GO TO 「三密回避環境条件見守り関所」設置予算要員措置加速か
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/fe78bc9deaa09904bddefb4365105d92
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2020/11/11 11:00
「Go Toキャンペーンで観光が盛んになれば、やはり人の移動が増えるので感染拡大のリスクは増えます。北海道での感染拡大の要因の一つになっていると思います」
こう語るのは感染症専門の「のぞみクリニック」筋野恵介院長だ。11月に入り、再び新型コロナウイルスの感染者が日本でも増加している。特に顕著なのが北海道だ。北海道の感染拡大について、帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造教授はこう語る。
「米国・メリーランド大学の研究グループの分析では、中国・武漢やイタリア・ミラノなど感染拡大が深刻となった都市のほとんどが北緯30〜50度の範囲に位置し、低温・低湿度のゾーンに収まっていたそうです。そう考えると、札幌も北緯43度、11月の気温も約5度。
また、暖房により室内の空気も乾燥し、ウイルスの増加条件に合う環境といえます。さらに、Go Toによる感染者増加も想定されていました。今後、湿度や気温が下がることでウイルスも活性化してきますので注意が必要です」
寒さという気候条件に加え、Go Toキャンペーンの影響で、明らかに「人が集まる場所」に感染が多発しているようだ。前出・筋野院長は続ける。
「東北では宮城県だけが増えていますが、県内に繁華街があり、観光などの影響もあると思います。秋も深まることもあり、これから紅葉を目当てに旅行する人も増えるでしょう。感染拡大のリスクが明らかに高まります」
感染拡大も、紅葉前線とともに日本列島を南下していく危険性があるという。
これから京都の観光がピークを迎えます。ホテルや飲食店などでは寒くなると暖房も入れて換気もあまりしなくなるので、それも感染リスクを高めます。感染しやすい環境で人が集まれば、状況はさらに悪化します」
なんと紅葉の最盛期を迎える11月中旬ごろには“紅葉クラスター”が発生する懸念があるというのだ。さらに、冬場に向け感染を警戒すべき場所があるという。
「スキー場も非常に危険です。おそらく予約制や人数制限をかけることが予想されますが、ゲレンデはともかく、休憩スペース、食事処、更衣室などの屋内は暖房をきかせた密閉環境で、換気できません。スキー場の屋内はかなり危険な環境なのです。車で着替え、施設を使わないといったことができればいいですが、屋内のスペースに入る場合は、着替え中でもマスクを取らないなど、特に注意が必要でしょう」
Go Toイートを使用した忘年会やクリスマスイベント、また、帰省や初詣でなど、年末年始に向かってますます人の移動は激しくなっていく。今後の注意点を筋野院長はこう指摘する。
「政府は帰省や初詣でなどの人出を分散するために、休みを長く取るよう求めています。しかし、休みが増えたらその分、ほかのところに行く人も増えるはずです。休みが10日、2週間と長くなればいろんなところに行こうと思うでしょう。それだけ観光地などの感染拡大のリスクは高くなる可能性があります。
基本に立ち返り、手洗いとマスクを徹底していただきたいのですが、冬場になると手洗いの頻度が減るので心配です。乾燥により手荒れが多くなると本能的に手洗いの回数が減少する恐れがあります。外出時はこまめにハンドクリームを塗ったり、携帯用のアルコールスプレーを持ち歩く対策をしたほうがよいと思います」
紅葉シーズンでの外出時、高橋教授もこんなアドバイスを送る。
「新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同様、高湿度になると死滅するとされていますから、暖房器具を使用した部屋の湿度を50%以上にキープすることをおすすめします。旅行に行かれる際には複数で行動することも多くなるでしょう。1人のときは徹底していた人も、家族や友人との外出では気が緩みやすくなると思います。常に予防対策は忘れないでください」
“紅葉”を楽しむなら、マスク&手洗いの“効用”もお忘れなく!
こう語るのは感染症専門の「のぞみクリニック」筋野恵介院長だ。11月に入り、再び新型コロナウイルスの感染者が日本でも増加している。特に顕著なのが北海道だ。北海道の感染拡大について、帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造教授はこう語る。
「米国・メリーランド大学の研究グループの分析では、中国・武漢やイタリア・ミラノなど感染拡大が深刻となった都市のほとんどが北緯30〜50度の範囲に位置し、低温・低湿度のゾーンに収まっていたそうです。そう考えると、札幌も北緯43度、11月の気温も約5度。
また、暖房により室内の空気も乾燥し、ウイルスの増加条件に合う環境といえます。さらに、Go Toによる感染者増加も想定されていました。今後、湿度や気温が下がることでウイルスも活性化してきますので注意が必要です」
寒さという気候条件に加え、Go Toキャンペーンの影響で、明らかに「人が集まる場所」に感染が多発しているようだ。前出・筋野院長は続ける。
「東北では宮城県だけが増えていますが、県内に繁華街があり、観光などの影響もあると思います。秋も深まることもあり、これから紅葉を目当てに旅行する人も増えるでしょう。感染拡大のリスクが明らかに高まります」
感染拡大も、紅葉前線とともに日本列島を南下していく危険性があるという。
これから京都の観光がピークを迎えます。ホテルや飲食店などでは寒くなると暖房も入れて換気もあまりしなくなるので、それも感染リスクを高めます。感染しやすい環境で人が集まれば、状況はさらに悪化します」
なんと紅葉の最盛期を迎える11月中旬ごろには“紅葉クラスター”が発生する懸念があるというのだ。さらに、冬場に向け感染を警戒すべき場所があるという。
「スキー場も非常に危険です。おそらく予約制や人数制限をかけることが予想されますが、ゲレンデはともかく、休憩スペース、食事処、更衣室などの屋内は暖房をきかせた密閉環境で、換気できません。スキー場の屋内はかなり危険な環境なのです。車で着替え、施設を使わないといったことができればいいですが、屋内のスペースに入る場合は、着替え中でもマスクを取らないなど、特に注意が必要でしょう」
Go Toイートを使用した忘年会やクリスマスイベント、また、帰省や初詣でなど、年末年始に向かってますます人の移動は激しくなっていく。今後の注意点を筋野院長はこう指摘する。
「政府は帰省や初詣でなどの人出を分散するために、休みを長く取るよう求めています。しかし、休みが増えたらその分、ほかのところに行く人も増えるはずです。休みが10日、2週間と長くなればいろんなところに行こうと思うでしょう。それだけ観光地などの感染拡大のリスクは高くなる可能性があります。
基本に立ち返り、手洗いとマスクを徹底していただきたいのですが、冬場になると手洗いの頻度が減るので心配です。乾燥により手荒れが多くなると本能的に手洗いの回数が減少する恐れがあります。外出時はこまめにハンドクリームを塗ったり、携帯用のアルコールスプレーを持ち歩く対策をしたほうがよいと思います」
紅葉シーズンでの外出時、高橋教授もこんなアドバイスを送る。
「新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同様、高湿度になると死滅するとされていますから、暖房器具を使用した部屋の湿度を50%以上にキープすることをおすすめします。旅行に行かれる際には複数で行動することも多くなるでしょう。1人のときは徹底していた人も、家族や友人との外出では気が緩みやすくなると思います。常に予防対策は忘れないでください」
“紅葉”を楽しむなら、マスク&手洗いの“効用”もお忘れなく!
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