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財務省がハマった「毒まんじゅう」#2024.02.25#鈴木 宣弘# 森永 卓郎

2024-09-02 09:26:08 | 連絡
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東京大学大学院農学生命科学研究科教授
鈴木 宣弘 
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。「食料安全保障推進財団」理事長。1958年生まれ。
三重県志摩市出身。
東京大学農学部卒。
農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。
九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から現職。
1998年〜2005年夏期はコーネル大学客員助教授、教授。
主な著書に『農業消滅 農政の失敗がまねく国家存亡の危機』(平凡社新書、2021年)、『食の戦争 米国の罠に落ちる日本』(文春新書、2013年)がある。
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 経済アナリスト 獨協大学経済学部教授
森永 卓郎 
1957年7月12日生まれ。
東京都出身。
経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。
日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。
主な著書に『長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋』『なぜ日本経済は後手に回るのか』『なぜ日本だけが成長できないのか』『親子ゼニ問答(森永康平氏との共著)』(角川新書)、『相続地獄 残った家族が困らない終活入門』(光文社新書)、『年収200万円でもたのしく暮らせます』(PHPビジネス新書)など。
『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)では、“年収300万円時代” の到来をいち早く予測した。
執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。
50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館が話題に(所在地:埼玉県所沢市けやき台2‒32‒5)。
B宝館オフィシャルサイト 
「私は財務省の奴隷だった」…他省庁の予算は削るくせに、自分たちにはカネを回す…森永卓郎が証言する財務官僚たちの「呆れた実態」
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■財務省がハマった「毒まんじゅう」
鈴木 『ザイム真理教』(三五館シンシャ)という本はその体験をもとに書かれたわけですね。非常に説得力がありますよ。
森永 ひどすぎて本に書けなかった話もたくさんあります。
接待がらみ、女性がらみでは本当にひどい光景を目の当たりにしました。
鈴木 生々しいですね。
森永 高橋洋一さんの話では、当時の大蔵省では「毒まんじゅう」と呼んでいたそうです。
「毒まんじゅう」は、皮が「女」、餡は「金」だと。
高橋さんは毒まんじゅうを食わなかったんですか」と聞いたら、「俺は学生結婚しちゃったからね。森永君が大蔵省に勤めていたら食っていただろうね」って言うから、「うん、そうかもしれませんね」と(笑)。
鈴木 いやあ、すごい話ですね。
農水省ではそこまでの接待はなかったですね。
まあ私も行政職は若いころしかやっていないので、正確なところはわかりませんが。
森永 こういうシステムができ上がっているんですよ。
富裕層、アメリカの大手企業、財務省中心の官僚機構、それに乗っかる政治家と。
ただ、だからこそ、壊れるときは一気に大転換が起こる。
森永 もうすぐ大転換が来るぞと言ってもなかなか信じてもらえない。
江戸時代末期に、これから幕藩体制が崩れるぞと言っても信じてもらえなかったでしょう。
いまはそれと同じような状況なんだと私は思います。
大転換がいつ起きるか正確にはわからない。でも、そう遠くない時期に起きると思う。
もっと読む【だから「給食のコオロギ」は食べてはならない…「環境に良い」と「昆虫食」を勧める人たちが裏でやっていること】 
『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係 』(鈴木宣弘・森永卓郎著)
講談社+α新書より2月21日発売!
■農水省の残業代は実績の10分の1、財務省は100%
鈴木 しかも理不尽なことに、残業代が出るかどうかは財務省の一存で決まるんです。
農水省の残業代って実績の10分の1しか出なかった。一方で財務省の残業代は100%出ていた。
財務省の人たちだって、もともとは志もあったのでしょうが、入省して5年も経てば、こういう仕事ぶりが板についてしまうのでしょうか。
一方で他の省庁は、そんな財務省からどうにかして予算を集めるかにばかり頭を使っている。
農業予算って非常に評判が悪いんですよ。
予算がついても、いろんな条件が付いていたり、必要な書類がたくさんあったりして、実際には予算を執行できず、積み残した予算が国庫に戻される。
でもそれは農水省の責任というより、財務省の問題なんです。
財務省がいろんな条件を付けて、遣いきれずに国庫に戻るようわざと仕向けていると聞いています。
森永 農水省は独立した予算を持っているからまだましですよ。
私は日本専売公社と、経済企画庁にいたんですよ。財務省からは「植民地」と呼ばれていました。
私は専売公社に入社後、主計課というところに配属されて、財務省(大蔵省)の主計局大蔵二係という部署に詰めていました。
文字通り、部屋の前の廊下にずっと座って待っているんです。
中から「おい、森永!」と呼びつけられて、2秒以内に駆けつけないと担当者の逆鱗に触れるからです。
鈴木 奴隷のような扱いですね。
森永 本当に奴隷なんですよ。
鈴木 凄まじい話ですね、それ。
森永 私はそうやって財務省の仕事ぶりを間近に見てきたんです。元官僚の政治家や言論人はたくさんいますが、財務省の奴隷だった人間は私くらいです。



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