電気自動車(EV)ベンチャーのTesla(テスラ)が開発を進めている家庭用蓄電池「Powerwall」がついに日本に上陸する。日本法人であるテスラモーターズジャパンは2019年10月15日、家庭用蓄電池「Powerwall」の日本での設置販売を2020年春から開始すると発表した。
テスラといえば、電気自動車などに関してもWebサイトなどを通じた直販体制が特徴となっている。テスラモーターズジャパンでは、PowerwallについてもWebサイトからの受注を受け付ける(既に開始中)。なお、日本での販売目標などは非公表。
注目の販売価格は蓄電池本体が82万5000円、BackupGatewayが16万5000円(ともに税別)で、2つの合計で99万円とシステム全体では100万円を下回る価格を実現した。この価格には10年の保証も含まれているが、実際に購入する場合、取り付けなどの工事費用が別途発生する。
ただ、住宅用蓄電池の場合、実際にはユーザーの自宅などに取り付ける施工作業が必要になる。そこで同社では、Powerwallの販売および施工について、認定制度を導入する方針だ。同社が認定した販売施工会社は、専用のロゴを掲示することが可能になる。
なお、Powerwallの取り付けに関しては、ロック機構を備える専用部品を壁面などに取り付け、そこに本体を引っ掛けるように取り付けるかたちになるという。取り付けの施工に関しては2名程度で行えるとしている。
認定施工店については既に全国で5社との提携が決まっており、
2020年春の販売開始に向けて今後も拡大する予定だ。
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