「寿司、食品・製造機械の自給率120%、国内消費率100%、海外輸出20%、国家財政黒字化寄与、福祉予算増大、貧富格差解消、自由民主主義日本成長の原動力」
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堀江陽(ほりえ よう)/1970年3月生まれ。47歳。保険会社勤務を経て、2000年にあきんどスシロー入社。仕入部長や商品部長、新業態推進室長などを経て、2019年10月にあきんどスシロー代表取締役社長、スシローGHD取締役常務執行役員(撮影:尾形文繁)
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――競合の回転ずしチェーンからは「スシローの期間限定キャンペーンはすごい」との声をよく聞きます。
最近は月に2回のキャンペーンを実施しています。1キャンペーンで大体15〜20品を提供します。仮に15品としても、月に30品、年間で360品。仕入れも大変ですし、それをハンドリングする店舗も大変です。タッチパネルへの情報配信など、いろんなものが絡み合っている。会社が一丸とならないと、こうしたキャンペーンはできません。
他社がまねをした商品を出すと、(スシローGHD社長の)水留からは「まねされるお前が悪い」と怒られます。まねされたくなかったら、まねされないことをすればいい。そういう意味で、会社全体が同じ方向を向くことでできる月2回のキャンペーンは差別化につながっていると思います。
――堀江さんが社長になったことで、スシローのすしも変わりますか。
スシローは500店余りのチェーンになりました。当然、日本全国で同じものを売り続けるという形をやっていきますけど、1つやりたいと思っているのは、地域限定みたいなメニューがあってもいいかと思っている。
魚の獲れる量が変わってきている。それに応じてスシローも売り方、売る場所を変えてもいい。500店規模の量は確保できないけど、一定の量があればある地域だけで提供する。ハンドリングは難しいとは思うが、(仕入れ畑の)私がトップになったので、そのような対応ができると思う。こうしたチャレンジが新しい楽しさにつながっていく。
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