新型コロナウイルスの感染状況について、厚生労働省は26日、全国約5000か所の定点医療機関から15~21日の1週間に報告された感染者数が1医療機関あたり12・23人だったと発表した。
10人を超えるのは、昨年9月18~24日の1週間(11・01人)以来。
専門家からも「新たな流行期『第10波』に入ったと言える」との声が出ている。
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前週(8・96人)の1・36倍で、9週連続の増加となる。都道府県別では、福島(18・99人)が最も多く、茨城(18・33人)、愛知(17・33人)が続いた。
インフルエンザも1医療機関あたり17・72人で、前週(12・99人)の1・36倍となり2週連続の増加。
東京医科大の浜田篤郎特任教授(渡航医学)は「新型コロナは既に冬の流行期に入っており、『第10波』と言える。
オミクロン株の新系統『JN・1』の拡大もみられ、今後の動向に注意が必要」と指摘する。
国立感染症研究所の推計では、1月29日~2月4日の週には、JN・1が新規感染者の43%を占めるとされる。
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