クライスラーは中西部各地の鉄道会社を転々としながら、新しい仕事にチャレンジし続けました。
彼は勉強熱心でずば抜けた知識を持っているだけでなく、その知識を仕事に活かすことができる男でした。
ある鉄道会社で整備工として働き始めたクライスラーは、機関車整備に必要な時間を短縮するなど業績を上げて、すぐに主任に抜擢されました。
そんな「できる」整備工の評判を聞きつけた他社が、更に高い給料と地位をオファーし、クライスラーはさらに昇進していきます。
そして、最後にはシカゴの鉄道会社で機関車部門の最高責任者に就任しました。34歳にして何千人もの労働者を監督する立場にたったのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます