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市立旭川病院の戦い:武漢離陸肺炎ウイルス感染初期症状:熱・せき=>エイズ治療薬「カレトラ」投与 

2020-03-28 11:53:23 | 連絡
<2月16日から4日間、発熱と下熱を繰り返した。
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1.感染初期:2月16日から4日間、発熱と下熱を繰り返した。「最初は風邪だと思った」という。男性には、呼吸器疾患の持病があった。20日にかかりつけの病院でコンピューター断層撮影法(CT)検査を受けると、肺の画像に淡く白い影が見つかり、肺炎と診断された。たんなどの検体を採取し、新型ウイルスの検査を受けると、22日に感染が判明。すぐに、市内にある感染症指定医療機関の市立旭川病院に入院した。
2.治療段階: 新型ウイルスに対して効果と安全性が確認されている薬は今のところない。治療に当たった同病院の 柿木 ( かきのき ) 康孝・血液内科診療部長は当初、せきを抑える薬や抗生物質の点滴薬などを使った。鼻から酸素吸入をする処置も施したが、眠れないほど、せきはひどくなり、38度台の熱も続いた
3.エイズ治療薬「カレトラ」投与治療段階: 
院内の感染対策チームは、同様の患者の治療経験がある東京や札幌の病院に電話をかけ、治療法を尋ねた。その中で、エイズ治療薬「カレトラ」を使っている医療機関があることがわかった。
 柿木医師は、この薬は新型ウイルスに対する有効性が証明されておらず、必ずしも効くわけではないことを知っていた。だが、「このまま黙って見ているよりは、投与した方が良いのではないか」と考えた。男性の同意を得て、28日に使い始めた。すると翌日には熱が36度台まで下がった。男性も「あの日に一気に楽になった」と話す。



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