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金総書記、装甲列車でロシア入り プーチン大統領と会談へ 2023年9月13日BBCNEWSJAPAN

2023-09-16 17:20:11 | 連絡

北朝鮮の金正恩総書記が乗った列車が12日、ロシア沿海地方のハサンに到着した。金氏はいったん列車を降りて歓迎を受けた。

列車はその後、北上を続けたとされる。金氏は13日にも、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談するとみられている。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏は10日に平壌を専用の装甲列車で出発した。

公開された映像では、列車が国境近くハサンの駅に着くと、金氏は赤いカーペットの上に降り立ち、ロシアの代表団と金管バンドに歓迎された。

金氏はまた、ロシアのアレクサンドル・コズロフ天然資源相と会談。

オレグ・コジェミャコ沿海地方知事がその映像を公開した。

知事によると、年内に共同で観光プロジェクトと農業プロジェクトを発足させる可能性について話し合ったという。

金氏とプーチン氏がロシアのどこで会談するのかはわかっていない。当初はプーチン氏が出席している「東方経済フォーラム」が開かれている極東ウラジオストクで会談するとの見方が出ていたが、金氏の列車は同市から離れた場所に向けて北上したとされている。

会談の候補地としては、中国との国境に近いボストチヌイ宇宙基地

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ボストチヌイ宇宙基地(ボストチヌイうちゅうきち、ロシア語: Космодром Восточный、英語: Vostochny Cosmodrome)は、ロシア連邦が極東ロシアで運用する宇宙ロケットの発射場である。
ソユーズ2ロケットとアンガラ・ロケットの2つの射点が建設される[1][2]。
アムール州のウグレゴルスクの南、スヴォボードヌイの北にあるスヴォボードヌイ宇宙基地跡地に位置している。近くの駅はシベリア横断鉄道のレデャーナヤ駅(英語版)で、M58国道(チタ~ハバロフスク)も走っており、太平洋側からの輸送にも便利である。
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が取りざたされている。

ロシア初の商用宇宙基地であり、プーチン氏肝いりのプロジェクトの一つでもある。

プーチン氏はこの宇宙基地に行く予定があると発表しているが、金氏とそこで会うとは明言していない。

東方経済フォーラムで質問を受けたプーチン氏は、「私がそこに行けば、わかるだろう」と答えた。

北朝鮮は宇宙開発計画についてロシアとの協業を探る可能性がある。

北朝鮮は8月下旬、2回目となる偵察衛星の打ち上げに失敗している。

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当局者が米CBSに語ったところでは、両首脳は会談で、北朝鮮によるロシアへの武器提供の可能性について話し合う可能性が高い。

クレムリン(ロシア大統領府)は、この「本格的な訪問」で「二国間関係、地域および世界の情勢」が話し合われると説明している。

両首脳は13日にも会談する見通しだが、クレムリンは、会談は「近日中」に行われるとしている。

〇20両の防弾車両で移動か

金氏の外国訪問は、2019年にウラジオストクでプーチン氏と初会談したのが最後。

この少し前には、ドナルド・トランプ米大統領(当時)とヴェトナムで非核化協議に臨んだが決裂した。

今回、金氏が乗ったとされる列車は、少なくとも20両の防弾車両で構成されているとみられている。

通常の列車より重く、最高時速は59キロメートルとされる。

米ホワイトハウスは、北朝鮮とロシアの武器交渉が「活発に進んでいる」ことを示す新たな情報があると明らかにした。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が7月に北朝鮮を訪問した際、「砲弾を売るよう北朝鮮への説得」に努めたと述べた。

両国はアメリカのこの主張を否定している。

アメリカとその同盟国は、ロシアと北朝鮮の軍事的関係が緊密になる可能性に懸念を表明している。

一方、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアは常に国益のために動くと発言した。

ロシアメディアの取材に対しペスコフ氏は、「(ロ朝)両国の利益こそ我々にとって重要であり、ワシントンからの警告ではない」と述べた。

北朝鮮情勢に詳しい米カーネギー国際平和財団のアンキット・パンダ氏は、今回の首脳会談について、ロシアと北朝鮮が互いに相手が欲しがっているものを持っている状況で行われるとBBCに説明

「重要なのは、相手の援助に対して支払ってもいいと思える適切な価格で、双方が折り合えるかだ」と述べた。

パンダ氏によると、ロシアは北朝鮮に砲弾やロケット弾などの通常兵器を求め、引き換えに食料や原材料の提供を持ちかけるとみられる。

あわせて、国連など国際的な協議の場で引き続きロシアを支援するよう求めるとみられる。

「これを機に、北朝鮮が徐々により高度な武器をロシアに渡し続け、それによってロシアが通常兵器の在庫を維持・補充するという展開になる可能性がある」

ロシアは122ミリと152ミリの砲弾の在庫が不足しているとみられている。

ただ、北朝鮮がそれに対応できるのかは、秘密主義的な同国の兵器在庫が把握できないことから、判断するのは難しい。

金氏とショイグ氏の7月の会談では、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「火星」も展示された。

北朝鮮初の固体燃料型ICBMとされる。

金氏が外国要人を北朝鮮に迎え入れたのは、パンデミックが発生して以降、この時が初めてだった。




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