★全人代は、軍事費2600億ドル×0.5=1300億ドル予算を砂嵐削減プロジェクトのヒト・モノ・カネ整備投入決議か>
★岡山市日中友好協会関係者千名は中国政府に対する黄砂・2.5PM被害請求訴訟交渉を岡山市議会、岡山県議会経由日本政府に陳情(注1)か>
(注1)館林市の飛び地。鉱毒被害地のほぼ中央にあり、田中正造は栃木群馬両県鉱毒事務所を雲龍寺に設置した。1900年、明治33年2月13日の払暁、被害農民2500名は、第4回大挙請願=押出しのため雲龍寺を出発・・・。
https://syozo-uni.net/?page_id=292
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2021年3月27日 22:00 発信地:東京 [ 中国 中国・台湾 ]
「中国で10年ぶりの大規模な砂嵐 「緑の長城」プロジェクトの効果は?」
【3月27日 東方新報】中国で14日夜から16日朝にかけて、ここ10年で最も大規模な砂嵐が発生した。北西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)から東北部の黒竜江省(Heilongjiang)まで12の省・自治区・直轄市に影響が及んだ。北京市内のビル群は茶色い大気に包まれて「終末」のような光景に。空の便は欠航、学校は屋外活動を中止した。中国では1970年代から、砂嵐の多い地域に防護林を植える「緑の長城」プロジェクトを進めているが、一部の中国メディアは「防護林プロジェクトは砂嵐に効果がないのか?」と疑問を投げかけている。
【動画】中国 過去10年で最大規模の黄砂がやってきた!12の省・市に影響
中国では2000年から2020年にかけて大規模な砂嵐が32回発生し、時期は3月(11回)と4月(14回)に集中している。天気アナリストの石妍(Shi Yan)氏は「春になるとゴビ砂漠(Gobi Desert)やタクラマカン砂漠(Taklamakan Desert)などに積もった雪が溶ける一方、降水量が少なく低気圧の風が次々と発生するため、黄砂が広範囲に吹き飛ばされる」と説明する。
中国では長年、国土の砂漠化に頭を抱えている。地球温暖化の要因もあれば、過剰な伐採や開墾、放牧などの影響もあり、流砂が大地をのみ込んできた。砂漠地帯の面積は国土の4分の1を超え、風に乗って東へ流れる黄砂が北京などの都市に舞い降り、海を越えて日本にも影響を及ぼしている。
中国政府は環境破壊を抑えるため1978年から西北、華北(かほく)、東北地方の「三北」に植林をする「三北防護林プロジェクト」を進めている。2050年まで続く壮大な計画は「緑の長城プロジェクト」と呼ばれる。13の省・自治区・直轄市にまたがり、対象エリアは日本の総面積(378万平方キロ)より広い約406万平方キロに及ぶ。全8期の工程で現在は6期目に入り、対象エリアの森林被覆率は5.1%から13.6%に向上した。
■2002年4月 岡山市日中友好協会と岡山商科大学附属高等学校
「第二の故郷「開原」を訪ねて(1) 中国三誌友の会会員 武田 信昭」
2008年の北京オリンピックを控え、北京では環境改善が急ピッチで進められており、その中には、砂嵐の防止も含まれている。中国政府は今年から2008年までに、砂嵐対策として568億元×0.1=56億ドルを投入し、今年、北京だけでも防風林造成などに10億元×0.1=1億ドルを投入するという。
しかし、専門家の意見は悲観的だ。中国林業部・砂漠化防止管理センターの楊衛西氏は、「2008年に砂嵐がなくなることは約束できない。我々にできることは、砂嵐発生の人的要因を排除し、砂漠化に歯止めをかけることだけだ。」また、中国林業科学院の専門家は、「資金の増加によって状況が好転するのは間違いないが、効果が表れるまでには、数十年が必要だろう」と言う。また、ある環境問題の専門家は、「今では中国の三分の一の地域が砂漠になっている。過度の放牧や、経済活動が盛んになるにつれての人為的な破壊によるところが大きい」と語る。
砂漠化の人的要因には、森林の伐採、過度の放牧、「髪菜」の採取などによる土地の生産力の低下、水資源の過消費などが挙げられ、さらに地球規模の温暖化や、干ばつなどの異常気象も加わる。現在、「砂漠」の面積は約168.9万k㎡で、中国全土の17.6%を占める。さらに、毎年2,460k㎡の速度で砂漠化が進んでいるという。
先の全人代でも、「砂漠化問題」が取り上げられ、各地の代表が政府に早急の対策を促した。主な内容は、植林によって、北方からの「砂の来襲」を阻止する「緑の長城」を作るというものだ。
しかし、専門家の意見は悲観的だ。中国林業部・砂漠化防止管理センターの楊衛西氏は、「2008年に砂嵐がなくなることは約束できない。我々にできることは、砂嵐発生の人的要因を排除し、砂漠化に歯止めをかけることだけだ。」また、中国林業科学院の専門家は、「資金の増加によって状況が好転するのは間違いないが、効果が表れるまでには、数十年が必要だろう」と言う。また、ある環境問題の専門家は、「今では中国の三分の一の地域が砂漠になっている。過度の放牧や、経済活動が盛んになるにつれての人為的な破壊によるところが大きい」と語る。
砂漠化の人的要因には、森林の伐採、過度の放牧、「髪菜」の採取などによる土地の生産力の低下、水資源の過消費などが挙げられ、さらに地球規模の温暖化や、干ばつなどの異常気象も加わる。現在、「砂漠」の面積は約168.9万k㎡で、中国全土の17.6%を占める。さらに、毎年2,460k㎡の速度で砂漠化が進んでいるという。
先の全人代でも、「砂漠化問題」が取り上げられ、各地の代表が政府に早急の対策を促した。主な内容は、植林によって、北方からの「砂の来襲」を阻止する「緑の長城」を作るというものだ。
■JICA 中国事務所ニュース (2007 年 1 月号)
■■(2)山西省雁門関地区生態環境回復及び貧困緩 和プロジェクトの開始を合意
2006 年 12 月 5 日山西省太原市において、当事務所 古賀重成所長と山西省科学技術庁廉毅敏庁長との間 で技術協力プロジェクト「山西省雁門関地区生態環 境回復及び貧困緩和プロジェクト」の概要等を定め た協議議事録(R/D)の署名・交換を行いました。
■■(3)首都周辺風砂被害地域植生回復モデル計画調 査の調査概要を合意
2007 年 1 月 10 日に北京市において、当事務所渡辺 雅人次長、国家林業局国際合作司劉紅燕副司長、北 京市園林緑化局甘敬副局長、河北省林業局葛会波副 局長との間で開発調査「首都周辺風砂被害地域植生 回復モデル計画調査」の概要等を定めた実施細則 (S/W)の署名・交換を行いました。 中国では毎年のように黄砂が発生し、中国にとど まらず韓国や日本などの周辺国にも甚大な被害をも たらしています。
■2018年版 開発協力白書
■■近年の中国に対するODAは、日本国民の生活に直 接影響する越境公害、感染症、食品の安全等の協力の 必要性が真に認められるものに絞って極めて限定的に しており、技術協力(2017年度実績4.04億円)注3 と、草の根・人間の安全保障無償資金協力(2017年 度実績995万円) 注4 によるものです。
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