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NY厳戒態勢・ あわや!国外追放か!!を読んだ方に。

 

 

 

 

 ご心配ありがとうございます。取急ぎ近況を。 

日記からの抜粋です。不明な点は、推理力でお読み下さい。

元気です。

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2001年11月19日・NY厳戒態勢・ あわや!国外追放か!!

 

 

 

 

 

 

 お元気ですか。NY厳戒態勢。 

 何時どんな事があるか解らないので、現状を知らせたいと、メールを送っています。

 仕事上忙しく迷惑でしたら止めますので、一筆下さい。 

 事件その1・・・あわや、国外追放!!  ・・失業か・・。 

  パスポートの   L1ビザが3年で切れるので、引き続き滞在のため今年3月

ロイヤーに申請を頼んだ。 

 パスポートを大阪に送り1ヶ月位で、大阪の領事館よりパスポートが届いた。

  今年の4月ロイヤーより届いたビザが2003年まで延期になっていたのを確認。安心した。

 

パスポートに付いていた(空港でもらうホッチキスで、止めてある小さな紙切れ)紙切れの日付は、2001年6月で、切れていた。

 

夫とビザが2003年になっているし、ロイヤーに頼んだのだから、大丈夫と。(ここで、不審に思ってロイヤーに、確認すべきだった。)

   去年予約しておいた、フィンガーレークのバンガローに行くついでに、夫が「アメリカも最後だから、トロントにいってみたい」と 

 気が進まなかったが、ストレスの多い彼の言う事を、素直に聞いた。(旅は彼の唯一の息抜き)

きっとおばあちゃんと行ったナイアガラと、Yさん達の行ったロチェスターあたりを走ってみたいのだろうと思って。

長旅なので、私も1年半ぶりに運転した。

  ロチェスタ―辺を、「ここを2人がバスで・・」快適に。アメリカ側のモーテル泊。

 

翌朝、カナダ入国。滞在期限を切れているといわれた。3時間のトロントに行ってくると言ったら、コンピューターを見て、入れてくれた。

(コンピューターの上では、OKだったのだ。)

 

 午後アメリカ入国しようとしたが。とがめられ別室に。

  絶対駄目と、受付の白人の若い女の子。

ロイヤーに頼んだからそんなはずはないとふんばった。(この時もっと丁寧に頭を下げていれば良かったのかも。それとも人種差別?

厳戒態勢だったのだ。それらのすべてが・・・)

 

 やさしそうなおじさんがコンピューターを見てくれて、何か言っていたが、上司がNOと。

  ビザに通用不適!の書き物をされてしまった。

 

 そしで、カナダ側に返された。

 

「  L1ビザならビッグ・プロブレンだよと税関のおばさんに言われた。どうするんだい。日本にいつ帰ってくれるんだい。」

と。アメリカに帰りたいなら明日領事館に行きな。と。

 日曜5時くらい。昨日冬時間になったばかりで、薄暗い。 仕方なく少し戻ってモーテル泊。

 そう言えばビザの申請しか頼んでないよと。それなら不法滞在4ヶ月。もうアメリカ3年入国できないかもと私。そんなことになったら、

仕事も失うかも知れないと私はは覚悟をした。命が有ればいいやと。

  どうせ不安で眠れないだろう。明るく振る舞って隣のレストランで、ワインを夫に飲ませた。とにかく明日は、彼に運転をしてもらって解決に奔走しないと。 

月曜1番ロイヤーに電話。念のためアメリカ領事館にも。 

ロイヤーは、あの時渡したA4用紙が、滞在を伸ばすための補助用紙で、その旨が書いてあったと。(そのA4を持ってこなければいけなかったのだ。)

  それをファックスするから、それを持って、アメリカ税関で、ひたすら謝って通してもらうようにと。現物でなければ駄目かもと。

とりあえずやって見て、駄目なら電話をくれと。 

 少し明かりが見えて不安ながらも税関へ。

 税関で・・・パスポートと用紙を見せ、事情を説明して事務所に行き、説明をするつもりだった。

  なんと税関のおじさん風邪でくしゃみをして、

「何処に住んでいる?」

「何の仕事をしている?」

だけ聞いてパスポートも見ずに通してくれた。

 

一瞬、どうしていいかわからなくなった。「でもとりあえず、ロイヤーのいるアメリカ側に、入ってしまえば。」と車を走らせた。

 

すぐに、路肩に車を止めロイヤー事情を。「このまま帰って良いか」連絡。 ロイヤーは、「とりあえず戻ってきてしまって」と。

 

うれしかった!! 

 

というわけで、事後処理はありますが。一件落着。 

皆 この事を知らずそんなこともあるのですかと。

 

領事館に出向している人も知らなかった。

 

でもその用紙には、ちゃんと持っていけと英語で、2ミリぐらいの文字で、書いてあった。保険の内容のように細かいし、バーコードが付

いていたので、領収書かと思っていた。 

 

 さすが夫、その用紙を保管していた。 

机の何処のどのファイルに入っているか良く解っていた。(もし、現物が必要なら、会社の人にマンションまで取りに行ってもらって、フェデックスで送ってもらう。)

 

 彼の周辺は、会社も自宅もいつ何ときでも誰かに言えばすべてが取り出せるようになっている。

私はこの見事さに感心して、見習おうと今毎日片付けをしています。 

 

あのパスポートの紙切れがこんなにだいじとは・・。知っているようで、知らなかった。

 

 でもあのおじさんが、風邪をひいていなかったら、まだ家にはかえっていなかったかもしれない。何しろこの厳戒態勢のなかだもの。

 

いや、前日の反省会で、我々が「再度来たら、通してあげるように。」との話し合いがあったのかもしれない。

 

事件その2・・すでに報道でご存知かと思いますが。こちらのニュースを送ります。少しやばいかな。 

でも平常心です。

*報道では、 

感染源はどこに? 「パターン違う」と困惑の当局者

30日、 米ニューヨークの病院の女性職員の肺炭疽(たんそ)感染が確認されたことで、炭疽菌事件は新たな展開を示し始めた。

 29日にはニュージャージー州の一般市民の皮膚炭疽感染も判明しており、疾病対策センター(CDC)の担当官は「これまでのパター

ンに当てはまらない」と困惑の表情。

  ニューヨークの女性病院職員の検査結果が出たのが29日午後9時半すぎ。 

ジュリアーニ市長は2時間後に急きょ会見を設定し、翌30日午前にも会見を開くなど、迅速な対応。これまでは時折ユーモアすら交え

ながら、「治療可能だから心配ない」と連呼してきた同市長からも笑みが消えた。

  両州のケースがこれまでと違うのは、被害者がメディアや郵便局関係者ではなく、「郵便物とはっきりした接点がない」(CDC担当官)という点。

 特に肺炭疽は大量の芽胞を吸引しなければ発症せず、CDCは、集配中に汚染郵便物との接触で菌が付着した郵便物に触れても、

発症するのは「ほとんど不可能」(コプラン所長)との見解。 

 ただ、新たな炭疽菌入り郵便物の発見など、決定的な感染源が判明しない限り、郵便局での「二次汚染」への懸念は消えない。一般

家庭に届けられる郵便物に対する不安が再燃する可能性もあり、当局は再び難しい対応を迫られている。   とのこと。

 

炭疽菌事件 (某新聞より改編)

*NYでも女性が肺炭疽陽性反応 ・勤務先の病院閉鎖  (この人が、私たちの住所より100mのところの病院勤務者)

 ・首都などの3郵便局で炭疽菌・フロリダやバージニアへも広がる

・ホワイトハウス郵便職員は全員陰性・炭疽菌事件―報道官

 

<これで、私は、郵便物をビニールの手袋をつけて開けている。>

 

*市民相次ぎ発症、感染源どこに?・新たな展開に困惑の当局者−炭疽菌事件

*炭疽菌対策費、数千億円の可能性も・郵便公社総裁 

 

 まあ 何とか頑張っています。余り恐怖感はありません。大統領の笑みも消えましたが。 

私たちは、普通に暮らしています。愛がまったかな?

 

 くれぐれもお元気で。Yさん海外に出る時、パスポートに気をつけてね。出入国の紙切れを無くさない様に。

 

<後日、Yさんより、厳戒態勢には、国外に出ないほうがいいと言われた。やはり、日本人は、島国で、国境の怖さに慣れていない。> 

 

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