世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

農産物、家畜飼料の高付加価値化と生産性向上

2018-07-19 18:29:28 | 連絡
少子高齢化・人口減少社会、IoT社会における農産物 コメ、マンゴー、レンコン、家畜飼料の高付加価値化と生産性向上
2012/5/19、スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版、Stay hungry. Stay foolish. ですが、hungryにはambitious(大志とか夢)の意味があります。またfoolishにはimmoderateという意味があり、これは「普通で適当な限界を超える、最先端・最高峰(extreme)を目指す」という意味になります。したがってStay hungry. Stay foolishは、「大志を抱いて絶対に夢をあきらめるな。最先端を目指して限界に挑戦しよう」
https://www.youtube.com/watch?v=XQB3H6I8t_4
(+)2018/1/9、Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be. =少年よ。大志を抱け。金銭や私欲を求める大志であってはならない。名声などと呼ばれる泡沫のものを求める大志ではあってはならない。人としてなすべき全ての本分に対してのものであれ。=、マサチューセッツ農科大学の学習プログラムを札幌農学校に移植。http://samuraitax.com/2018/01/19/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%A8%80%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3/
(+)2014/11/10, 虹と雪のバラード(トワ・エ・モワ), https://www.youtube.com/watch?v=cPwnaq9PQF0
2016/4/9、内田農場の内田智也代表取締役が左手に常に巻くのは腕時計型端末「アップルウオッチ」。水田のあちこちからリアルタイムに届く水位変化などの情報に目を光らせる。 内田農場の強みは、BtoBに特化している点にある。牛丼チェーンやコンビニエンスストアなどからの要望に応じて、適切な業務用のコメを提案して受注生産。ITを積極的に活用し安定した品質を維持しながら大量生産して、かつ低コスト化も実現している。 TPPの発効によって今後、輸入農産物との競合が激しくなるなか、国内農家の進むべき一つの姿を先取りしている。 コンバインなどの農機具の稼働率を上げるため、収穫期間を9月から11月の3カ月間に分散するように作付けしているのだ。業務用で15もの品種を同時並行で育てているのは、極めて珍しい。例えば牛丼チェーン向けに納めているのは「みつひかり」。タレがしみこみやすくかみ応えがある。寿司店向けの「ひとめぼれ」は外観が美しく、コンビニ向けの品種は冷めても柔らかいままという特徴がある。次世代農業の支援サービスを手がけるベンチャー、ベジタリア(東京・渋谷)の「PaddyWatch」だ。「田んぼの見回り代行します!」がうたい文句のクラウドサービスで、水田に設置するポール型のセンサーと農家向けの専用アプリとセットで提供する。 アプリはスマートフォンiPhone版とAppleWatch版がある。センサーは携帯電話の3G回線に対応しており、「水位」「水温」「気温」「湿度」の情報をリアルタイムに計測し、クラウドへアップロードする仕組みだ。 例えば真夏に気温が上がりすぎれば稲穂が高温障害に陥る危険がある。一度でも失敗したら未熟米になってしまうなど、それまでの努力が水の泡になりかねない。 そこで多くの農家は、26度程度になるとすぐさま水門を開けて、水田に水を引き込むことになる。 ややこしいのは、同じ水田でも水の入り口(水口と呼ぶ)と出口(水尻と呼ぶ)で数度違うことだ。水門を開けるタイミングの見極めは難しく、多くのコメ農家は、数キロメートル先でも頻繁に足を運んで水田を見回ることになる。台風などの自然災害時も例外ではない。 例えば肥料。その土壌に今、何を足りないから補う必要があるのか、本当に適量なのかなどを検証していないことは少なくないという。品質を高め安定した生産量を維持し、コストも下げるにはどうしてもデータが必要だった。 PaddyWatchはデータ主義へと転換する第1弾という位置づけだ。「ゴールはビッグデータの解析。その前に正確なデータを収集しなければならない」(内田代表取締役)と考え導入を決めた。 例えば稲作では昔から、穂が出てから毎日の水温を積算していき、1000度になったタイミングが適切な刈り取り時期だとされる。ただ天候不順や台風、日照りなど毎年気象条件は異なり、コンバインを出動させるタイミングの見極めは悩ましい。最後に内田代表取締役に、コメ作りの醍醐味を聞いてみた。「きついししんどい。しかしこんなにわくわくして眠れないほど愉快な仕事はない」と目を輝かせながら語った。 よくアップルは、ITの世界に有形価値だけでなく無形価値も持ち込み、妥協なく磨き上げているから消費者を熱狂させるのだとされる。コメ作りでも同じようようにデータ資本主義に基づいて無形価値も大切にすれば、必ず消費者の心を揺さぶる。TPP発効後も国産農家は十分競争力を維持できるはずで、コメ産業の将来は決して暗くはない。 http://tech.nikkeibp.co.jp/it/atclact/active/16/033100018/033100002/?ST=act-enterprise&P=3
2017/2/23、北海道産の冬のマンゴーは自然エネルギーを使い、ハウスの中の夏と冬を逆転させて作っています。夏には、寒い時期に積もった雪を使ってハウス内の地温を下げ、“マンゴーにとっての冬”を作り、冬には、温泉を使って地温を温めて“マンゴーにとっての夏”を作ります。こうすることで、これまで入手できなかった11月後半から12月という時期に完熟マンゴーができます。十勝の6~7月は最低気温が10度くらいという日が15~20日間ほどあります。この時期に、貯蔵しておいた雪を使ってハウスの中の地面を冷やすのです。具体的には、寒い間に降った雪をたっぷりと積んで、木の皮をかぶせて貯蔵しておく。この貯蔵した雪の下に不凍液を入れたパイプが通してあり、そのパイプはハウスの地面の下にもはわせてあります。雪の中を通って冷やされた不凍液が、マンゴーを植えた地面の下を流れて地温を7℃くらいに保つわけです。こうなると、実際の季節は夏ですが、マンゴーの木は冬だと感じてくれます。こうした条件でマンゴーは花芽を付け、その後花が咲き、受粉させて実が付くというわけです。 寒くなってくると今度は温泉を使って地温を暖めます。温泉は近くの十勝川温泉と同じ温泉です。バルブを切り替えると不凍液の代わりに温泉水が流れ、地温を常時27~28℃になるように保ちます。この場所はもともと温泉が出る池があったところで、温かい水で魚を養殖していました。その温泉水を利用しています。これに加えて廃油を使った暖房を使って、寒い時期の十勝でもマンゴーにとっては夏という環境を作って実を育てます。十勝は実は日照条件も良いんです。こうして、11月下旬から12月にかけて完熟マンゴーが採れるのです。北海道が進めている「一村一炭素おとし」事業※に申請して、認められ3000万円の補助金を受けることができました。それで作ったのが現在のハウスです。投資額は5000万円。不足分は借り入れをしました。中川:今は2300個くらい、採算は取れていません。段階的に増やして5年後の2023年には2万5000~3万個体制にしたいと考えています。こうなると、地域のビジネスモデルにするという当初の目標が見えてきます。5万円の値段が付くものをたくさん作るのは、生産者としては常に望んでいます。どうやって、大きな、出来のいいものを作れるか、毎日悪戦苦闘しています。同時に数を増やし、その先はマンゴー以外にも展開していくつもりです。現状の売上額は約600万円で、採算が取れる金額ではありません。高価格のものをたくさん作れるようにして量も増やし、2023年には1億円にすることを目指しています。収支がトントンになるのは2022年くらいでしょうか。冬の時期にマンゴーがたくさんできるようになれば、十勝にマンゴーを核とした新しい市場が生まれてきます。十勝は豆も小麦もテンサイも日本一。牛乳もあるし、塩もできるようになってきた。そこにフルーツが加われば、十勝産のものだけで新しいスイーツが作れる。十勝の産業構造そのものが、ガラリと変わる可能性を思い描いています。マンゴーが高値で売れ、規格外品も加工用にできれば、市場が広がり、雇用にも結び付きます。最終的には、最近どんどん薄れている地域コミュニティーの再構築にも結び付くでしょう。 この仕組みは、ほかの果物にも応用できるはずです。例えばパパイアやパイナップル、ライチなどですね。ノラワークスが、農業試験場のような役割になればと思っています。http://special.nikkeibp.co.jp/NBO/businessfarm/keyperson/04/?P=2
2017/7/27、国内農機最大手のクボタと農薬首位の住友化学はコメの生産コストを最大3割減らす新農法を2020年までに確立する。クボタの栽培技術と住友化学の改良品種や農薬を組み合わせる。農家の経営体力を引き上げ、農機や農薬などの需要を確保する狙いがある。 新農法では種もみを水田に直接まく「直播き(じかまき)」の効率を高める。https://www.nikkei.com/article/DGXLZO18701890R10C17A7MM8000/?n_cid=NMAIL001
2017/9/29、トヨタ自動車の農業支援システム「豊作計画」の実施例(1):まずやったのは、トヨタはカイゼンスタッフを鍋八農産(愛知県弥富市)のコメ農場に送り、コメ作り仕事の内容を理解することだった。デジタルで管理することで、効率が格段に高まった例の1つが育苗だ。以前は、田植えで苗が足りなくなることがないように、多めに苗を作っていた。過度に安全を見込んでいたため、1割くらい廃棄が出る。鍋八農産は作業受託も含めると約200ヘクタールの広大な水田を管理しており、金額に直すと数百万円分を廃棄していた。 問題は、どれだけ苗が必要かを頭の中で大まかにしか把握していない点にあった。田植えの期間は4月上旬から6月上旬までの2カ月間。トヨタの指導でこれに合わせ、圃場ごとに必要な苗の量を計算し、1日当たりどれだけ作業ができるかを考慮に入れ、苗を栽培する時期を調整した。その結果、「田植えに必要な量だけ苗がある」という状態にぎりぎりまで近づけることができた。苗の廃棄は以前の3分の1以下に減った。データ管理とカイゼン指導の歯車がかみ合った好例だろう。豊作計画の活用で先行する鍋八農産は、つま先に強化プラスチックが入った安全靴を履いて作業するようになった。限られた人数で仕事をしており、1人が欠けるとどれだけ大きな影響が出るかを考えたからだ。「次はヘルメットをかぶろうとみんなで言っている」(八木輝治社長)。(2)One(石川県金沢市)のレンコンの収穫と出荷:工業製品と違い、レンコンは形や大きさが一様ではない。しかも、水の下の土の中に潜っているので、掘ってみないと形や大きさはわからない。そこで、「足りないより、余ったほうがいい」と考えた。収穫は基本的に手作業なため、出荷チームから連絡しにくいという事情もある。 トヨタのスタッフは2つの理由でこのやり方を見直すよう求めた。「客にとってはリードタイムが短いほうがいい」「在庫は持つべきではない」の2つだ。そこで、収穫チームがレンコンを運ぶ方法をやめ、出荷チームが取りに行く方法に改めるとともに、回数を2倍の4回に増やした。そうすることで以前と違い、作業の進捗状況を収穫チームに伝えやすくなった。(3)内浦アグリサービス(石川県能登町)は稲を刈り取って、円柱状のロールに束ね、ラップして発酵させ、家畜の飼料にするホールクロップサイレージを生産している。以前は専用の機械で収穫してロールに束ね、トラックで事務所に運んでラップしていた。当時は、1日にラップする量は40ロールが限度だった。この量に合わせ、田んぼでロールを作る量を制限していた。この「限度」を変えるため、トヨタの指導で各作業にどれだけ時間がかかっているのかを測ってみた。その結果、ラップには3~4分しかかかっておらず、ラップのチームに「手待ち時間」が発生していることがわかった。改善の手法はOneと同じ。収穫チームが運ぶのではなく、ラップのチームが取りに行く方法に改めて手待ち時間を埋めることで、60ロール(1.5×40ロール)を巻くことができるようになった。トヨタには作業の見直しは指導するが、農家の領域の栽培方法には踏み込まない。「自分が作ったほうがうまくいく」と考え、農場を開いて失敗する企業と比べ、どちらが上から目線だろう。 そして、豊作計画そのものもカイゼンの対象になる。テーマの1つは、圃場や気候の条件が違う様々な地域に対応できるようにすることだ。「愛知と石川で農業のやり方をやっと勉強した段階。中山間地もあれば、町に近いところもある。北海道のような広大な農場もある。もっと勉強し、地域に根ざすことのできる形を作っていきたい」。不断に続くカイゼン活動のプロセスの中に、豊作計画とそれを担当するスタッフもあるのだ。
2017/9/28、フィールドビューは、その名の通り、農地や作物の状況を常に監視するシステムである。各農地ごとに日々刻々と変わる天気や降雨量、作物の生育状況などをビジュアルに知ることができる。データはクラウド上に置かれて、農家はいつでもパソコンやタブレットなどから見ることができる。いわゆる「精密農業」を実現するためのツールの1つだと言えるだろう。 フィールドビューの使用料は、機能限定タイプなら無料、標準タイプで年間749ドルである。農場面積が2500エーカー(約1000ha)以上になると使用料金は高くなり、通信料や表示に使うiPadなども別売りだが、1000haを監視するのに年間8万円程度。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51135
2018/5/27,農林水産省はコメや野菜などの自動栽培を普及させるため、ドローンや自動走行農機などを使って作付けから収穫まで行う実証実験を2019年度に始める。農機の開発・導入費などを全額補助し、全国30以上の地域で実施する。先端技術で生産性を高めることで人手不足を克服し、稼ぐ農業の実現につなげる。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31016830W8A520C1MM8000/

2018/7/7,「岩手県農業公社」(家畜農家から牧草やデントコーンの種まきや収穫受託既存事業)が、牧草とデントコーン(飼料用トウモロコシ)の販売新規事業。牧草は6~8月、デントコーンは10月に刈り取り、細かく砕いてロールに梱包(こんぽう)。密閉状態で1カ月半熟成させることで乳酸発酵を促し、高栄養価製品化。1ロール(牧草600キロ、デントコーン500キロ)当たり1万1000円(税別)https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180707_32006.html
2018/7/D,植物工場のソリューション-農業技術と工業技術の融合した植物工場について-, 家電製品事業化で培った工業製品製造ノウハウを活用した「植物工場プラント開発」と植物工場に特有の栽培技術をパッケージ化した「栽培レシピ開発」,パナソニックグループのアグリ分野取組み概要。http://app.journal.ieice.org/trial/101_7/k101_7_673/index.html