線に対する姿勢が、余りにも酷い。

国際放射線防護委員会(ICRP)を引き合いに出して「健康に影響の及ぶ数値ではない」と断言している。

国際的にも、低線量放射線による人体の影響を明言したものは、ひとつも無いのに。

今回発表されたのは、一番守らなきゃいけない4歳と7歳の男の子が、2.5ミリシーベルトもの

内部被ばくをしていたという事実だ!

放射線に対する報道に慣れてきた国民に対して、サラッとこういった報道をする!

皆さん!!よ~く見てください!

騒がれているホットスポットの放射線量の単位はマイクロシーベルト/Hなんです!

今回の被ばく量は、ミリシーベルトなのです!  1000倍です!!

これでも、影響が無いとする行政の感覚から言えば、点在するホットスポットは対策する

必要は無いと言っているようなものになります。

数字の小ささに騙されないように、しなければなりません。

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2号機5階250ミリシーベルト

2011年10月22日 | 原発
2号機内部の写真を公開された。


遠隔操作ロボットで調べたところ、原子炉建屋5階の格納容器の蓋の部分で250ミリシーベルトという

高い線量が測定された。

この写真を見て判ることは・・・天井クレーンがビックリするほど錆ついていることだ!

これが、何を意味するか・・・・・建屋内を縦横無尽に走る配管のフランジ部・バルブ等は、とっくに

錆付いているという事!

錆は、金属を腐食させるだけでなく、フランジ部などは、そのフランジを開けてしまう事もあるのだ。

2号機は特に建屋自体が健全であることが、逆に災いし、湿度が非常に高く直ぐに錆付いてしまったのだろう。

また、原子炉冷却の為に、海水を注入していることが、少なからず影響していることは確かだ。

東電・政府が進めている出鱈目な工程表によると、配管・バルブに対する対策は全くされる予定も無い。

これから、数年いや十数年もこの状態を保つのは、現実的に無理なのだ。

そのうち、配管のフランジ部やバルブから高い放射性物質を含んだ水が漏れ出すのは、時間の問題だ。

さてさて、この問題は把握されているはずだが、どんな対策をするのか・・・・・


事故当時に記事をアップしたが、格納容器内の圧力上昇により、格納容器の蓋のフランジ部が耐えられず

そこから、水素と一緒に放射性物質が漏れ出たことによって、その周辺線量が上昇したのだろう。

マスコミ各社の発表では、格納容器の蓋が見えているようにされているが、全く見えていない。

格納容器の蓋は外されておらず、その上には、コンクリート製の蓋があるからだ。

写真右奥に見えるものを格納容器の蓋と考えたのだろうが、事故から半年以上も原子力を担当しても

それが、判らないマスコミのレベルの低さを露呈した格好だ。

少しは、勉強しなさいよ!マスコミさん!情けない!


因みに建屋内に入ったロボットは調査を終えて戻る途中に3階部分で無線交信が途絶えてしまい、

迷子になって戻ることができなくなったということです。

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