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ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

高市宇宙担当相「しっかりと原因分析を」 小型ロケットのエンジン試験爆発7/14(金) 産経

2023-07-19 17:12:36 | 連絡
高市早苗
 
 

宇宙政策担当相
は14日の閣議後会見で、秋田県の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場






で同日発生した、小型固体燃料ロケット「イプシロンS」のエンジン爆発事故を受け、「日本は宇宙に関する優れた技術を持っている。これからの課題は、宇宙への輸送能力の強化だ。しっかりと原因を分析して対応していただきたい」と強調した。


小型ロケット、エンジン燃焼試験中に爆発 JAXA2023/7/14産経

2023-07-19 17:05:42 | 連絡
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、開発中の小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の2段目エンジンを地上で燃焼させる試験を秋田県の能代ロケット実験場で行ったが、開始後57秒で爆発を起こした。



JAXAによると、試験場から600メートル以内は一般人の立ち入りを禁止しており、作業員についても今のところ、けが人は確認されていない。JAXAが状況の確認を急いでいる。
イプシロンSは、前身のイプシロンロケットを改良・強化した後継機。
2024年度に初号機を打ち上げ、それ以降は民間に移管する予定だった。
大きな強化ポイントが第2段エンジンで、先代のイプシロンに比べ、推力を470キロニュートンから、約1・3倍の610キロニュートンに増やしていた。
14日に行われた初の燃焼試験では、約120秒間燃焼し、着火や燃焼の特性やシステムの性能、振動・衝撃など約170項目を確認する予定だったが、燃焼開始から57秒後に燃焼異常を起こし、爆発した。
イプシロンSは、全長約27メートル。高度500キロの地球周回軌道に1・4トンの衛星を打ち上げる能力がある。年間2機以上、契約から1年以内で打ち上げる仕組みで、世界の小型衛星の打ち上げ市場での競争力強化を目指していた。また、現在開発中の大型ロケットH3との技術や部品共通化などによる相乗効果も目的としている。
現在、日本のロケット開発は打ち上げ失敗が続いており、昨年10月、イプシロン6号機が打ち上げに失敗。今年3月には、H3初号機が打ち上げを一度中止した後、再挑戦した打ち上げで失敗に終わった。
イプシロンは、配管の詰まりが原因とみられ、姿勢制御に用いる装置が機能しなかった。H3はエンジンの電気系統に想定外の大きな電流が発生したことが原因と考えられている。


秋田県は日本のロケット発祥の地!道川海岸で日本で初めて行われた発射実験!2022年7月4日まっぷるトラベルガイド編集部

2023-07-19 16:36:08 | 連絡
由利本荘市の道川海岸は「日本ロケット発祥の地」と呼ばれ、能代市にはロケット実験場が置かれています。
〇秋田は「日本のロケット発祥の地」
秋田県由利本荘市道川海岸。









ここには1955(昭和30)年8月から1962(昭和37)年まで、日本で最初のロケット発射場が置かれ「日本ロケット発祥の地」と呼ばれています。
1955(昭和30)年4月、「日本のロケット開発の父」と呼ばれる糸川英夫(いとかわひでお)教授のもと、東京・国分寺駅近くの工場跡地で東京大学生産技術研究所(生研)によるペンシルロケットの水平発射実験が行われ、成功を収めました。
〇秋田がロケット打ち上げに選ばれた背景
次の段階としてロケットを上空へ打ち上げることが計画されましたが、広い砂漠などを持たない日本では、海岸からロケットを打ち上げて海に落とすしかなかったのです。
ロケットを打ち上げるには船や飛行機の航路を避け、漁業への影響が少ない場所でなければなりません。
しかし当時、太平洋側はアメリカが実質的に支配していたため、最終的に日本海側の秋田県由利郡岩城町(現・由利本荘市)の勝手川(かつてがわ)河口南側の道川海岸が選ばれました。
道川海岸は十分な広さがあり、実験で急に必要になったものを調達する町工場があることなどが評価されたのでした。
〇「秋田ロケット実験場」は日本で最初に建設された射場
こうして建設されたのが日本で最初のロケット射場「秋田ロケット実験場」です。
1955(昭和30)年8月から道川海岸では、ペンシル300、ベビーロケット、Κカッパロケットなどの打ち上げが行われました。
〇ロケットの進化と事故
しかし1960(昭和35)年になるとΚ-8型ロケットの高度が200㎞に達するようになり、このまま高度が上がると、ロケットが日本海を越えて大陸に落下する可能性が出てきました。
そこで道川海岸にかわるロケット発射場候補地の調査が行われ、同年10月、鹿児島県内之浦に新たな発射場が建設されることが決まりました。
そんな折、1962(昭和37)年5月24日、道川海岸から打ち上げられたΚ-8型ロケット10号機が打上げ直後に落下、爆発するという事故が起こりました。
ロケットの破片の一部は、海岸から数百m離れた民家まで飛び散って火の手があがりました。
さいわいケガ人は出ませんでしたが、調査の結果、道川の実験場では危険防止上、多額の経費が必要になることがわかったのです。
こうして道川海岸で予定されていたロケット発射は中止され、ロケット発射は、建設が始まっていた内之浦宇宙空間観測所に移行することになりました。
〇秋田のロケット実験の新施設「能代ロケット実験場」
いっぽう、秋田県は東京大学に対して、道川海岸にかわる施設を県内に設けることを要望。これを受けて1962(昭和37)年10月、能代(のしろ)市にロケットモータ(固体燃料ロケットのエンジン)の地上燃焼実験施設「能代ロケット実験場」が開設されました。
能代ロケット実験場では、液体酸素・液体水素ロケットエンジンの研究開発、科学衛星や「はやぶさ」などの探査機を打ち上げたΜミューロケットの固体ロケットモータの地上燃焼試験などが行われました。
現在は、Μロケットの後継機イプシロンロケットの技術要素試験や、液体水素を燃料とするエアーターボラムジェットエンジンの燃焼試験、小型の液体燃料ロケットエンジンを搭載した再使用ロケット実験機の離着陸試験など、さまざまな野外実験が行われています。

★★★
西大陸・半島一党独裁国によるミサイル発射
(
北朝鮮ミサイル2発発射 米原潜の釜山入港、日米韓の合同演習などに対しての発射か2023-07-19潮匡人
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/561ea1f08217d8d1cd9726cc8e4d1c17
)
抑止力強化のため、
「秋田ロケット実験場」の有事・平時デュアルユース能力向上に必要な改修整備計画予算・要員体制加速か。


イージス・アショア 配備計画停止を「河野防衛大臣」表明2020年6月15日NHK

2023-07-19 15:40:23 | 連絡
河野防衛大臣
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は、新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口県と秋田県への配備計画を停止する考えを表明しました。
これにより日本のミサイル防衛計画の抜本的な見直しが迫られることになります。
「イージス・アショア」は、アメリカ製の新型迎撃ミサイルシステムで、政府は、山口県と秋田県にある、自衛隊の演習場への配備を計画していました。


このうち、山口県の演習場への配備について、河野防衛大臣は15日夕方、記者団に対し、迎撃ミサイルを発射する際に使う「ブースター」と呼ばれる推進補助装置を、演習場内に落下させると説明していたものの、確実に落下させるためには、ソフトウェアの改修だけでは不十分だと分かったことを明らかにしました。
 そのうえで「ソフトに加えて、ハードの改修が必要になってくることが明確になった。
これまで、イージスアショアで使うミサイルの開発に、日本側が1100億円、アメリカ側も同額以上を負担し、12年の歳月がかかった。
新しいミサイルを開発するとなると、同じような期間、コストがかかることになろうかと思う」と述べました。 
そして「コストと時期に鑑みて、イージス・アショアの配備のプロセスを停止する」と述べ、配備計画を停止する考えを表明しました。
こうした方針をNSC=国家安全保障会議に報告して、政府として今後の対応を議論するとともに、北朝鮮の弾道ミサイルには当面、イージス艦で対応する考えも示しました。
さらに河野大臣は、山口県と秋田県の両知事に15日、電話で報告したとしたうえで、できるだけ早い時期におわびに赴く考えを明らかにしました。
政府は、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃への対処能力を高めるためとして、3年前の2017年にイージス・アショアの導入を閣議決定していましたが、ミサイル防衛計画の抜本的な見直しが迫られることになります。
〇「イージス・アショア」とは
「イージス・アショア」は、弾道ミサイルに対処できる海上のイージス艦と同様の機能を地上の施設として整備した地上配備型の迎撃ミサイルのシステムです。 
アメリカが開発したもので、大気圏を高速で飛ぶ弾道ミサイルを追尾できる高性能レーダーと日本国内に落下のおそれがある場合などに撃ち落とす迎撃ミサイルのSM3などで構成されます。
イージス艦と同じように弾道ミサイルを大気圏の外で迎撃できる能力があり、防衛省はこのシステムの導入によって現在、2段構えとなっている弾道ミサイルの迎撃態勢を3段構えにしたいとしています。
具体的には、
①弾道ミサイルに最初に対応するのが海上に展開したイージス艦で、
➁撃ち漏らした場合や複数のミサイルが飛来してきた場合などにイージス・アショアが迎撃し、
➂さらに地上近くで迎撃するPAC3が備えるというものです。 
〇「イージス・アショア」の仕組みと運用
防衛省によりますと、イージス・アショアに使用する高性能レーダーは、イージス艦で使用しているレーダーに比べてさらに探知の範囲が広いタイプを計画しているということです。
また、迎撃ミサイルは、日米が共同で開発を進めている「SM3ブロック2A」という新型で、イージス艦に搭載されている現在のSM3に比べ、大幅に能力が向上するとしています。
射程が伸びることに加えて、赤外線センサーを使って対象を探知し、自動で向かっていく能力が上がるということです。
こうした能力の向上によって、防衛省は現在のイージス艦に比べ防護の範囲が広がるとしていて、イージス・アショアでは2基で防護が可能だとしています。
また、イージス・アショアは地上に設置するため、海上に展開するイージス艦に比べて隊員の負担が少なく、常時、運用する態勢がとりやすくなるということです。
防衛省は、弾道ミサイルへの備えとして、ふだんはイージス・アショアで対応し、情勢が緊迫した際にはイージス艦を加えて態勢を強化する運用方針を検討しています。
〇当初 山口県萩市と秋田市が候補地に
防衛省は、イージス・アショア2基で日本全域を効果的に防護するには
①秋田県付近と
➁山口県付近に配備する必要があるとして、当初、山口県萩市にある自衛隊のむつみ演習場と、秋田市にある自衛隊の新屋演習場を配備の候補地としていました。 
防衛省は、地元と調整するなどしてきましたが、このうち秋田市の演習場については、防衛省のずさんな調査などで地元で反発が広がり、候補地をゼロベースで検討するとして、再調査を行ってきました。
〇外務省の幹部は
外務省幹部は午後6時すぎ、記者団に対し「日本の防衛のために日本の防衛省が判断した話であり、アメリカが何か言ってくることはないのではないか」と述べました。
一方で、別の外務省幹部はNHKの取材に対し「日本の国内事情を理由に配備を停止することになり、アメリカに丁寧に説明しないと、日米同盟や、トランプ政権との関係に悪影響を及ぼすおそれがある」と指摘しました。
〇秋田県 佐竹知事「賢明な判断」
秋田県の佐竹知事は「ミサイルのブースターの落下地点を正確にコントロールすることは周辺地域の安全確保に不可欠な重要な要素だ。
この点に関し、ソフトウェアのみならずハードウェアとしてのミサイル本体の改修も必要となれば、さらに多額の費用と相当の期間が必要となり、改修が成功したとしても、その間の他のミサイル類の技術的進歩を考えれば、そもそも能力的な問題が生じる。
したがって、プロセスの停止、現行配備計画を停止することは賢明な判断だと考える」とコメントしています。
〇秋田市長「振り回された 防衛省は全く無責任」
配備候補地の陸上自衛隊新屋演習場がある秋田市の穂積市長は「防衛省から事前に連絡もなく突然報道されたが、停止という意味も含めて今後の対応を地元に早急に説明すべきだ。
地元がいろいろと振り回されてきたことは誠に遺憾であり、防衛省の姿勢は全く無責任と言わざるを得ない」というコメントを出しました。
〇新屋勝平地区振興会「中止なら地元も安心
 「イージス・アショア」の秋田市新屋地区への配備計画に反対してきた「新屋勝平地区振興会」の佐々木政志会長は「計画の停止ということは、一度止まったあと、再び計画が動き出すこともあると捉えることができるので、いずれ計画が動くのではないかという心配の要素がある。
しっかり中止と言ってもらえれば、地元の人たちにも安心してもらえる」と話しています。 
〇山口県 村岡知事「適切な判断だが詳細説明を」
山口県の村岡知事は15日午後5時すぎ、河野防衛大臣から計画の停止について直接説明を受けたことを明らかにし、「大臣からは『難しい課題を検討いただいた中でこうした形になり、大変申し訳ない。改めておわびと説明に行きたい』ということだった。私からは『わかりました』とだけお話しした」と述べました。 
そのうえで「突然のことなので大変驚いた。配備にあたっては地域の安心安全がしっかり守られることが必要だが、その実現が難しいと今回判断されたことは適切なものだと受け止めている。
ただ、詳細がわからないので大臣が来た際に直接説明を聞きたい」と述べました。
〇山口県 萩市長「驚き以外無い」
 山口県萩市の藤道健二市長は「これまで2年近く防衛省・市・住民が話し合いをしてきてこういう結果になり、驚き以外、何物でも無い。
NSC=国家安全保障会議でイージス・アショアの配備を今後どうするか議論されると思うので、どういった方向にするのか、今後、防衛省から聞くことになるのではないか」と述べました。
 〇山口県 阿武町長「白紙撤回を望んでいる」
山口県萩市の自衛隊演習場に隣接し、配備に反対してきた阿武町の花田憲彦町長は、15日午後6時すぎに河野防衛大臣から直接、計画の停止についての報告と、おわびに訪れたいという内容の連絡があったことを明らかにしました。 
そのうえで花田町長は「『演習場の中にブースターを確実に落とす』という、これまでの説明は何だったのか。
停止ということばの意味の深いところまでは理解していないが、国家安全保障会議の中で、得策ではないことが認められ、白紙撤回となることを望んでいる」と述べ、計画の停止を歓迎する考えを示しました。
〇立民 福山氏「国会での説明強く求めたい」
立憲民主党の福山幹事長は記者団に対し「安全保障上、どれほど有効なのかという議論も拙速に行われ、導入や配備先が決められた。非常に大きな政策変更なので安倍政権の責任を問うていく必要がある。これまでの説明との整合性をどう取るのかなど、国会での説明を強く求めたい」と述べました。 
〇海上自衛隊 元海将「もう少し早く判断できたのでは」
イージス・アショア」の配備計画をめぐり、河野防衛大臣が計画を停止する考えを表明したことについて、海上自衛隊の元海将の香田洋二さんは、「ブースターを民家などの上に落下させないようにするということは、当初から技術的に難しいと予想されたことで、計画の停止はしっかりとした決断だとも言えるが、もう少し早く判断できたのではないか」と話しています。 
 そのうえで「ブースターを制御して狙ったところに正確に落とすということは、技術的にこれまでやったことがなく、防衛省が目指していた期間やコストで実現し、安全性を確保することは難しいものだった。今回の件は防衛省が専門家の意見を聞かず、みずからの正当性に固執しすぎた結果だと言え、今後、包括的な説明が求められる」と指摘しました。 
〇米 アジア太平洋戦略への影響など検討か
アメリカ政府は公式な反応を示していませんが、イージス・アショアの日本への配備で日米の防衛協力が強化されると評価してきたことから、その影響などを検討しているとみられます。
イージス・アショアの日本への配備をめぐっては去年=2019年=9月、当時、国防総省で安全保障政策を担当していたルード次官が「アジア太平洋地域における同盟国との連携において日本が2基のイージス・アショアを配備するのは最もよい例だ」と述べるなど、日米の防衛協力が強化されるとして高く評価していました。
また2018年には当時のハリス太平洋軍司令官が「日本の防衛を支援するアメリカ海軍の艦船の負担を減らし、その分の艦艇を南シナ海やインド洋など必要な場所に派遣できる」として、アメリカ軍の負担の軽減と役割の分担につながるという認識を示していました。


このためアメリカ政府として、配備計画の停止が日米の防衛協力とアメリカ軍のアジア太平洋戦略に与える影響などを検討しているとみられ、今後、国防総省やホワイトハウスがどのような反応を示すかが焦点となります。 

 

北朝鮮ミサイル2発発射 米原潜の釜山入港、日米韓の合同演習などに対しての発射か2023-07-19潮匡人 

2023-07-19 15:10:30 | 連絡
By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2023-07-19 更新:2023-07-19
 元航空自衛官で評論家の潮匡人氏
 
 
が7月19日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。
日本海に向けて発射された北朝鮮の短距離弾道ミサイルについて解説した。


 〇北朝鮮が日本海に向けミサイル2発を発射 ~変則軌道の短距離弾道ミサイル
北朝鮮


は7月19日未明、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)外に着弾したもよう。
韓国軍、また浜田防衛大臣もその旨を発表している。
〇米原潜の釜山入港、日米韓の合同演習などに対しての発射か
飯田)現時点の情報では、どのようなミサイルだと考えられますか? 
潮)報道されている範囲の高度、飛距離では、間違いなく短距離であることに加えて、変則軌道だという情報が伝えられています。
アメリカ軍がKN23と呼んでいる北朝鮮版のイスカンデルタイプ。
あるいはKN24、北朝鮮版のATACMSではないでしょうか。
いずれも似たものですが、変則軌道の短距離弾道ミサイルではないかと思います。

飯田)意図についてはどうご覧になりますか?
潮)最近、米韓で北朝鮮の弾道ミサイル発射を念頭に置いた核協議が進んでいます。
それを受けて昨日(18日)、韓国政府の高官が、仮に北朝鮮がそうした行為に出れば、アメリカが間違いなく核の報復を行うという趣旨の発言をしました。またアメリカ政府高官は、アメリカ軍の戦略原潜が既に韓国に展開していることを明かしています。
飯田)原潜が釜山に入港しました。
潮)その直前には、日米韓による北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定した合同訓練を行っていますので、それらを念頭に置き、まさに今朝撃ったのだと思います。
〇米韓核協議 ~アメリカの核抑止が効いていることを北朝鮮・韓国に見せる意図も
ジャーナリスト・佐々木俊尚)韓国内では最近、米軍との核共有どころか、自国で核開発しようなどという議論が起こり、世論がそれを支持しているという報道もあります。
そうなると、ますます北朝鮮との間でエスカレーションしそうですよね。
潮)北朝鮮を意図している側面もあると思いますが、韓国はもともと核武装を目指していた過去もあります。
直近の米韓による核協議は、それとは別に「アメリカの核抑止がきちんと効いているのだ」ということを、北朝鮮と同時に韓国に対してもアメリカが見せている側面もあると思います。


〇米戦略原潜の釜山港入港の本当の意図
飯田)戦略原潜の釜山港入港について、ツイッターで「北朝鮮もそうだけれど、中国



へ向けた意図もあるのではないか」という指摘もありました。その辺りはいかがですか? 
潮)少なくとも間接的にそういった効果はあるのだと思いますが、そもそも軍事的には、戦略原潜がどこにいるかを明かす必要性はないのです。





飯田)明かすことはない。
潮)浮上させ、寄港させていれば、軍事的な意味は半減以下になるという側面もあるので、軍事的というより政治的なメッセージとして「いまここにいる」と明かしているのだと思います。