★ 元祖武漢肺炎ウイルスCOVID19
の2019年末横浜上陸侵攻変異を繰り返したδ株の2021年本土内侵攻中
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月27日放送)に外交評論家で内閣官房参与の宮家邦彦が出演。新型コロナウイルス対策をめぐり、参議院厚生労働委員会の閉会中審査が開かれたというニュースについて解説した。
「ダメージコントロール」をしなければならない~新型コロナは壮大な撤退戦
飯田)いろいろな形容の仕方があると思うのですけれども、ジャーナリストの佐々木俊尚さんは「撤退戦」だと形容しています。
結局、どう頑張っても、どこかに犠牲が出たり、亡くなる方が出てしまう。被害を最小に抑えるのだけれど、ゼロにはできない。そしてそれは評価されにくい。
宮家)危機管理ですよね。残念なのですけれども、ダメージコントロール(注1)なのです。でもダメージコントロールは誰かがやらなければならないのです。
(注1)ダメージコントロールサージェリー
damage controlという言葉は,もともと,戦闘により損害を受けた艦船を沈没させずに最寄りの軍港に帰すための応急処置を指す軍事用語であるが,
これが転じて,救命を目的とした外傷治療戦略をdamage control surgery(DCS)と呼ぶようになった。
DCSは,①蘇生目的の初回手術=復旧,②全身の安定化を図る集中治療=復興,③修復・再建手術=新興,の3つの要素からなる。「外傷死の三徴」の存在などから,その適応を判断する。
重傷外傷により外傷死の3徴(代謝性アシドーシス、血液凝固障害、低体温)が切迫した場合、これに大規模な根治的手術の侵襲が加わると、患者にとって致死的となりかねない場合がある。
この場合、①呼吸と循環に関わる損傷の治療を最優先とし、それ以外の部分は全身状態が良くなってから二期的に再手術とすることがある。この場合の初回手術はダメージコントロール手術として、開胸・開腹術では、ガーゼ圧迫留置(パッキング)や単純結紮など止血と汚染回避に徹した簡易術式が選択される。
腹腔内圧が高く閉腹困難である場合、輸液用のフィルムバッグによる閉腹(silo closure)も検討される。多くの三次救急医療機関では、ダメージコントロールの思想を駆使して、多発外傷患者の救命に全力を尽くしている。
●フォークランド紛争においてエグゾセ空対艦ミサイルの攻撃を受けたイギリス海軍の42型駆逐艦「シェフィールド」は、機関部がシフト配置でなくパラレル配置になっていたうえにアルミニウム合金製の隔壁や仕切弁が融解したため、機械室が容易に延焼してしまった。消防ポンプを起動できなかったうえに可搬式ポンプも能力不足で消火主管が機能せず、火災範囲は艦内の約2/3に達し、艦自身の消火活動はほとんど遂行不能となってしまった[9]。艦は放棄され、数日後の曳航中に荒天に遭遇、沈没している[8]。この事件について、アメリカ合衆国の著名な海軍史家であるノーマン・フリードマンは、「現代の精緻な軍艦は対艦ミサイルに耐えられないという誤解が蔓延したが、20年にわたる冒険的なコスト削減のツケがとうとう回ってきたというのが実態である」と評している[10]。
反対に、それらの経験を踏まえて設計された艦艇・訓練を行っているアメリカ海軍では、米艦スターク被弾事件や米艦コール襲撃事件において、ダメージコントロールを迅速・確実に行った結果、(非戦時で、安全な後背地が近かったこともあり)米艦艇は沈没を免れている。
飯田)野放図にダメージを受けたままでは、もっと悪くなる。
宮家)そうです。医療というものと、ダメージコントロールという意味での危機管理を、どこかでうまく結合しないといけない。
いまは医療だけで防げないところに来ているのではないでしょうか。
飯田)経済、生活というものも当然ありますからね。