<台湾(注1)から感染封じ込め対策技術を導入か>
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2020/11/05 14:47
5日の北海道全体の感染確認は、最多の119人で、初めて100人を超えました。このうち札幌市も最多の93人です。
鈴木知事と札幌市の秋元市長は4日の緊急会談で、繁華街ススキノの飲食店などに営業時間の短縮を要請することで一致しました。初の100人超えで、このあと対象となる業種や時間帯、支援金を支払うかなど、詳細の詰めを急ぎ、要請を早めることになりそうです。
鈴木知事と札幌市の秋元市長は4日の緊急会談で、繁華街ススキノの飲食店などに営業時間の短縮を要請することで一致しました。初の100人超えで、このあと対象となる業種や時間帯、支援金を支払うかなど、詳細の詰めを急ぎ、要請を早めることになりそうです。
(注1)
2020年6月11日
蔡小瑛 梅花女子大学准教授
蔡小瑛(さい・しょうえい)
台湾出身 梅花女子大学看護保健学部看護学科准教授
台湾中山医学大学看護学部卒(理学士)。大阪大学人間科学研究科人間科学博士。専門分野は、異文化間心理学、精神看護学、看護倫理など。著書に「新しい国際理解教育を創造する」(共著・ミネルヴァ書房)、「看護倫理-よい看護・よい看護師への道しるべ」(共著・南江堂)などがある。
台湾出身 梅花女子大学看護保健学部看護学科准教授
台湾中山医学大学看護学部卒(理学士)。大阪大学人間科学研究科人間科学博士。専門分野は、異文化間心理学、精神看護学、看護倫理など。著書に「新しい国際理解教育を創造する」(共著・ミネルヴァ書房)、「看護倫理-よい看護・よい看護師への道しるべ」(共著・南江堂)などがある。
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台湾政府は7日、新型コロナウイルスの封じ込めにめどを付けたとして、感染予防の一環として義務付けていたイベントなどの入場制限を解除した。台湾は当初から都市封鎖(ロックダウン)や外出制限といった強制的な措置は取らず、行動を自主規制するように指導してきた。その結果、8日現在で感染者は443人、隔離解除は430人で、死者は7人にとどまり、長期間にわたって新たな感染者が出ていないことから、現在は段階的に通常の暮らしに戻るよう呼び掛けている。この台湾の「成功」から、何が学べるのだろうか。
〇マスクの実名制管理販売を導入
〇マスク着用は「新しい生活様式」の一つ
- #頻繁に石けんをつかった手洗い
- #目や口や鼻を手で触らない
- #咳せきエチケット
- #使用済みマスクの正しい捨て方
- #ソーシャルディスタンスを守る、できない場合はマスク着用
- #実名制のイベント参加
- #体調に合わせた在宅休養・診療を受ける
- #前向き防疫(親切、寛容、差別しない、正直に申告)
- どんなに接触感染を意識していても、飛沫感染は個人の意識だけでは完全に避けることができない。ここでも、マスク着用は「新しい生活様式」の一つに位置付けられている。
- 〇国民との十分なコミュニケーションを
- 新型コロナウイルス対策は、一定の私権の制限を伴うため、「強権的な国家の方が、効率よく防疫ができるのではないか」といった意見を目にすることがある。しかし、民主主義体制の台湾は、今のところ感染拡大を食い止めるのに成功している。台湾は、都市封鎖を選ばずに、それと同等の効果を得た。その背景には、感染に関する情報提供の透明性と、市民の自主性を生かす方針が、政府への信頼感につながったことがある。中でも、マスクなどの防具を、医療従事者を最優先して配布したことは大変評価された。国民健康保険カードの番号から、病院が入管当局の保管する個人情報にアクセスできるようにするなど、私権を制限する一定の措置を取っているものの、目立った反発は起きていない。正確な情報を素早く伝え、公衆の信頼を確保すること。そのためには、徹底的に国民の目線に立って、情報発信をするという台湾CDCの政策が、今回は功をなしたと言える。
- しかし今後、日本でも台湾でも、第2波の出現や季節的な大流行が起きることは十分に考えられる。感染の長期化を見据えた対策と情報提供により、国民との十分なコミュニケーションを実現することで、健康で安心な生活を守ってほしい。
- https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200610-OYTET50016/2/
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