2018年7月27日(金)(愛媛新聞)
若年性認知症へのサポート充実や関係機関の連携に向けたセミナーが22日、松山市藤原2丁目の市医師会館であり、県内の医療、介護関係者ら約100人が認知症と仕事の両立などに理解を深めた。
県若年性認知症コーディネーター事業を受託する社会福祉法人「慈光会」(松山市)が開いた。
牧病院(同)の牧徳彦院長
が「若年性認知症と就労について」と題して講演した。若年性認知症はうつ病と診断されることが多く、家族よりも職場の上司や同僚らが気付きやすいといった特徴を解説した。
休職しても症状は改善せず進行が早まる可能性がある一方、仕事の継続がストレスになり、退職で穏やかに過ごせる人もいると説明。
「認知症の人が働くには職場の理解と支援が必須」と強調し、
経営者らに関心を持ってほしいと呼び掛けた。
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