16日には、NTTドコモの吉沢和弘社長やKDDIの高橋誠社長、ソフトバンクの宮川潤一副社長、携帯電話事業に参入した楽天モバイルの山田善久社長らがパネルディスカッションを行い、5Gの普及に向けた展望を語った。
高橋社長は「消費者向けには、スペシャルなエリアでスペシャルな体験価値を提供していく。スタジアムで(スポーツの試合を)見ながら動画を見るようなサービスができる」と自信をみせる。吉沢社長は「初期は、5Gのキラーコンテンツが何かまだ確定できない。活用事例を重ねていく」と課題を挙げた。山田社長も「同時多数接続などの取り組みは自分たちだけでできず、さまざまなパートナーとの協業が重要になる」と述べた。
そのうえで、宮川副社長は「本格的な5Gの段階になると、モノとモノ、モノと人がつながるのが当たり前になる。製品がサービスまでセットで売られるような産業構造の変化には、5Gのインフラがカギとなる」と強調した。
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